ヘルダイバー2(HELLDIVERS2)のシステム要件
ヘルダイバー2(HELLDIVERS2)のシステム要件について説明します。
システム要件とは
システム要件とは、ゲームを動かすためにPCに求められる条件です。動作環境とも言われます。
"最低"と"推奨"の2つがあり、より快適にプレイするには"推奨"を目安にします。
推奨システム要件の説明
推奨システム要件の内容について簡単に説明します。
現在使用中のPCで動くかどうかの確認方法や、新規にPCを購入する際の選び方などは後述します。
64ビットのプロセッサとオペレーティングシステムが必要です。
32ビットは対応していません。
後述のOSとプロセッサの項目を満たせば問題ありません。
OSはオペレーティングシステムの略です。
PCの基礎となるプログラムです。パーツではありません。
Windows10が対応しています。
MACは対応していません。
プロセッサーはCPUとも呼ばれ、PCの頭脳の役割です。
Intel社のCore i7-9700KかAMD社のRyzen 7 3700Xが推奨です。
メモリー(RAM)は、ゲームをプレイしている間だけ必要になる容量です。
16GBが推奨です。
グラフィックはGPUとも呼ばれ、映像に関する機能のことです。GPUはCPUに内蔵されている場合とグラフィックボードという映像専用パーツに搭載されている場合があります。
NVIDIA社のGeForce RTX 2060かAMD社のRadeon RX 6600XTが推奨です。これらはグラフィックボードです。CPU内蔵GPUでは動きません。
ストレージはSSDやHDDなどのゲームを保存しておく場所です。
ゲームを保存するために100GB以上の空き容量が必要です。
追記事項として、ストレージはHDDではなくSSDが推奨とされています。
所有しているPCのスペックの見方
既にPCを所有している場合、タスクマネージャーでスペックの確認ができます。
スタートボタンを右クリック
→タスクマネージャー
→詳細
→パフォーマンスタブ
でPCのスペックを見ることができます。
CPU、メモリ、GPUを確認します。
所有しているPCのスペックと推奨システム要件の比較
CPU
下の表はCPUの性能の比較一覧表です。主なCPUの性能を数値化して並べています。表の右へ行くほど新しく、下へ行くほど高性能です。
赤色で囲んだi7-9700KとRyzen 7 3700Xが推奨システム要件です。
所有しているPCのCPUがこれより下にあれば推奨システム要件を満たしています。
なお、水色で囲まれた最低システム要件のi5-4790KかRyzen 5 1500Xよりも上にあるCPUではゲームが動かない可能性があります。
前述のタスクマネージャーの例でみると、i7-6700は最低システム要件のi7-4790Kと同等のため、ゲームそのものは動くだろうと判断できます。
グラフィック(GPU)
赤色で囲んだRTX2060が推奨システム要件です。
所有しているPCのGPUがこれより下にあれば推奨システム要件を満たしています。
水色で囲まれた最低システム要件のGTX1050Tiよりも上にあるGPUではゲームが動かない可能性があります。
前述のタスクマネージャーの例でみると、GTX1060/3は推奨システム要件には劣りますが最低システム要件は満たしているため、ゲームそのものは動くけれども、画質設定を上げることはできないだろうと判断できます。
なお、AMD社のRadeonはシェアが少ないため省略しています。
ゲーミングPCを買う場合の候補
ヘルダイバー2のためにPCを買う場合は、推奨システム要件を満たすCPUとGPUを選びます。
i7-9700KとRyzen 7 3700Xを超えるCPUの候補は以下の4つです。
・i5-14400
・i5-13400
・Ryzen 7 5700X
・Ryzen 5 7500F
RTX2060を超えるGPUの候補は以下の2つです。
・RTX4060
・RTX3060/8GB版
なお、ヘルダイバー2のシステム要件には解像度やフレームレートの言及がありません。推奨システム要件がFHD60fpsかFHD144fpsあるいは4K60fpsなのかによってPC選びが変わることがあります。
ヘルダイバー2用PC
PCの比較サイト(ニコニコロニー)ではPC専門店のお買い得PCを一覧表にしています。
ヘルダイバー2の推奨システム要件を満たすPCは15万円前後です。
なお、デスクトップPCの価格は本体のみで周辺機器は含まれません。
モニタの価格はFHD60fps対応で1万円~1.5万円程度、FHD144fpsは1.5万円~、4K60fpsは3万円弱~、4K144fpsは6万円台~です。
ゲーミングキーボード、ゲーミングマウス、ゲーミングヘッドセットなども安価な物から高価な物まで数多くあるため、用途や好みで選ぶことになります。