ゲーミングPCといえばガレリア、ですが・・・
ゲーミングPCといえばガレリアが有名です。
ドスパラというPC専門店のゲーミングPCのことです。
ガレリアにも種類がある
ドスパラのwebサイトでガレリアを検索したところ、215台見つかりました。価格は129,980円から579,980円まで開きがあり、最安値と最高値の差額は42万円です。
「ガレリアがいい」だけではどれを買えばいいのかわかりません。
GALLERIA ZA7C-R37 第12世代Core搭載
一例として、GALLERIA ZA7C-R37 第12世代Core搭載の主要スペックは以下のとおりです。
OS:Windows 10 Home
CPU:Core i7-12700K
GPU:GeForce RTX 3070
RAM:16GB
SSD:1TB NVMe
価格:299,979円
GALLERIA ZA7C-R37T 第12世代Core搭載
一方で、GALLERIA ZA7C-R37T 第12世代Core搭載の主要スペックは以下のとおりです。
OS:Windows 10 Home
CPU:Core i7-12700K
GPU:GeForce RTX 3070Ti
RAM:16GB
SSD:1TB NVMe
価格:299,979円
RTX3070TiはRTX3070の上位モデルですが、価格は同じです。
その性能差は小さいと言われていますが同額ならTiを買う方がお得です。
raytrek ZF 第12世代Core搭載
ドスパラにはゲーミングPCのガレリア以外にクリエイターPCのレイトレックもあります。
raytrek ZF 第12世代Core搭載の主要スペックは以下のとおりです。
OS:Windows 10 Home
CPU:Core i7-12700K
GPU:GeForce RTX 3070
RAM:32GB
SSD:1TB Gen4 NVMe
価格:299,979円
GPUはTiが付かないRTX3070ですがRAMが32GBで、SSDも高速なGen4のNVMeです。更にガレリアでは別売のDVDドライブ、カードリーダー、キーボード、マウスも付属します。
ガレリアが安いわけではない
PCの性能はCPU、GPU、RAMの3要素で決まります。
この3要素が同じならゲーミングPCでもクリエイターPCでも出来ることは同じです。ゲーミングPCは冷却能力が優れていると言われることがありますが、クリエイターPCの冷却能力が劣っているわけではありません。
クリエイターPCの注意事項に「ゲームをしないでください」とは書いてないし、ゲーミングPCでの動画編集を禁止されている訳でもありません。
CPU、GPU、RAMの3要素が用途に見合っていれば、ガレリアにこだわらずレイトレックを選ぶ方がお得ということもあり得ます。
ドスパラが安いわけではない
ゲーミングPCといえばレベルインフィニティも有名です。
レベルインフィニティはパソコン工房というPC専門店のゲーミングPCです。
ケースのロゴはLEVEL∞とiiyamaです(パソコン工房の表示はありません)。
LEVEL-R969-LC127K-UAX
LEVEL-R969-LC127K-UAXの主要スペックは以下のとおりです。
OS:Windows 11 Home
CPU:Core i7-12700K
GPU:GeForce RTX 3070Ti
RAM:16GB
SSD:1TB NVMe
価格:272,980円
ガレリアより4,999円安く、キーボードとマウスも付属しています。
ドスパラとパソコン工房だけではない
PC専門店はドスパラとパソコン工房だけではありません。
ツクモという老舗ショップもあります(九十九電機はヤマダデンキになりました)。
知名度はいま一つですが、G-GEAR(ジーギア)というゲーミングPCブランドを展開しています。
G-GEAR GA7J-H214/ZB
G-GEAR GA7J-H214/ZBの主要スペックは以下のとおりです。
OS:Windows 11 Home
CPU:Core i7-12700KF
GPU:GeForce RTX 3070Ti
RAM:16GB
SSD:1TB NVMe
価格:279,299円
CPUは内蔵GPUがないi7-12700KFですがグラフィックボードがあるのでまず問題ありません。
ガレリアより20,680円安く、DVDドライブも内蔵されています。
ゲーミングPC選びは難しく楽しい
今回はi7-12700Kを基準にしましたが、ゲームをするだけなら末尾にKが付かないi7-12700やi7-12700Fでも構いませんし、価格差によっては先代のi7-11700も候補になります。
GPUもフルHDでゲームをするならRTX3070より格下のRTX3060Tiでも十分で、VRAMが多いRTX3060をあえて選ぶこともあるかもしれません。
CPUもGPUも性能が良い物を欲しくなりますが、まずは用途を明確にすることです。
用途を明確にし、用途に対して必要な性能を見極め、各PC専門店から候補のPCを探し出す作業を繰り返していると相場もわかってきます。
ニコニコロニーではそれら作業の結果を見やすい一覧にしています。
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