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私、小学校の先生になります。

2020年4月。入学式こそ無かったものの、学生証はまだ届いてないものの、無事に大学生になれました。東京学芸大学(以下「学芸大学」と表記)の初等教育課程(以下「A類」と表記)学校心理選修に進学します。

学芸大学のA類に進学するということは、初等教育の教員免許を取得することを意味しています。

私はもともと教育以外には社会学や街づくりに興味があり、所属しているNPO法人SETの中でも、その観点から教育を見つめることが多かったです。正直に言うと、今でもまだ「実際に教員になる道を歩む」ことに完全にはしっくり来ていないです。一応、幼いころから小学校の教員になることを志していたんですけどね。

教師を志すきっかけ

教師を目指すことを決意したきっかけは祖父母と恩師です。

母方の祖父母が小学校の教員をしていて、特に他界した祖父は校長を務めていました。幼稚園に通っていたころから祖父母の家にはよく遊びに行っていて、また小学生になってからは宿題を見てもらったりもしていました。とても尊敬しています。そしてその祖父母が時々、昔の教え子の話を楽しそうに話してくれたその姿がとても好きだったのを覚えています。

また母校の洗足学園小学校では、先生方が生徒一人ひとりに向き合ってくださり、とても楽しい恵まれた生活でした。当時は反発することもありましたが、卒業してからも数えきれないほど恩師のもとへ遊びに行っていることからも、私がどれほど小学校を楽しんでいたかがわかるかと思います。生徒の将来まで見据えたご指導をしてくださった先生方には感謝しかありません。小学4年生のころには既に教師の道を意識していました。

中学・高校は聖光学院に進学しました。この6年間は本当に濃密で貴重な経験をしました。中学3年生の時の担任、高校1年生の時の担任、高校2-3年の時の担任、地理の先生、そして校長先生の「教育者」としての姿に感銘を受け改めて「教師になりたい」と強く感じました。実は前述の5人のうち4人が聖光学院の卒業生で、先輩です。先輩だからこそ、特に生徒や学校への熱い思いや愛を持って指導してくださっていたと思っています。恩師の話はまた後日書きますが、とても尊敬している方々です。

将来的に何をしたいのか

私は小学校の教員を経たうえで政治家になることも視野に入れています。教育の実際の現場を自ら経験することで知り、政策的にもより良い教育を目指したいと考えているからです。

まず教師としては、子ども一人ひとりに向き合い続けることで、本心から「毎日を幸せに暮らす」ことのできる子どもを育てたいと思っています。まったく同じ考え・性格・背景・環境を抱えている子どもは、例え双子であったとしても、存在しません。だからこそマニュアル化された既存の教育制度に縛られずに、柔軟に子どもたちに向き合いたいと考えています。

自我が芽生える前の、か弱く未熟な子どもたちに寄り添い、常に向き合う。例えばイジメなどから被害者は必ず守り、加害者も含めて心のケアをするなど、取り繕われていない子どもの本音を尊重したいです。性別や学力、家の事情や身体的特徴などに関わらず、すべての子どもに愛を持って接します。

そんな教育を受けて育った子どもたちはきっと、個性やアイデンティティを求められるこの多様化した社会でも、強く生き抜いていけるようになるのではないかと思っています。

そして政治家としては、田舎のような「地域で子どもを育む教育」を都会でも成り立つようにしていきたいのです。そう思ったきっかけや実現することで考えられるメリット・デメリットはまた後日書きます。

都会で、特に地元の「横浜」で、地域を巻き込んだ教育を展開することを目指しています。

今現在の生活および今後の予定

今のところ27日までは休校のため、今は幼馴染みの受験勉強のサポートと新学期に向けての外国語の勉強をしています。

志望していた大学に進学することができたので、少しでも早く学友と共に学び、未来の教育について考えたいと、授業開始を楽しみにしています。

また、今後大学などでの学びは定期的にこの『note』に記録していきたいと思っていますので、どうぞ温かく見守ってください。

今後ともよろしくお願いいたします。

東京学芸大学 教育学部 初等教育課程 学校心理選修 西山隼平

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