【最強統率者決定戦】織り手のティムナ&ロフガフフの息子、ログラクフ【EDH】
こんにちは、やしまです。
先日晴れる屋さんで開催されたEDHのイベント『コマンダーサミット』に参加してきました。サブイベの最強統率者決定戦にゆるーく参戦したので、デッキ解説をしつつかるーくレポなど。
意味なし1-2予選落ちなのでざっくり記事
デッキ選択
今回は《織り手のティムナ/Tymna the Weaver》+《ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh》共闘で参加。
今後記事を投稿予定なのですが、ここ最近の神決結果を解析すると以下の傾向が顕著に現れていました。
『青抜きミッドレンジの台頭』
『青入りデッキ減少&環境的逆風』
『白入りデッキが明確に勝ち越し』
ルール的にStax/Controlは使いづらい&玄人向きであり、受けるより押し付ける構築が環境的に追い風だったので『白入り&押し付けデッキ』としてログティムを選択、大会に持ち込みました。
コンセプトは『打ち消しを許すな』『人の打ち消しにフリーライドするデッキを許すな』。
ログティム、青入りミッドレンジ、青抜きミッドレンジorコンボ、残りTurboNaus or Stax/Controlみたいな卓をイメージして構築を開始しました。
調整期間は約1週間、一人回しを100回ほどしてデッキを把握+微調整したものの、当日ギリギリでカードが揃うような厳しい日程だったので対人戦0で参加。
正直ビクビクのコマサミ参加でした。
デッキ構築
ログティム自体はかなり前から目をつけていてある程度の情報は集めていたのですが、組むと決めてから追加で情報収集を実施。
必要なパーツが手元に増えてきた段階で一人回し用プロキシを発行して感触を確かめ、当日の構築に仕上げました。
以下に特徴的な選択部分を列挙します。
土地の増量+色マナの確保
最初期は土地29枚に《魂の洞窟》《宝石の洞窟》《ファイレクシアの塔》《ウルザの物語》《出現領域》と取っていたのですが色事故が多発。
強いハンドをキープするために泣く泣く《出現領域》と呪文数枚を削って《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》や《硫黄泉》《宝石鉱山》を採用し、強い呪文をキープしやすい構築にしました。
ログティムはそれほど構築物トークンを出す余裕がないので《ウルザの物語》と《出現領域》はお好みでチョイスするといいかなと思います。今回はカードパワー優先にしました。
土地31枚は宗教
《二重詠唱の魔道士》《双つ身の炎》《煮えたぎる歌》の採用
あまり好きなコンボではないのですが《むかつき》を経由せずに勝ちを狙える双つ身セットを選択し、2枚目の《ジェスカの意志》として運用できる《煮えたぎる歌》を採用。
これにより若干ではありますが1~2キルの目を増やしました(魔道士or双つ身+ジェスカor歌+チューター+マナ加速で2キルが狙えます)。
ログティムの2キル率は通常20%程度だとおもいますが、これにより3~5%程度上乗せされたような感覚があります。同系に先手後手を捲らせたくない場合の選択肢として念頭に置いておくとよいかなと考えています。
ちなみにこのコンボを同系相手にキープすると除去撃たれてハゲ散らかすので注意。
戦闘後にコンボを狙うことが多く、キル速度は向上しますがこの構築が正しいかは常に頭を悩ませています。枠圧縮できて除去運用もできる《ぶどう弾》も常に考えておく必要がありますね。
無尽クリーチャーの採用
ぎゃすたーさんが統率者レジェンズ2のカードピックアップで挙げていた無尽持ちのクリーチャーに目をつけ、《竜渡り地区の巡回兵》《ジェナシの執行官》を採用。
基本的な運用としては2枚目以降の《忠実な弟子》です。
《竜渡り地区の巡回兵》はW/1/1とあまりにスペックが貧弱なため懐疑的だったのですが、実戦で思った以上にドローを運んできてくれたので選抜枠程度にはなりそう。
1tマナファクト(ソルリン印鑑とか土地ログバネ葉とか)巡回兵から2tティムナで3ドローしたり、ちまちま殴ってると気がついたら5ドロー程度させてくれています。
1マナクリーチャーでこれだけできれば十分でしょう。
《ジェナシの執行官》は1R/1/3とサイズもそこそこかつ、1Rで同名全てに+1/+0の火の息効果持ちと優秀。3/2以上でないとブロックが損になりますがタフネスが低いと火の息で持っていかれるため攻撃はほぼ通ります。
文句なしでスタメン決定。
なにより予選で『なんですかそれ?』と3回言わせたので俺の勝ち。オタクカード気持ちいいね。
一人回しでの感触&キルターン等
しもっち式一人回しルールで100本実施。
簡単な結果と感想だけ記載しておきます。キルターンは《むかつき》《深淵の覗き込み》を打ったターンで判定。
マリガン数:120回/100game
1キル:0回(1回ギャンブル勝ったら1キル成立があったため1%程度と考えていいかもしれません)
2キル:24回
3キル:35回
4キル:30回
組んだばかりの下手くそが回して2キル20%ちょっとなので、手慣れたプレイヤーが回したらもう少し良好な数値が出るのではないでしょうか
あとゆるふわキープお試しキープをしまくっているので、ゴリゴリにマリガンして《むかつき》ハンドを探しまくればもう少し確率は上げられます。
ログティムはリソース回復手段に長けているので平均2マリぐらいはすべき。オムナスの後遺症がでけーんだ。
理想的なハンドは土地土地1tマナファクト+《むかつき》聴牌~一向聴+ティムナカード1枚みたいな感じ
2キルが狙えるハンドならティムナカードはなくてもOKですが、仮想的や実戦の卓で見送る場合もあります。
それではゆるふわ大会レポいってみよう!
ゆるふわ大会レポ
席順と勝敗、結果
Game1:○ログティム→テシャール→シャライ→百合子
Game2:アシャヤ→○ティムクラ→ログティム→マル砕き
Game3:○ティムクラ→マグダ→ナジーラ→ログティム
結果:○✕✕ 1-2予選落ち
Game1
初対人A席やったー!からテシャールシャライ百合子で打ち消しノーケア《むかつき》探しが確定。(テシャールの方は優勝された塾長さんでしょうか)
フリーマリガンで《むかつき》一向聴+《宝石の睡蓮》+《忠実な弟子》が見つかりキープキープキーーーーープ!
このハンドなら白が探してきそうな《耳の痛い静寂》《エーテル宣誓会の法学者》あたりに強いカードへアクセスしつつ、3Tに《むかつき》聴牌は決められそうなイメージ。
1t土地睡蓮からログティム、2t土地から弟子で3ドローしたところ《対称な対応》を引き込む。
D席百合子がタップアウトし妨害置物もないのでむかついたら通って勝ち。
デッキ選択段階での想定がキレイにハマったゲームになりました。《むかつき》しゅごい・・・しゅきぴ・・・
Game2
C席+ティムクラ(たかはcさん)の下家でしんどいなーの気分。ティムクラが前回のコマサミ優勝者なのでこちらを自由にはしてくれないと想定し、ティムナ意識のハンドを探すことに。D席マル砕きは強気なハンドを探してきそうなイメージ。
結果土地土地弱選業火巡回兵クロモみたいなハンドが見つかりニコニコキープ。
1tアシャヤが《アメジストのとげ》、ティムクラ《エスパーの歩哨》で吐血卒倒。ログ虐がすぎる(当たり前体操)。
ドローは《深淵の覗き込み》でパーフェクトハンドだが見なかったフリしてちまちまドロープランに変更。
マルコムを金粉して下家が涙したり、アシャヤが無限マナコンボしようとしたところにパンイチぶつけてアシャヤが蒸発したりでたかはcさん大活躍。優勝者はちげーわ。
アシャヤの場に土地シコシコマンがいる状態でトップから《不気味な雇われ人》を引き、見せながら《弱者選別》を唱えて「な?な?」といって通してもらう。
攻撃を通してドローと宝物を稼ぎつつ土地シコシコマンを焼くとようやくゲームが落ち着き、アメとげを乗り越えられる宝物を稼ぐため機を伺ってターンを回す。
たかはcさんが《むかつき》をポイ投げしてきてマル砕きが《マナ吸収》。ティムクラのハンドは鬼強であると発覚。
まだ宝物が足りないためターンをマル砕きまで回すとティムクラ方面へ《ギタクシア派の調査》。渋い顔。知ってる。
アメとげ割れるカードを期待してPitAすべきだったかなーと思ってたらエンドにティムクラがアメとげをバウンスし、そのままブリーチコンボを決められ敗北。
いやーちゃんともってる!お見事!
強者の地力の高さを見せつけられました
Game3
A席ティムクラ(たかはcさん)。1時間ぶりですね!
B席マグダ(カミムさん)。第一回神決予選5-1の怪物。
C席ナジーラ(ぷっかさん)。前回神決前の横浜調整会でご一緒した方。あの日あの場所にいた奴つえーのしかおらんかってん!
D席ワイ、虚無。
どこの居酒屋で飲んで帰るかでも調べとくかな~(白目)
A席ティムクラは地の利を活かして早い攻めの手を探してきそう。C席ナジーラはそれを踏まえて受け1~2枚の手札を求める形か
D席ログティムとしてはBのマグダに自由にさせてはならず、それに準じたマリガンが必要。要は除去。
結果、ラガバンソルリンREB教示者みたいなハンドでキープ。ティムナ主体で動き、ティムクラが走ったのをナジーラが止める展開を期待して4キル狙い。どこかで除去を引き込みたい。
1tティムクラがファクト展開、BCは穏やかな立ち上がりからこちらは想定通りラガバンエンド。
2tも穏やかな展開(だった気がする)、確かマグダが一向聴ぐらいに見えた覚え。ソルリン出してラガバンでティムクラパンチ。直観捲れてプレイし《致命的なはしゃぎ回り》を選ばせる。
そこそこいい感じかなとのほほんエンドしたらティムクラが《神秘の教示者》でやっば!
即座にマグダから『むかつき持ってくるならソルリン割るよ』コール。悩んで《暗黒の儀式》回収。
ターン渡ってティムクラの手番。儀式から《深淵の覗き込み》!全部もってるやん!!!
無事(?)《深淵の覗き込み》が解決し、山札の枚数を確認しているとおもむろに
スタッフ『卓の写真撮らせてもらってもいいですか~?』
BCD『いま覗き込み通った卓ですけどいいんですか!?』
無事醜態を晒され、ブリーチには手札のREBが腐り散らかし、ライブラリーがひっくり返って信託者で負け。
同じ人に2度行かれるのきち~~~~~~~~~~~
後語り
ということでログティム初陣は1-2という残念な形になってしまいました。今回1-2SE進出多かったけど初戦○じゃ厳しいですね
とはいえGame1とGame3は想定に近い組み合わせだったので、デッキ選択の理論は間違っていなかったかなと。
強いていうならGame2で仕掛けるべきだった。完走できるかかなり怪しいですけど抱え落ちよりは・・・ね?
Game3後にフリプして強者にご指導ご鞭撻頂きましたが、3戦して1回はしっかり沈黙むかつき決められたし、1回はマグダのリーチを『ひえ~~~~』っていいながら3人全力で妨害したりと楽しくお相手させてもらいました。
またこのクソザコナメクジと遊んでやってください!
次は神決(日程出てなかったかな?)になるとおもいますが、そこまでにはしっかり対人の経験積んで、調整を済ませて挑みたいとおもいます。
最大勢力のティムクラに弱い疑惑が発生したので、ちょっとチューニングも考え直さなきゃですね
それではまた次回。
むかつきはよ禁止しろ(褒め言葉)
謝辞
大会の前にデュアランを貸してくださった『まるまる新聞@統計EDH@週休八日希望(@marumarushinboon)』様、その節は大変有難うございました。
またの機会がございましたらお次は白枠デュアランをお貸し頂けますと幸いです。 敬具