技能五輪西洋料理職種 器材一覧について考察する
■はじめに
それでは今回は技能五輪西洋料理職種の機材一覧表について考察していきましょう。その前に本日2019年8月22日早朝に速報で入ってきました結果では、2023年の技能五輪国際大会開催地がフランスリヨンに決定になっています。国内から愛知県が立候補していましたが残念ながら落選した模様です。正式な発表はおそらく愛知県からあると思いますが、どちらにしても2年に1回開催されますので、ヤングシェフは、是非国際大会入賞を目指してください。
■器材一覧表について
ルールブックの11ページに機材一覧表が記されています。12ページと13ページにはその機材の写真がありナンバリングされていますので、非常にわかりやすいルールブックになっています。
まずは11ページを見て特筆すべき点を記します。2番のカップですがこれが10個あります。小さめのボールですが非常に便利です。1番の丸皿についても同様です非常に便利ではないでしょうか? 17番のボウルですが、従来なら組み合わせになっていたのが、今回は同一サイズ24㎝の3個になっています。作業をする上で特に問題はありませんが、練習段階から機材一覧表と全く同じものを準備してトレーニングすることをお勧めします。
30番の調理台についてよく考えていきましょう。作業台の平面は90㎝×105㎝ です。さほど広くはありませんので、四つある引き出しや棚などを上手に利用する必要があります。準備されている機材もたくさんありますので、作業台の上が散らかって見えないように、引き出しなどを使って上手に収納をしてください。
■共通使用器材について
14ページを見ると共通使用機材の一覧が記されています。一覧の左側は、各選手個人に提供される器具の一覧になります。ここにもプリンカップが20個用意されますので、計量や保存についてはとても有効に使えるものです。特筆すべきはペーパータオルとキムタオルです。布製のタオルが使えませんのでこういったペーパータオルを有効に使う必要があります。
■まとめ
いかがでしたか?次回は共通使用機材の一覧と、持参できる器具などを集中的に考察していきます。レシピを作成する時は、こういった機材できっちりと作成できるか検証していく必要があります。