失敗したからこそ見えた、リーダーとしての気付き。
こんにちは!廣田七海です。
本日、守山キャリアチャレンジの成果報告会がありました。(守山キャリアチャレンジについて→https://impactlab.jp/moriyama-cc)
今回は、いつも共に大会に出場しているGENIEのメンバーとはバラバラになり、私はチームハレルヤのリーダーとして挑みました。
結果としては、何の賞も得ることが出来なかったです。
プレゼンが終わった後は、悔しくて悔しくて、、。でも、それ以上のものを見つけることができたと思っています!
本題に入る前に、まずは、この大会に一言。
とにかく、約2ヶ月間しんどかった!!笑
悩みに悩んだ2ヶ月間でした。
守山市長さんの前で「守山は世代を超えた交流が足りない!だから魅力が伝わってないんだ!」と発言してしまった最初の交流会。滋賀大学の教授さんに、少し褒めてもらえた中間報告会1。初めてあんなに厳しい意見を受けた中間報告会2。上場企業の社長さんから「選択と集中」という言葉を受けた中間報告会3。そして、最後に今日の成果報告会。
今日ここに来るまで、沢山の悩みと辛さがありました。また、私はリーダーとして多くの失敗をしました。
今日はこの経験を通しての、私の成長、そして想いを届けられたらと思っています。
では本題に入ります!
〜リーダーに必要な要素〜
1つ目:メンバーの素質をちゃんと知る
私は、今回が初めてのリーダー経験でした。チーム内で、大会経験があるのは自分くらいで、「とにかく皆んなを引っ張っていかなくちゃ!」「私が頑張らなくちゃ!」と意気込んでいました。
でも、この想いが仇となりました。私だけが突っ走って、メンバーの魅力を最大限に引き出してあげられなかったんです。もしかしたら、原稿作りが得意だったかもしれない、マネタイズ・試算作りが好きだったかもしれない。あるいは、原稿を覚えるのが苦手だったかもしれない。
色んな素質を見抜いてあげられなかった、これが私の反省の一つです。
自分が頑張らないと、と責任を感じるばかりで、いつの間にか殆どの作業を自分だけでしていました。
メンバーとちゃんと話し合って、お互いの得意不得意を知り、尊敬し合えるところを見つける。そして、一人一人の強みを組み合わせる。これがリーダーに必要な要素だと感じました。
2つ目:ブレない気持ち
この守山キャリアチャレンジで、私が出したアイデアの数は幾つだと思いますか。
答えは、、、4つです。
中間報告会で鋭い指摘を受ける度、「このアイデアの根本を変えなきゃダメだ」と思い、コロコロ案を変えました。
カフェ、植物栽培、CSR代行サービス、そして世代交流サービスアプリ。
全て「世代を超えた繋がりを届けたい」「高校生の声を社会に反映させたい」という根本は変わっていませんが、手段は全然違います。
このように、私はリーダーとして軸を見失っていました。他の人に左右されない気持ち!
これは17歳の未熟な私が述べるのも変かもしれませんが、「ブレない芯を持つ」これは、人生においても大事なことなのかな、と。
「私が本当にしたかったことは何か?」とにかく色んなことに挑戦したい!だけじゃなく、「何のためにその目標を追い求めているのか?」
私には今、軸がない。この大会を通して、それに気付きました。今年は高校3年生になります。自分の軸を見つけ、今後リーダーをすることになった時も、ブレない心を持って挑みたいです。
3つ目:相手の立場になって考える
コロコロ案を変えてしまったこともあり、原稿なしが条件の大会で、原稿が出来上がったのは、本番の1日前。初めてこのような大会に参加したメンバーがいたのに、酷いことをしてしまったと思いました。
案の定、本番前になるとメンバーは緊張で原稿を忘れてしまい、私が本番3分前に一部を代わりに発表することになりました。
その子の発表する部分を私が言った事が、その子のためになったのか、ならなかったのか、少しモヤモヤしています。
大会が終わってから思うことですが、大会に慣れていないメンバーにそんな急に原稿を提示しても、そりゃ焦る!!つまり、相手の気持ちになって物事を考えることが疎かになっていました。
以上が今回の私の反省です。
私は、守山キャリアチャレンジが今までで1番大変な大会だったと感じています。メンターの岸本さんの前で泣いてしまったり、棄権しようかと悩んだり、本当に大変でした。
でも、2021年の抱負で「逃げない自分でいる」と決めました。だから、逃げなかった。
結果、賞は何も貰えなかったし、煮詰まった案を出せたわけではないです。またプレゼンも勢いが足りなかった、、
でも、私はリーダーに必要な素質、そしてチームの潜在能力を学ぶことが出来ました。
沢山の人に迷惑をかけてしまった本大会でしたが、最後までやり切ったこと。ちゃんとチーム皆んなに「ありがとう」と伝えられたこと。お互いの存在を改めて大切だと認識できたこと。全てのことに感謝したいです。
そして、私はあまり自分を褒めたことがないのですが、今回はお疲れ様と褒めてあげようと思います(笑)
リーダーとして失敗してしまったことも事実。でもこうして、失敗したからこそ、見えた新しい発見が、いつかの私を強くすることを願っています。
今回も長い文章を読んで頂いてありがとうございました。
この文章が誰かの勇気になりますように。
廣田七海