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タクシーの怪談について

金曜日の深夜に京都市内某所からタクシーに乗ろうとしたのですが、ぜんぜん流しが来ない。タクシー会社に配車の電話をするも「出払ってるので予約は受け付けていない」とのこと。
途方に暮れてたのですが20分ほどで流しキター!
誰にも渡さないぞ、父兄参観日で張り切る小学生のごとく勢いよく挙手、停車、乗車。
運転手さんいわく「最近はタクシー運転手もしっかり休みを取るようになった」とのこと。

タクシー運転手業界の怪談話を聞いていたのですが、「バブルの頃は24時間とか36時間ぶっ続けで働いてたので、意識が朦朧として電柱が人に見えるし白いものは女に見える」というのがホントのところだそうです。

ところで女の幽霊はなぜ白いワンピースなんでしょう。白って恐怖感を煽る色なのでしょうか。
確かに、メタリカとかガンズのバンドTシャツを着てたらそっちに目がいってしまって怖がるのを忘れて、オッ!ゴリゴリのロック好きじゃん!ってなりそうですものね。

働き方改革の浸透で、新しい怪談や都市伝説が生まれないとしたら合理的すぎるかな。
明日から48時間働いて、オアシスのバンドTシャツを着て右手にロンドン行きの航空券、左手にネブワースライブのチケットを持った幽霊に遭遇して抱きしめようと思います。

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