なぜ日本経済だけが成長できない?【最近気になる事 #1】
日経テレ東大学 Youtube
クリエイティブ政策談義
【成田悠輔vs自民・維新の会】ウソつき経済学者は◯◯【日本の成長阻害する要因とは?】
を見ながら,気になった議論と
それについて私が思うことを書くってやつです.
ゲスト
小倉 將信 衆議院議員自民党青年局長
小野 泰輔 維新の会・衆議院議員
成田 悠輔 イェール大学助教授 半熟仮想(株)代表 経済学者
論点
なぜ日本経済だけが成長できない?
株は上がっているが収入は上がらない
小野 泰輔
・一億総企業病
・新たな需要創造等の欠如
成田 悠輔
・わからん
小倉 將信
・企業経営の改革
・規制の改革?
一億総企業病とは?
企業にしても中央省庁にしても大企業化して
新しいことに挑戦するマインドが失われている
高度成長期時代の成長モデルを変えられないような
組織的な融通が利かなくて 動きにくい構造がある
「高度成長期」モデルを中々変えられない
環境変化に対応してどういう経済を作っていくのかを構築しないと
成立しない しかし昔は テレビ, 冷蔵庫, 洗濯機, 車 欲しいものが
たくさんあって 作れば売れた
我々が苦労しているような問題なく成長できた時代だっと思う
競争環境も難しくなっている
新たな需要策を作っていく事が大切
成熟した社会において 需要を掘り起こしせるのかという観点から政策
を掲げて, そこに大胆に突っ込むべきお金があれば突っ込んでいく事をやっていくべき
・観光需要
・高速道路定額化
・国内需要を産む
・訪問介護ステーション
・農地の集積
地理情報システム(GIS)
企業経営の改革
良い商品を日本国内で売ろうとしてしまっているが
これを世界マーケット基準にしたい
(アメリカの高齢者って多いの?どまんな問題がある?)
その為に きちんとした人材育成が必要
しかし 従業員が今の社会に合っていないと言いながら
人材投資にお金を使っていない
それをどう変えるか それには世代交代?
世代交代が大事
日本の企業は同質性が高い
企業の経営者の若返りをはかるような
ガバナンス改革をやっていかないと 経済は変わらない
それで言うと政治もかわらないのでは?
一つはデジタルですかね
分からないから任せる (ようなレイヤーが作れそう….)
新たなビジネスがやりにくい日本
規制が掛かる問題 (UberEatsは出来るのにUberは出来ない….)
業界団体が強い それって誰?
タクシーの相乗り等
どういった規制を変えると経済が回ると考えられますか?
いくつかあるが
交通 教育 医療
あとは その会社がどういう会社なのか それが決まると
その会社が出来る業務が決まる
証券と保険と銀行業務 のようにやろうと思えば
デジタルの技術で出来るのに
これまでの法規制だとそれぞれの業務の登録を求めてきた
業法ごとに決まっていて 横串でやれないのが
我が国にはたくさんあって そういったものを取っ払っていく
規制を変えられると困る派の存在はどう考える?
グローバルな視点がないことが問題
ベンチャーに自由にビジネスさせて大企業が
オープンイノベーションでM&Aで買収すれば良い
そこに新陳代謝が生まれるのではないか
大企業は「自前主義」を脱却すべき
日本において ベンチャー企業どんどん出てくるけど
上場する事の方が多い
大企業に買われて さらにサービスが
加速することが 日本では少ない
上場ゴールを見直していかないと 日本のベンチャーが
海外のように大企業へと成長していくことが出来ない
経済学者・成田悠輔「わからん」
日本経済だけがなぜ成長できなかったのかって問いを立ててしまうと解決出来なくなってしまうのでは?
こうすればよかったって話になってしまう。
コロナが風邪だと言ってる人と同じ
世の中の複雑さに目を向ける 答えがあってこれがダメでしたって解は無い
それに対してこれが原因だは嘘
現状は節々が傷んでる、これが原因ですみたいなものはない
いろんなものが老朽化していて性能が落ちてる
人
物
アイデア
を組み合わせてアウトプットを作り出すのが経済だとすると
事実として働いている時間も減っている
人口の総量も減っている
そもそも労働生産性が低い
経済が節々に老朽化
一つのイノベーションや規制改革で変えられるような
性質の問題ではない
経団連も自民党も芸能界も
高齢化していて
活舌もわるく 最低限のコミュニケーションも取れないような
そんな人達が国のトップにいて
それをみんな当たり前に思っていて
反乱も革命も起こす気もなくなっている
そりゃそんな社会では新しい産業が生まれたり
急成長も始まりはしないよな って話なのでは?
先進国全体が抱えている問題
国全体の経済は徐々に縮んでいく方向にいって
一人当たりの豊かさを どう横ばいで維持できるか
いずれ人類が直面する問題に少し早く当たったでけで
運が悪かった話なんじゃないかな
経済の老朽化… 自民党・小倉將信
外部規律が働けば どんなに自分は居残りたいって
言ってもその企業の社長は社長職続けることは出来ない
外部のプレッシャーで企業も政治も行政も変えていくという事をしなければいけない
選挙で変わらないよね…
政治もそうだし企業でも若手社員が行動を起こしても
人口バリューが多きほうに抑えられたらものが前に進まない
とも思うし
行動を起こしても世代のことが解消されても
日本に明るい材料がないから
この先も成長しない日本を享受するだけだと もどかしい
失敗してもチャレンジをしている過程が
幸せを感じられる瞬間なんだと思う
何かアクションを起こすには?
団塊の世代という独自の時期とデジタル化の波のタイミングが合わさっていて
今, 日本をある程度コントロールしている人達はデジタルについていけない
そこに対して 次の世代に任せられる状況を作る
今までとは違う発想で構築していく
限られた人数で限られた財源でやらなきゃしけないなら
ひとりあたりの生産性を高めないといけないしQOLも上げないといけない
自分の住まい方・働き方・ビジネスのやり方に対して高度成長期時代と違う
考え方で構築していく事が必要
昔の価値観に照らし合わせながら ここから先を
ずっと見ていくと 暗くなる一方なんだけど
「生き方」とか「楽しさ」とか
新しい提案をすることで変わるんじゃないかな
政治・政策が唯一の希望
産業界とか, 芸能界とか, 価値観どうこうって語ることはできるが,
大量の人達とか組織があって そこにカオスがあるが それに比べると
政治とか政策って 特定の組織とか特定の人が
はっきりとした意思決定権をもっているような問題で
それが大きな影響を与え 下手をこくと国を
転覆させるような可能性がある 数少ない領域だと思う
そう考えると
日本がダメいなってしまった仮説の内の1つが
の政治的・外交的な敗北が原因なのでは?という説がある
①プラザ合意で円高に合意してしまって それによって製造業が痛み
逆に円高により海外の資産が買いやすくなり その結果,
物をちゃんと作ったり, 売ったりする代わりに
資産を買っておくインセンティブが働くから
無理矢理海外に出て行って マンハッタンのビルを買って
含み損を抱え バブル崩壊でに売ることになった
②ITやWeb産業が勃興した時に もう一度下手をこいた って説があって
新しい産業が生まれてきてその産業に乗っかってる如何わしい人達
が出てきたときに その人達を逮捕してしまった
③ITプラットフォーマーとの外交の下手をこいた説
アメリカ初のプラットフォーマー達が日本に来るときに三顧の礼で
迎え いろんな特権を与えて日本の企業が到底戦えないような
条件を作り出してしまった
というような政治的・外交的な敗北が大きかった説があるのではないか
政治的・外交的な敗北が原因?
その時その時の最適解をもとめて政治決断をしてたはず なんだけど,
振り返ってみると 日本にとって望ましくない方向に行ってしまっている
という事は事実としてある
そういうことは自民党の議員達の間で共有されてるんですか?
例えば ホリエモンは逮捕するべきじゃなかったよね とか
中国や韓国のように国内のIT産業の保護政策的なことを
してけば良かった 的な反省, 後悔はあるんですか?
どこまで自民党の共通認識かどうかは別として
我が国の産業政策の失敗って
過当競争に どの分野も陥ってしまって
それぞれの企業がボリュームある設備投資をしっかりできなかった
という事があると思う
ex) 日の丸半導体
ほどほど左様に 日本企業は 競争=善 に囚われすぎて
日本企業として世界に太刀打ちできるような 企業を生み出し
しっかり設備投資させるような意識が欠落していたところはある
IT産業でそうして遅れをとったのか という問題に対して
産業政策の見直し を考えていかないといけないと思う
日本の場合は国内しか見ていない 企業数も多い
だから設備投資をケチって 経費を削って利益を出す
結果として 世界に勝て製品を生み出せなくなっているという
悪循環が続いてきた それを逆に考え
きちんと世界に誇れるような企業を みんなで育てて
その企業はしっかり設備投資をして世界シェアを獲得していく
そういう流れに これから変えていかなきゃいけないと意識を
もっている人はいると思う
でも世界で戦える企業を作るのって,
(閉塞的な日本の中では)規則で縛ってる中では(新しい産業が)
生まれない けど 生み出さないと 日本の経済が立ち直らないんだとしたら
何かしらで国がバックアップしてあげないといけないと思うが
そのバックアップの下地が出来ている世代と 出来ていない世代が
あると思っていて 今現状は出来ていない世代が力を持ってるんだとしたら
そのバックアップの力は働かないんじゃないか?
企業をバックアップする為の制度は?
デジタル臨時行政調査会の事務局を発足
企業あるいは経済にとって邪魔するような規制は無くす方向で検討しましょうという取り組みもある
かつてより政治のサポートがある
デジタル庁オフィス 民間からも多くの人が参加している
そういうのが当たり前になると 行政も変わり
行政も考え方が変わると この国の仕組みも変わって
チャレンジする人を応援してあげられるような
世の中になるんじゃないかなと思う
でもそのスピード感は遅いと思う
ex) マイナンバーカードの普及
デジタル化ってのは本当は強制的にやらないと
そのシステムを使う人がすべて揃わないと全く意味をなさない
今みたいに半分もいっていない状況だと デジタル化の方に
業務を移し替えたところでそれでサービス出来ない人が
半分以上残っているので 意味がない
このようなスピードを見ても やっぱり政治の責任でやるべきだと思う
日本の政治の中では それを言い切らない それをやると
選挙負けるんじゃないかと 恐れてる所があると思う
デジタルやらないとしょうがないってことがわかったんだから
それを進める政治家の覚悟が必要だと思う
結論を140文字でまとめよう
ローンを組んで住宅を持とう は無理ゲー
新築至上主義の価値観を変えよう
住宅価格が下がる国は少ない
一回買ったら そこに住み続けるっていう価値観を
変えて今までの価値観を捨て去ろうよって言えば
そこに新たなニーズが生まれてくる
今まで通りの事が行えない国になっている 後はそこの価値観を
変えたとして どうしたら経済が上向くか
「世代」に何か解決策があると良いのかなと思う
旧世代の成長していた時代の価値観の転換をどうするか
どうしたら上の世代の人達に
若者が任せてもらえるようになるのか?
おじさん世代と同じ土俵で勝負せずに 新しい土俵で
勝負していけば 世の中 変わるんじゃないかと思う
やっぱり. 老人に切腹を迫るっていうのが本当に大事だと思っている
最後に
上までが動画のまとめです.
長くなりすぎたので続きは次に書きまーす.
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