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愛犬・外飼いトイプードルの思い出30

梅雨入りの ニュースを聞いて思い出す 雨が降ったら散歩は休み

なんだけど、途中で雨が降ってきた時は、しょうがない。ただひたすら、家路を急ぐ。一度、家に帰り着いた直後に土砂降りの雨になったことがある。間一髪だったのは、途中で散歩犬たちの会合に参加しなかったから。

散歩の後半からポツポツ雨が降り始めていたけれど、突然、大雨になるような感じではなかった。天気予報でも雨が降るとは言っていなかったし。だからほかの犬たちは、いつものように集っていたのだ。でもアンフレンドリーなうちの愛犬は、その輪を見向きもせず素通り。まぁ。いつものことなんだけど。

ところがそれから10分もしないうちに、突然、バケツをひっくり返したような雨が降ってきた。家の門をくぐって、庭に回り、犬小屋の前にたどり着いた瞬間だった。正に間一髪!あの時だけは、社交的でない愛犬に心の中で感謝した。それとも、外飼いだけに雨の匂いか何かを察知していたのだろうか?

翌日、顔見知りの飼い主さんと会うたびに雨に降られた話を聞かされた。もうずぶ濡れになって大変だったと。犬を乾かすのも一苦労だったと。そうだろう、あの雨だもの、走ったくらいじゃどうにもならなかっただろうな。

愛犬は 犬小屋の中で 雨音を聞き


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