[詩]私の名前は紙飛行機
私の名前は紙飛行機。
エンジンも丈夫な羽もありません。
でも軽いから風に乗ることができます。
私の名前は竹とんぼ。
他のとんぼみたく続けて飛ぶことはできません。
でも何度でも飛び立つことができます。
私の名前は折りづる。
身体は脆く、邪魔になるかもしれません。
でも想いを届けることができます。
私の名前は紙ふうせん。
すぐに割れ、捨てられてしまうかもしれません。
でも一瞬みんなの笑顔を見ることができます。
私たちはみんなの記憶に残らないかもしれません。
でもみんなの思い出を彩ることができます。