限定醸造の味噌を出しながら考えたことの話。
今日は定休日。
お店を自由に使って作業できるので、今年の限定醸造のお味噌を袋詰め。
明日から、店頭で販売開始します!
(内緒でさらっというけど、実はオンラインショップでもう今日出しちゃったw明日やろうと思うと忘れちゃうので、シレッとカートオープンしてますww内緒にしといて)
限定醸造品とは?
仕込み量が少ないこと。
それから、大豆を脱皮してから仕込むので手がかかるので、追加仕込みはせず、あるだけの限定品。
本当のことを言うと、毎年あるお味噌の品評会に出品するために仕込む、渾身の味噌なのです。
今年は、コロナの影響で、その品評会も開催中止になることは仕込む前から分かっていたのですが、毎年の行事の一つになっているのと、技術向上のために今年も仕込みました。(夫が。)
わたしも大豆を洗うのは手伝いました!笑
この辺りのお味噌としては、麹歩合が高めで、艶と照り、それから香りが抜群。
袋詰めしている最中もお腹が鳴ること鳴ること。
このお味噌がついた手袋で新米を握って食べたら最高!
これは、製造者だけの特権。こう言うとき、つくづく、嫁に来てよかったなぁ〜!と思ってしまう。
さて、そんな限定醸造。
今年は、ちょっとしたギフト商品も作ろうと思ってます。
こんな感じで、さらにラッピングしたら、手土産としてちょうど良いんじゃないかな?と。
何より、この味噌は、自信作なので、贈り物にピッタリなはず。
そして、なによりたくさんの方に食べていただきたい!!
ギフトって、紙箱に入れると、その箱はすぐに廃棄されてしまいがちですよね。
それってどうなのかなぁ?と常々思っていて。
こんだけシンプルなスチール缶なら、何か別の用途に使いやすいんじゃないかな?と思って、缶を選んでいます。
そのまま、お味噌は入れられないけれど、他のものを入れてもよし。
クッキー缶にして、他の誰かにあげてもよし。
自由に使っていただけたら嬉しいです。
美味しいなと思ったら、他の人に勧めたくなりますよね。
その位置にいる味噌なので、たくさんの方に味わっていただきたいなと思います。
それから、お味噌に関わる便利グッズや、保存容器も入荷しました。
燕三条で作られているこんなのとか。(味噌マドラー)
大好きな野田琺瑯のこんなの。取手付きストッカーも。
それから、こんなのも入荷しました。
甘酒作りが一番簡単にできる文明の利器、ヨーグルトメーカー!!これは今のところごく少量しか入荷していませんが、ご希望があれば是非!
どれも自分が実際に使っている物です。
うちのお店は、カフェがメインというより、商品がメイン。
一番の主役は『麹』です。
入り口は甘酒カフェとして、おおきく開いて、
そこからうちを知ってください…というお客様にも、麹ライフを楽しんでもらえるようなお店づくりをしていきたいな。
そんなわけで、味噌の香りに包まれながら、そんなことを思ったのでした。