![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56350262/rectangle_large_type_2_2bf948b11cdd69bcb6be40d6f3a73039.jpeg?width=1200)
開店1周年を前に思うこと。
どうも、麹屋嫁で、24koujiya代表のにしますです。
最近、地元では『まっさん』と呼ばれることが多くなり、ますます逞しさに拍車がかかっています。
さて、明日でお店をオープンして一年が経ちます。
あっという間の1周年。
去年、開店直前に書いた記事がちょうど出て来たので、ちょっと振り返りをしたいなと思います。
どうぞ、お付き合いのほど、よろしくお願いします!
まずは、一年前の記事をどうぞ。
いやぁ〜、いつになっても、自分で書いた文章を読んでもらうことに恐怖しかない。
今、こうして書いているものも、自分で消そうとするか、何か問題が起きて消えるかしないと、結構長く残ってしまうのがネットの世界。
後々まで残ると思うと、『しっかりやらねば!』とは思うものの、まぁ、、、多分わたしには難しいので、変わらずゆるゆるやるしかありません。。。
*
さて、振り返り。
『一年前に書いたことができているか。』と言うことだけに焦点を当てたいと思います。
その① (有)西麹屋本舗の手作り麹、味噌、甘酒、しょうゆ豆が購入できます!
これは、自信持って出来てる!
今でも、オープン前と変わらず、手作りで米麹を作り続け、加工し、売り続けています。
うちの店にとってここが一番大事なところ。
ここが無くなったら、このお店の意味が無くなるほど重要な部分です。
そもそも『どうしてもお店がやりたい!』という強い気持ちがあった訳でもなく、
売るべき商品があるから。
知って欲しい家業があるから。
伝えたい文化があるから。
手段として、お店を開いたわけで。
家業が続いているからこそ運営出来るお店です。
この想いは、この一年全く変わりないし、この先もきっと変わることはないはず。
(ただね、仕事の時間が倍増してるのは否めない。
朝から工場で作業して、そのままお店の営業。
営業しながら、商品の袋詰めしつつ、発送準備。
事務処理や、発注作業はその合間でなんとかこなしてる感じ。
毎日気張って書いていたこのnoteもこんな感じのスローペースになってしまうのです…笑)
その② カフェスペースで、ドリンクを飲みながらのんびり。
これは、残念ながらあまり実現せず。
オープンが2020年の7月で、ガッツリコロナと共生しています。
それでも、最初の方は喫茶スペースも少し広めに取ってたつもりだけれど、今現在は、基本的にテイクアウト中心で対応しています。
これに関しては、結果的にテイクアウトを中心にしてよかったと思います。
駐車場が3台分しかないのもあって、数名で長時間お店に滞在してもらうより、お家で使える発酵調味料を購入がてら、帰りの車で飲みながら帰るお客様が多くなっています。
お互いに譲り合ってくださるお客様のお陰で、混み合って入店出来ないなんて事もないし、ウチのお店にはこのスタイルがしっくりきている気がします。
一つ残念なことがあるとすれば、開店に合わせて用意した前田一郎さんのグラス。
大事に使っていたのに、なかなか利用してもらえる機会が少なくなってしまったこと。
これはとても寂しい。
世の中が落ち着いたり、お店の運営にも慣れてきたら、カフェ営業や、夜カフェ?の方にも力が入れられるかな?(今はとにかく、製造と販売だけで手一杯🥲現実には遠い未来の話です。)
その③味噌・しょうゆ麹・しお麹仕込みなど各種ワークショップ開催
こちらも結論から言うと、出来ずじまい。
広くないお店で数名に集まってもらうことが憚られ、
集まってワークショップというものは企画できませんでした。
が、来月場所を移して、腸活スペシャルヨーグルトを提供するイベントを共同開催します!
ありがたいことに、こんな風にコラボ企画は少しずつ増えていますし、
セミナーや、女性向けの講座にもお声がけいただく事があり、こちらも少しずつ挑戦してみたいと思っています。
何事も挑戦だっ!!笑
その④
発酵食の情報収集、情報交換。
これは日々の営業でまさにやっていることでもあります。
お客様同士の情報交換はもちろん、私たちもたくさん勉強させていただいています!
この一年で、お客様からヒントをいただいたり、要望いただいて商品化したものが何点かありますし、これから商品化しようとしているものも。
結局、私たちはお店という場を提供しているだけで、興味のあるお客様同士で繋がったり、紹介しあったりしながら、
結果的に、こうじに親しむ方がじわりと増えていることを改めて感じています。
1年前には醤油こうじを知らなかった方が、
醤油こうじの存在を知って、使って。
日常的に使うようになったことで、自身で仕込むようになっているなんて、本当にすごいこと!
このお店をやっていてよかった!と思える瞬間です。
そして、最後の一文。
新しいお店を通してやりたいこと
目的はただ一つ。地域の麹屋を守りたい 。ただ、これだけです。
家を守りたいというよりは、日本の食の根幹にある『麹の文化』を、私たちの子供や、孫の代まで大事に繋いでいきたい。
昔の様に、麹が身近になり、たくさんの家庭で、味噌仕込みや醤油麹、塩麹などの仕込みも、家族みんなでわいわい作れる世の中になってほしい。
そのための場になりたいと思っています。
これは、きっと来年も、再来年も変わらないんだろうな。
そんなふうに思う、1周年前夜なのでありました。ちゃんちゃん。
いいなと思ったら応援しよう!
![にします@こうじやの嫁](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/35424494/profile_b7f0de60c160ecf17126035699212f66.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)