ナガノ良いとこ、一度はおいで。
前回に引き続き、長野の観光情報にはあまり載ってないであろう、コアな楽しみ方をただただ書くだけの記事です。
長野県民対象の、宿泊割を使って地元を旅した話はこちら。
さてさて、早速参りましょう。
旅の思い出ポイント⑥
スヤ亀の甘酒フロート
地元でも、観光の方にもおなじみ同業の『スヤ亀』さん。
善光寺仲見世通りにある、善光寺店では、今の時期『甘酒フロート』なるものが食べられます。
冷たい甘酒の上に、甘酒ソフトクリームがのり、おこげがトッピングされた新しいスウィーツ。
たっぷりの甘酒ですが、甘すぎないのでぺろりと食べられちゃいました。
こう暑いと冷たい甘酒って本当美味しい!
ソフトクリームも一緒だとなおのこと。
この時期だけだと思うので、気になる方はお早めに。
旅の思い出ポイント⑦
城山公園の噴水広場。
純粋に観光を楽しむとなると、子供たちにはつまらなく感じることも多いのは百も承知。
『もう帰りた〜い!』『つまんなぁ〜い!』と言う言葉を、今までの旅行で、何度聞いた事でしょう。
しかし今回、その言葉は封印してもらいます…。
今回の旅行は、子供たちの『楽しい!』をたくさん引き出したいと言う裏目的もあったので、普段の旅行ではなかなか組み込みづらい『水遊び』もやることにしていました。
プールではなくて、水遊びです。
本気で遊んでもらうために、濡れても良い服…ではなく、水着を持参で噴水へGO!!
むしろ、朝から洋服の下に水着を着用して準備万端の娘たち…。気合が違います。
腹ごしらえに、善光寺仲店で買ったおやきをちょっとつまんだら、解放ーっ!!
よしっ、行ってこーい!!!
ここの噴水は、6分水が出て、6分止まるというサイクルなんだそう。
この休憩タイムが何分かわかっているのもありがたいポイント。子供が夢中になりすぎると、なかなか帰れなくなるので、出なくなる時間がわかると誘導しやすいw
噴水の出る時間は、
日曜~木曜 9:00~17:00
金曜・土曜 9:00~20:00(ライトアップ18:00~)
なので、夜のライトアップ時には大人もまったり楽しめるのでは?
旅の思い出ポイント⑧
長野のソウルフード、『おやき』
子供がバシャバシャと楽しんでいる姿を見ながら、親はのんびり『おやき』を堪能します。
子供たちは休憩のたびに、つまみに戻ってくる…
『おやき』とは、小麦粉で作った生地に、野菜で作った具を入れて蒸したり、焼いたりして食べるおやつでもあり、主食にもなるもの。
お盆には、お供物としても重要な存在です。
もう、長野県民では知らない人はいないんじゃなかろうかというほどのソウルフード。
善光寺仲見世通りでもたくさんのお店で販売していますが、今回、購入したのは善光寺仲見世通り つち茂物産店 さん。
実は、こちらのお店で出される甘酒は、うちの麹を使用して大女将さんが手作りされています。
そんな古くからのお付き合いもありますが、そもそもわたしは嫁入り前からこちらのおやきが大好き。皮のもっちり具合も、具の味加減も絶妙です。
そして、中身が何か、わかるように印がついているのがありがたい!
中身がわからないから、ちょっと割ってみるか…という、おやきアルアルをしなくて良いのは、ありそうでなかなかないんですよねぇ。
上の写真のものは真ん中に緑の丸が一つ。(丸なす)
具の種類はたくさん!
(野沢菜•丸なす•野菜ミックス•かぼちゃ•つぶあん•きのこミックス•ラー油野沢菜•今の時期はネギ味噌チーズ)
子供たちはかぼちゃ一択。
通販もできます。
すぐに食べたい時は、アツアツに焼き直しもしてくれます。ちょっと時間がかかっても、待つ価値アリ。
カリッ、もちっ!を、ふぅふぅしながら食べるのもとっても美味しいです。
スタバの隣なのでわかりやすい。
旅の思い出ポイント⑨
城山動物園
先ほどの噴水広場は、2021年7月7日にリニューアルオープンしたばかりで、とても新しい施設。
一方、次のおすすめ、『城山動物園』は昔ながらの動物園。
なんと、今月創立60周年を迎えます。(昭和36年8月20日開園)
やばい、全然生まれる前!!
というか、親世代が生まれた頃!!!
小さな園ですが、アシカがいたり、猿山があったり…
無料だし、散歩がてら行くにはちょうど良い広さ。
アヒル?ガチョウ?
調べてみたら、シナガチョウと言うらしいので、やっぱりガチョウか。
動物園の奥側は、散策できるようになっていて暑い中木陰を歩くのは本当に清々しくて気持ち良い。
セミが大量にいて、手を伸ばせば捕まえられちゃいそう!
こうやって、市街地でも自然盛りだくさんの環境があると言うのは、長野の良いところ。
※
ここのところ、善光寺界隈も再開発が進んでいてどんどん変わっています。
今あるものも、来年にはなくなるものもあったりするので、古きと新しきを一度に楽しめる時かなと思います。
なかなかお出かけしづらい情勢ではありますが、観光地は観光客がいなければ成り立ちません。
遠出は難しくとも、出来る範囲で、できる行動をして、この状況が開けた時に、地元のお店や、施設が続けていられるような状態であればいいなと切に願います。
地元の良いところ、無くしたくない。
無くなったら寂しい。
この気持ちはどんな人でも同じじゃないでしょうか?
近くで満喫して、色々考える時間を持てた旅行となりました。
遠くの方も、この状況が変わったら、ぜひナガノのコアなところを楽しんでいただけたら嬉しいです。