ど新規ファンが日向坂46デビューカウントダウンライブ行ってきたよ
先日、「けやき坂46」からの改名が発表された日向坂46。そんな彼女たちのデビューカウントダウンライブで横浜アリーナへ行ってきました!僕が参戦したのは2日目となる3月6日。大変感動し、とても楽しいライブでした!今年からファンになったど新規が、現地で感じたことを新規目線でざっくり書いてみます。
・前半はひらがなとのお別れ、後半は日向坂46のお披露目
ひらがな時代と同じく欅坂46のovertureで開幕し、会場のサイリウムもひらがな時代と同じ緑(500円の空色ペンライトしか持っていなかったので寂しかったw)。その後は途中にVTRを挟みながら、ひらがな時代の歴史をなぞるようにライブは進行。
泣きそうに歌うめみたん(柿崎芽実)やみーぱん(佐々木美玲)。この時間を噛みしめるように話すささく(佐々木久美)。会場内で時々聞こえるファンのすすり声。MCでも「ひらがなけやきラストライブ」だと話し、お別れ色の強い前半でした。
ひらがな時代の3年間は知識としてはなんとなく知っていました。しかし、当時の映像を振り返りながらのこの演出は効果絶大で、僕はメンバーとファンにすっかり感情移入。この3年間を知ってたかのような気持ちになったのと同時に、過去の映像をもっとみたいと思いました。何度も聞いていた楽曲の深い意味も知り、感傷的になりながら前半を楽しみました。
「ハッピーオーラ」でひなのなの(上村ひなの)を迎え入れ新生ひらがなけやきとなり前半終了。その後、「新・overture」が流れると、会場のサイリウムは一気に空色へ。高まりが頂点に達すると共にステージにどでかい「日向坂46」の電飾が現れ、メンバーが勢ぞろい。「私たち日向坂46です!!」と挨拶し、「キュン」から始まり、新曲・初披露曲を挟みながらラストまで一気に爽やかに駆け抜けていった後半でした。
「サイリウムが空色」「日向坂46と空色の電飾」と見た目上の変化があっても、前半と変わらない盛り上がりっぷりに、これがひらがなの魂か、と。日向坂46になって新しい道を進んでいくことになっても、彼女たちもファンも変わらないんだなあ、と。新曲も含め、「ぶち壊す変化」ではなく「正当な進化」だと感じました。
・ひらがな時代のファンのおかげでど新規でも一体感を感じた
初ライブだったので、楽しめるか正直不安もありました。しかし、それは初っ端の「overture」で吹き飛ぶことに。このめちゃくそかっこいい曲、みんなで「オーオーオー」と合唱するの最っ高に楽しい!!!!地鳴りのようなファンの声援が鳴り響く会場の雰囲気は鳥肌モノ。そして同時に、これは楽しくなりそう!とワクワクし興奮しました。
日向坂には「誰よりも高く跳べ!」のように盛り上がる楽曲が多いですが、会場の声援もものすごかったので自分の声が聞こえませんでした。負けじと声を出した結果、喉がガラガラに。まさかこんなに大声を出すことになるなんて思ってなかった・・・ひらがなファンのパワー、スッゲー!!
忘れちゃいけないのがサイリウム。前半は綺麗な緑色、後半は鮮やかな空色。「ひらがなけやき」では綺麗なピンクで「JOYFUL LOVE」ではブロックごとに異なる色で感動的な虹色に(自分の席は緑だったので、この時500円ペンライトは切りました。この景色を汚したくなかった)。スタンド席から眺める世界は本当に素敵で写真を撮っちゃいけないのが本当勿体無い!!運営!早く日向坂46仕様のサイリウム発売しやがれください!僕も一緒に虹を作りたいです!
・目玉の初披露曲、注目したのは「新overture」「日向坂」「抱きしめてやる」
日向坂46の時間となってからは新曲披露が続きました。個人的に印象に残ったのが、「新overture」「抱きしめてやる」「日向坂」の3曲。
前半終了後突如流れた聞き慣れない曲。それが「新overture」でした。「オーオー」の合唱パートから始まり、後ろには手拍子のような音も入ってたような気がします。雰囲気も欅のovertureの流れを組んだ感じ。しかし途中から、「日向坂!46!」の掛け声に変わります。そして楽曲もテンションもMAXに来たところで「3!2!1!」のカウントダウン。けやきから日向坂へと進化しファンとともにどんどん大空へと駆け上っていく・・・そんな日向坂とファンの過去と未来を凝縮した、日向坂らしい強さと暖かさを兼ね備えたスンンンンンバラシイovertureでした。早く覚えたい!!
「抱きしめてやる」はかっこいい激しいダンスナンバーでした。メンバーが互いに抱きしめあい一つの団子状態になったところから始まり、複雑なフォーメーション移動、サビでは体を上下左右に激しく揺らし、また1つの団子に戻って終わっていく。なにこれカッコいいいいいい!!!ダンスによってこの曲の魅力が何倍にも増し、爽やかだけじゃないんだぞというメンバーの意思のようなものも感じ、何度も見たくなるパフォーマンスでした。
この日のために書き下ろされたのが「日向坂」。現時点では収録未定だそうな。ミディアムテンポの曲で、途中細かく歌詞を詰め込む変化も入れつつサビは伸びやかに、一緒に口ずさみたくなるような爽やかさも感じられる曲だった気がします。イントロにもちょっと変わった音が入ってたような?歌詞も「漢字」「ひらがな」を盛り込み、これまでのひらがなの想いとこれからの日向坂の未来を思いっきり詰め込んだ、ど真ん中どストレートの歌詞でした(はっきりとは覚えてなくてごめんね)。この曲に救われて気持ちを切り替えれたメンバーも多そう。無音での大合唱ができる日を今から待ちわびています。
そのほか「ときめき草」「耳に落ちる涙」「沈黙が愛なら」「Footsteps」も爽やか路線で良い曲っぽいんですけど、如何せん上3つがインパクト大でした。
・影に隠れてしまったが素晴らしいAR演出
MCでも軽く触れられたんですが、今回のライブではモニターにARによる面白い演出がありました。これ言われるまで気づかなかった人もいると思う。ステージ上のモニターに時折観客の様子が映し出されるんですが、そこがARによってあれやこれやと変化してたんです。僕が確認できただけでも、
・きょんこ(齊藤京子)が作った「きょんこハート」が馬鹿でかいハートになって観客の頭上を花道に沿って縦断
・観客の上空が夜空になり、花火が打ち上がる(なんの曲か忘れた)
・「JOYFUL LOVE」で西スタンドから東スタンドへ虹がかかる
・「キュン」で観客上空が綺麗な青空に
がありました。特に「キュン」は、アリーナの屋根が空いたのかと錯覚するほどかなり自然な感じ。こういった最新技術はど新規にもわかりやすいお楽しみ要素。もし円盤化されたらどうなってるかな?
・話題のデビュー曲「キュン」は割とマジで流行るかも?
念願のデビュー曲、タイトル、コール、曲調、MV披露と、この2週間ほどなにかと話題だった「キュン」。実際に現場でコールを体感した身としては・・・
超楽しい。
キュンキュン言うのを躊躇う・・・という方もいるかもしれませんが、もはや言わずにはいられない体になります。中毒になります。
それ以外にも「サンデー!マンデー!」とか早く言いたくなるし、昔のモー娘。っぽい「フー↑フー↑フー↑フー↑」も楽しい。
公開されてたコール以外にも、Aメロ前の「デケデン!デケデン!デケデン!」は一緒に腕とかでデケデンしたくなるし、サビでは体が勝手にリズムに乗り出します。
これがあったのでど新規でも置いてけぼりにならず、他のファンと同じ気持ちで盛り上がれた気がします。
で、なんで流行るかもかというと、隣の席の女子2人がすんごい楽しそうだったんですよ!「キュンキュンキュン」では体を縮めてキュンキュンしたり、振り付けを真似したり。こういうのは男はあまりしないですよね。・・・しないよな?デケデンデケデンもフーフーも2人してふざけあっていました。この光景は結構衝撃で。もしかしたらもしかすると、この曲や振り付けには女子がみんなで真似したくなるような「何か」が隠されているのかも。言われてみると、MVのラストも去年ぐらいに流行った高校生ダンス部の一体感ぽさがあるし。時間をかけていつか考察してみようと思います。
そんな「キュン」は↓
・最後に:超楽しかった!けどこんなもんじゃないでしょ?
今回初ライブだったのですが、なんならアイドルのライブ現場も初めてだったのですが、超楽しかった!!!!!
ど新規ファンでもわかりやすくひらがなの歴史を追える演出。一体感のある盛り上がりに身を委ねられる安心感。日向坂としての出発とファンとしての出発が重なり、これから同じ景色を見ていける嬉しさ。そして何より明るく爽やかで元気一杯のメンバー。なるほどこれが噂のハッピーオーラか!!!
でも正直なところ、過去の映像やファンの声を見る限りでは、彼女たちの魅力はこんなもんじゃないのでは?とも思いました。今回のライブは「お別れとお披露目」のために作られたものであって、メンバー個々の魅力やライブの迫力にはあまりポイントを置いてないような気がするんです。もちろん、「これが日向坂なんだな、日向坂って楽しいな、素敵だな、これからも応援したいな」と思いました。けども、演出感が強かったというか、大人やメディアが関わってる匂いが強めだったというか・・・
なので、今後訪れるであろう「ひらがならしさ」全開だからこその「日向坂らしさ」溢れるライブに期待しながらこれからの日向坂46を応援していきたいと思います!!!
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