翅休め五尺の百合に嵐吹くまで 4 村上熊子 2018年7月28日 22:58 病床六尺の世界から、我が命ある限り休載してくれるなと訴えた子規を思いながら、暑さに負けて床に臥せっておりました。子規には倣えなかった。せめて不屈の志だけでも見習いたいと、無理せず涼しく見聞を広めながら一日を過ごす方法を考えて、路線バスで終点まで行くことにした。着いたのは登山口につながる山あいの村。折り返し便が出るまでの30分弱を木材所の作業風景を眺めたり、湧き水に手を浸したりして過ごしてまたバスに揺られた。それだけでも生き返った心持ち。 ここから先は 0画像 熊座 第1期 2018年夏の記録 100円 2018年6月~8月のノートをまとめました。 購入手続きへ ログイン 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート