加工設備の展示会に行ってきました
コロナの感染拡大もかなり低調ムードとなり、仕事関係の面談や情報交換会が活発に増えてきましたね。そんな中、1年以上振りに仕事理由で東京に足を踏み入れました。東京ビックサイトでのアパレル系加工設備の展示会でした。
私も思い返せば、25歳でこの業界に入り、今年で20年が経とうとしております。業界内ではまだまだ若輩に過ぎませんが、その20年の時の中で、「衣料品向けのプリント加工」を担う立場として、大小様々な変化を経験してきました。貴重にも、プラスチゾル油性インクを使用する大型自動印刷機でのオペレーターの経験から始まり、自社製版設備を用いた「紗張り、乳剤塗り、露光」、そして、フィルム出力に伴うDTPソフトの経験、水性インクを用いて製品台での手刷り印刷。一通りは自分自身の手で携わって経験を積んできました。その20年の変化の中で「これはちょっと流れを大きく変えるぞ」と感じるマシンや技術に対して、取り入れるべきか見合わせるべきかのおおよそ判断をすることにも自信はついてきました。
創業から10年を経過した弊社の生業も、小規模ながらに、加工設備に対する間口を広げていきたいと考えているところです。今回は「転写」と「刺繍」に見が止まりました。随分と設備投資金額もハードルが低くなっており、かつ「技術的経験の差が出にくい、人的コストを増やすこと無く、機械的ポテンシャルで仕上げが可能」という見解を持ちました。つまり、導入してすぐに稼働可能な戦力足るという見方です。即決には至りませんでしたが、いろいろを想像を膨らまして、来たるべきタイミングで新たな戦力として迎え入れたいと思案中です。
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