「ここからだ」公演 2024.12.10
ご来訪頂きありがとうございます。
AKB48さんの新公演をリニューアルされた劇場で観る事が出来ました。
ネタバレは避けつつ、感じた事を言語化しておきます。
公演についての感想アンケートも無くなったみたいですので。
アンケート用にMVPを誰にしようか観るのが一つの楽しみだったりもしたのです…。
さてさて。
まずはドン・キホーテ8階に漂う甘い香り。
いくつか想像できる意図はあるのですが、嗅覚からおもてなしされるのは意外でした。
劇場全体、変わったと言うよりは、進化したと言う印象です。
ここに来てのリニューアルであり、夏頃のメンバーさんの意見を見ていると、過去を破壊していくのかと予想していました。
実際は伝統を重んじて、進化できる所はできる限りの最先端にしたと受け取りました。
そして公演内容。
王道のアイドル公演。
アイドルのスタンダードを追求した公演。
あえて揚げ足取るなら、変化球はない。
そりゃそうですよね。
数年ぶりの作品は万人に伝わる王道であってほしいです。
M-1で言うなら、何度か最終決戦に残っているから、見せ算ネタができるわけで。
分かる人にだけ伝わればいい尖りまくった作品も芸術の一面でありますが、やっぱり多くの人に愛される作品が生まれた方がファンにとっては嬉しいと思います。
流行りのタイパ重視イントロなし変調しまくり楽曲ではなく、イントロから美しく魅せアウトロまで大切にされた楽曲たちがラインナップされてます。
最後にメンバーさん。
パフォーマンスを見れば点と点がつながりました。
初日の16人に入ってなくても、圧巻のパフォーマンスをする方を何人もこの目で見ています。
ただおそらく、研究生が入っている事が燃えやすい火種になりやすいのかなと。
今日観て分かりました。
何年もやっているメンバーさんはどの曲でも安定してパフォーマンスをします。
点数にすると、どの曲でも100点に限りなく近い99点。
若手のメンバーさんは曲によっては95点とかもあったりするかもしれません。
ですが、若手のメンバーさんは曲によっては120点くらいのパフォーマンスをしたりもするのです。
そりゃ選ばれるなと。
選ばれないとおかしいくらい。
こんなメンバーさんがまだまだ多く控えているのだから、末恐ろしいグループですよね。
そんなグループが魅せる王道のショーに本当に感動しました。
何度もうるうるして涙がこぼれそうになった時は、スタッフさんの視線を気にする事で耐え抜きました。
劇場の安全安心の為にしっかり管理しているスタッフさんもいての公演。
とっても素敵な時間になりました。
ではまた。