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儲かる?レンタルジムの損益シミュレーションしてみた(初期費用編)

こんにちは、フィットネスジム無人化システムの花井です。

こちらのフィットネスジムのシステムをカ開発運用しています。

接触の少ないフィットネスジムビジネスとして注目されているレンタルジムはコロナが収まらない中、急激に伸びてきています。
今回は、レンタルジムの損益について説明します。

この記事は3構成になっております。

・初期費用編
・運用費用編
・損益シミュレーション編

今回は初期費用を中心にまとめた記事です。

レンタルジムとは

レンタルジムとは、時間ごとにトレーニングエリアを貸し出すサービスです。

レンタルジムの規模は1人で専用で利用できるマンションの一室でトレーニングができる広さから、2、3人ほどのグループでできる程度の広さまであります。

また利用ユーザーは一般の方が利用する場合とパーソナルトレーナーがレッスン提供に利用する場合があります。

今回検証するケース

今回検証するケースとして、

・新宿の店舗利用可能マンション一室で1人のみが利用できる専用利用を行う
・利用者は、一般の方とパーソナルトレーナーが提供に利用する
・レンタルする時間は60分のプランのみ

のパターンとします。

レンタルジムの初期費用

こちら(レンタルジムの作り方と費用と集客とシステム)にも書きましたが

結論から言いますとレンタルジムには

マンションや店舗などの契約料143,600円
看板などの外観備品¥40,000
トレーニング機器¥225,224
断衝撃材¥83,691
予約管理システム・決済システム・店舗の解錠システム¥0
その他備品・諸経費¥100,000
合計¥592,515
となりました。

内訳を見ていきます。

マンションなどの契約料

新宿区の1R賃貸の相場は7.18万円(CHINTAI参照:記事作成時)から、礼金、仲介手数料を1ヶ月分づつとすると143,600円の契約に関わる初期費用がかかることになります。

看板などの外観備品

看板などは大きな費用の差ができる部分です。

マンションに設置する場合は、大きな看板を取り付けることができないことや、そもそもレンタルジムは目立つ場所に看板を置く必要もないサービスです。

そのため、店舗入り口にプレート看板を取り付ける安価のものを使用します。

相場は¥40,000ほどのようです。(参照:看板mart

トレーニング器具

レンタルジムでは、多くのトレーニング器具を用意する必要はなく、多機能スミスマシンとダンベルを置くケースが多いです(そもそも置くスペースがない)

スクリーンショット 2021-04-12 22.23.16

こちらの商品をアリババから購入します。(参考:Alibaba.com

記事作成時の1セットの料金は¥129,292

輸送量は490USD(¥53,900)とのこと。(便宜上1USD=¥110で計算します)

スクリーンショット 2021-04-12 22.20.29

送料込みで¥183,192です。

続いてアリババでダンベルも一緒に買っておきます。

スクリーンショット 2021-04-12 22.29.31

場所を取らないように、重量を変えることができるダンベル(参考:Alibaba.com
参考
一つあたり¥11,016×2=¥22,032

こんな感じでしょうか。

そのほかストレッチマットやストレッチボール、ストレッチポール、チューブなど、それほど高くないので、¥20,000とします。

トレーニング機器は

多機能スミスマシン¥183,192
ダンベル2個¥22,032
そのほか¥20,000
合計¥225,224です。

床断衝材・防音のためのラバーマット

トレーニングの衝撃や音を軽減するために床に断衝撃材を敷きます。

スクリーンショット 2021-04-12 22.54.27

参考(amazon.com

価格は¥9,299(50cm×50cm:4枚)

上記1商品あたり1㎡の床に敷くことができますから。

スミスマシンとベンチ、ストレッチマットが入る3m×3mの9㎡は敷きたいところです。

¥9,299×9set=¥83,691

予約管理システム・決済システム・店舗の解錠システム

レンタルジムのシステムを用意するためには、

別々のシステムを組み合わせる方法
無人フィットネスジムの運用システムを利用する方法
があります。

別々のシステムを組み合わせる方法は、予約管理サイトと決済システム、解錠システムを組み合わせる方法です。

この方法は、システム間の連携がうまくいかないことが多いため、システム運用費用を抑えることはできますが、人件費などの運用コストが高くなります。(詳細は別の記事で書きます)

そのため、無人フィットネスジムの運用システムを導入します。

無人フィットネスジムの運用システムには、予約管理システム、決済システム、解錠システムを一括で提供しているサービスと一部分だけ提供しているサービスがあります。

一括で提供しているシステムは、手前味噌ですが、国内では弊社システムのスマートフィットネスジムだけです。

部分的に提供しているサービスは

・hacomono
・slim
・ペガサス

があります。

上記サービスは会員管理システムと決済システムを提供していますので、その他に解錠システムを連携させる必要があります。

そのため、システム費用、解錠システム費用、連携費用が必要です。

詳しくはこちらの動画でも説明しています。

hacomono、slim、ペガサスは初期費用として¥1,000,000程度必要になるため、スマートフィットネスジムを使用することにするとします。

スマートフィットネスジムシステム導入費用 ¥0

その他備品・諸経費

電気契約料や照明機器、カーテンなど一般的な備品や消耗品の購入が必要です。

少し多めに¥100,000とします。


初期費用まとめ

これまでの初期費用をまとめると

マンションや店舗などの契約料143,600円
看板などの外観備品¥40,000
トレーニング機器¥225,224
断衝撃材¥83,691
予約管理システム・決済システム・店舗の解錠システム¥0
その他備品・諸経費¥100,000
合計¥592,515
となりました。

次の記事では、運用費用について説明していきます。(近日公開)

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