レンタルジムの作り方と費用と集客とシステム
コロナウィルスの影響で、非対面または非接触のサービスが求められるようになってきました。
一般的なフィットネスジムは無人もしくは一部無人化へ。パーソナルジムは、オンラインまたはトレーニング器具やエリアを時間貸しサービスへ。
非対面や非接触型に変更する流れは、これからも続くでしょう。
今回は、非対面型・非接触型のフィットネスサービスモデルとして話題のレンタルジム・シェアリングジムについて説明していきます。
レンタルジム ・シェアリングジムとは?
レンタルジム・シェアリングジムとは、トレーニングができる施設やエリアを時間ごとに貸し出すサービスのことです。
トレーニングを行うユーザーのメリット
1) 非対面・非接触の利用可能、混雑を避けることが出来る
コロナウイルスの影響で非対面・非接触を避けることが出来るだけでなく、一般的なジムでありがちな混雑時の不満を無くすことが出来ます。
また他の会員の視線が気になる女性やお子様連れの利用も可能で、他のジムには通いずらい方からも人気です。
2) 会員費用が割安
一般的なジムに比べて、店舗の初期費用やランニングコストを抑えやすい構造から、会員費用は他のジムに比べて安く、利用しやすい料金出来ます。
また、月額費用だけでなく、利用ごとに料金が発生する従量課金の料金体系にすることで、利用頻度が低い会員の方にも選ばれやすいサービスを提供できます。
3) パーソナルトレーナーが活用できる
一般的な会員だけでなく、パーソナルトレーナーがサービスを提供するためにも利用することができます。
そのため、他のフィットネスジムに比べて、幅広い用途で利用することができます。
レンタルジムを提供する企業のメリット
1) 小規模施設で運用可能
時間ごとに施設やエリアを貸し出すため、一度に多人数が利用する必要がありません。サービス形態によって1人もしくは2、3人で利用できる面積とトレーニング機器があれば運用可能です。
2) 無人で運用可能
受付や常駐スタッフは必要なく、基本的に無人で運用することが可能です。
レンタルジムの作り方
一般的な多人数が利用できるジムを作るよりはるかに作りやすいレンタルジムです。作り方について見ていきましょう
レンタルジム店舗を用意する
レンタルジムの店舗は、1人がトレーニングできる広さのものから複数人でスタジオレッスンを行うことができる広さまで様々です。
しかし、一般的なジムで必要な複数台のトレッドミルや様々なマシーンを置く広さは必要ありません。
小さめの店舗を賃貸して、シャワーなどを整備するか、店舗利用可能なマンションを利用すると良いでしょう。
防音や振動を抑えるシートなどは用意する必要がありますが、通販で購入できますので、数万円程度に抑えることができます。
費用
店舗利用可能のマンション一室であれば、都内で10万円ほどで利用することができます。
10万円×6ヶ月分=60万円
トレーニング機器
レンタルジムは多くのトレーニング機器を必要としません。マルチスミスマシンとトレッドミル、そのほかにストレッチマットなどの備品があれば足りてしまいます。
ケーブルなどがついた多機能スミスマシンは、日本やアメリカ製であれば30-50万円程度、中国製であれば10万円程度のものもあります。
費用
15 – 50万円
無人チェックインシステム
会員登録や予約・無人で利用できるスマートロックシステムが必要です。
フィットネスジムで無人店舗運営を行うためのシステムは、
会員管理システム + 予約システム + スマートロックシステム
を連携させて運用することが一般的です。
そのため、それぞれのシステムを別々に契約し、つなぎ合わせる費用も必要です。
費用
一般的なフィットネスジム会員管理システム 月5万円
スマートロックシステム 月1万円
連携初期費用 80-100万円
スマートフィットネスジムを使えば、初期費用0円、月額費用1万円から始めることができます。
レンタルジムの集客
レンタルジムの集客は、一般的なフィットネスジムで行う集客方法の他に
貸し会議室などを掲載するシェアリングプラットフォームを利用する
パーソナルトレーナーと契約を結び、パーソナルトレーナー経由で集客する方
があります。
シェアリングプラットフォームを使った集客
シェアリングプラットフォームは
スペースマーケット・インスタベース・スペイシーが有名です。
スペースマーケット
参考:スペースマーケット
フィットネスジムのカテゴリーもあり、レンタルジムの集客としても期待できます。
費用
利用料30%
インスタベース
参考:インスタベース
こちらもスポーツ施設のカテゴリーがあり、集客に期待ができます。
費用
利用料35%
スペイシー
参考:スペイシー
貸し会議室としての色が濃いスペイシーです。
費用
利用料30%
まとめ
レンタルジムは始めやすく、集客はプラットフォームを活用すると比較的初期から売り上げを作ることができます。
レンタルジムをぜひご検討ください。
補助金を活用したレンタルジムのシステム導入サポートを行っております。
補助金を活用して、費用を抑えたシステム導入をご検討の方は、こちらからお問い合わせ下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?