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ざっくり仮想通貨vol.6.1~ニュースの読み方~

今回のざっくり仮想通貨ではどのようなニュースが仮想通貨の価格に影響を及ぼすのかざっくり4つのジャンルに絞ってご紹介していきます。

1、仮想通貨の著名人の発言
2、各国の仮想通貨の法律関連
3、取引所のトラブルや取り扱い通貨の情報
4、仮想通貨のアップデートの情報


今回は
1、仮想通貨の著名人の発言
2、各国の仮想通貨の法律関連
この2つがどのように価格に影響を及ぼすのかざっくり解説していきます。

1、仮想通貨の著名人の発言

仮想通貨の世界にはグローバルにその名を知られる人物が存在しており、彼らの一挙手一投足が価格の推移に大きなインパクトを及ぼすことも少なくありません。

まだまだ仮想通貨投資の歴史は浅く、株や為替取引などのように経験則では値動きを読みにくい環境であると言えます。
ですから、まだまだ仮想通貨の値動きは噂や憶測に左右されやすいと考えられます。
そういった環境なので、仮想通貨界の著名人や大量に通貨を保有している人物の動向は非常に重要になってきます。

その中でも有名な例としては、ジョン・マカフィー氏が有名ですね。
ウィルス対策ソフト「マカフィー」の創業者として有名なマカフィー氏、近年は仮想通貨の熱心な信奉者として知られています。

そんなマカフィー氏がツイッターで仮想通貨についてツイートする度に、ここぞとばかりにツイートで取り上げられた通貨は値上がりしてきたので彼のツイートはマカフィー砲と呼ばれます。
そんなマカフィー砲の例がこちら。

マカフィー氏が2017年12月23日に発信ツイートの内容は「BURSTは安全でビットコインの400分の1の電力でマイニングできる。最も評価されていなくて見落とされているコインだ」という内容でした。

そのツイートの直後から

マカフィー氏に紹介されたBURSTCOINはツイートの直後から一気に値段が急騰しました。
このような例は一例だけでなく他にも多数あり、マカフィー氏の発言1つで巨額の投資マネーが動くことがよくわかりますね。

そもそもマカフィー砲として仮想通貨の世界を騒がせているジョン・マカフィー氏とはどんな人物なのでしょうか。

マカフィー氏はセキュリティソフトウェアの草分けであるマカフィー・アソシエイツ創業者として有名ですが、その経歴もマカフィー砲に劣らずなかなか破天荒です。

1994年複数の事業を立ち上げるも、同時に麻薬を愛用
2012年には殺害容疑で逮捕
2016年には米国の政治批判、大統領に立候補(予選敗退)
テロリストのiPhone解読に一躍


麻薬に殺害容疑から大統領立候補と振れ幅が半端ないマカフィー氏ですが、その発言力の大きさゆえ、Twitterでも40万フォロワーと大きな影響力を持ちます。

そんなマカフィー氏が2016年からブロックチェーン業界へ参入し、ビットコインのマイニング、セキュリティ、ハードウェアの開発なども行い始めたのです。

ビットコインのマイニングでも後発ながら、マイニングの売上で上位に立つなど存在感を示してきているというわけです。

こういった経緯もありマカフィー氏のTwitterでの発言にも非常に大きな影響力が備わっているのです。

マカフィー氏以外にも数多くの仮想通貨の価格に影響を与える人間は多くいますが、今回は代表例として一人だけ挙げさせてもらいました。
こういった人物の発言はSNSで発信されるので常に注意が必要ですね。


2、各国の仮想通貨の法律関連

ビットコインを含めた仮想通貨に関わる国内外の法律の整備は、まだ完全とはいえません。2018年には金融庁による仮想通貨交換業者の規制やICO規制など、さまざまな法整備が行われました。今後も、仮想通貨に関する法整備・規制が進むだろうといわれています。仮想通貨投資を行ううえで、仮想通貨関連の法整備について知識がないというのは大きなリスクになります。普段からニュースに目を通しておくことで、安心して仮想通貨取引ができる環境を作るように心がけましょう。

国ごとの法規制によって仮想通貨の価格に影響を及ぼした例としてわかりやすい事例があります。

2017年に中国での仮想通貨に関する規制の報道が世間に知れ渡った際、仮想通貨で最も有名なビットコイン(BTC)の価格は約50%の下落率を記録し、その他のアルトコインに関しても他約70%以上の下落を引き起こしました。

当時中国は2013年から2017年にかけて仮想通貨界を牽引していた存在だったので、中国の規制は多くの仮想通貨に多大な影響を与えたのです。

このように日本国内だけでなく海外の法規制にも常にチェックすることで予測したり、回避できるリスクもあるので頭に入れておきましょう。

また直近の話題では2019年6月に福岡で行われるG20財務大臣・中央銀行総裁会議で仮想通貨に関する新規制が議題に盛り込まれているので要チェックですね。


今回のざっくりまとめ

・仮想通貨に影響を及ぼす発言力を持つ人物のSNSは非常に重要

・日本国内だけでなく海外の仮想通貨に関する法整備のニュースも要チェック


今回ご紹介したニュースのジャンルは仮想通貨投資に真剣に取り組んでいる人からすれば当たり前すぎる情報ですが、まだ始めていない方はこういったニュースとチャートの動きを見比べてみるところから始めるといいと思います。

そうすることでいざ投資を始めた時に、仮想通貨の1つの魅力でもあり、リスクでもある振れ幅の大きい値動きに左右されることが少しでも減る可能性があるんですね。

実際に僕はこういった当たり前の情報を知ろうとせずに投資して1度失敗しているので。。。泣

次回のざっくり仮想通貨vol,6.2~ニュースの読み方~では
3、取引所のトラブルや取り扱い通貨の情報
4、仮想通貨のアップデートの情報

この2つのニュースが仮想通貨の価格にどのように影響を与えるのか解説していきます。


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