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気象一般 雲 7/12
基本
気象学で勉強する水とは、この湯気のことを表していることが多い。
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水蒸気は見えないのです
これは霧と同じようなものです
集まって、空に浮かぶと雲になります
「雲とは無数の小さな水滴や氷の結晶の集合体が、地球上の大気中に浮かんで見えているもの」
と定義されています。
空に浮かぶひとつの雲を細かく見ていくと、その正体は小さな水滴か氷の結晶です。
荒木健太郎著より
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氷晶です
氷晶の集まり方で雪の結晶の形が違います
雪が雲の中でどのようにできていくかは、温度や湿度などあらゆる条件が加わり
落ちてきます
「雪は天から送られた手紙である」
(中谷博士)
「しかし、何語で書かれているかわからないので、まだ解読されていない」
雲を形成している水滴は「雲粒(くもつぶ)」、氷の結晶は「氷晶(ひょうしょう)」といい、これらふたつをまとめたものは「雲粒子」とよばれています。雲は非常に多くの雲粒子を構成員として作られたひとつの組織なのです。
雲の定義上、雲粒子の集合体が「大気中に浮かんでいる」ことと、「見えている」ことがポイントです。雲粒子が「大気中に浮かんでいる」のは、それらの粒子が空中に浮かぶほど落下速度が小さいという物理的な性質を持つことを意味してます。
一方で、雲粒子が「見えている」のは、雲粒子が人間の目で見える光(可視光線)を散乱して見えているという光学的な性質を持つことを表しています。
これらふたつの性質が、雨や雪などの降水現象や、地上での日射量や気温を決定する雲の光学特性を左右しています。
荒木健太郎著より
気象衛星ひまわり
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