【元ラブホ社員が教える】初めてのラブホテルの使い方徹底解説。
初めてのラブホテル利用について徹底的に分かりやすい講座です。
ラブホテルに行ったことのない人にとって、ラブホテルとはどんなイメージがあるだろうか。基本的にラブホテルは、指定許可された区域に集合的に点在するケースが多い。「なんでこんなにラブホテルが密集してるの?」と疑問に思ったことも多いだろう。県などの指定によってその区域で営業許可が取りやすいからという理由がある。例えば高速道路のインター周辺など、煌びやかなネオンを掲げ、誘惑している。それは騒音なども多く住宅地に適さない事やインター周辺は行政による監視がしやすいことから、高速道路沿いにラブホテルが密集している事が多いそうだ。
そんなラブホテルのイメージは皆さんはどう感じるのか。「入りにくい」、「なんか怖そう」、「システムが分からない」など、様々な気持ちがあるだろう。その反面、行ってみたい、どうなっているのか気になる。ましてや男性側の立場なら、エスコートしなくてはと意地を張って頑張って余裕を見せなくてはいけない局面も相応にあるだろう。この記事では、ラブホテルを初めて利用する際に、スムーズにエスコートが出来るように、元大手ラブホテル社員がシステムやラブホテルの基本的な利用方法について解説し、いざというときに本当に役に立つ情報をお届けしていこうと思う。
まず、一括りにラブホテルと言っても、大きく2種類ある。それは簡単に言えば、「18歳以上入場可能」、「全年齢入場可能」(一部ハウスルールにより入場不可のホテルあり)の2種類である。初めに18歳以上が入場出来るラブホテルを「風俗第四号営業ホテル」と呼び、これは正真正銘のラブホテルである。このホテルは基本的にホテル側の人間と顔を合わせない。入場から退場までをすべてオートメーションで行う。これを聞いて疑問に思う人も多いだろう。「どのように代金を支払うのか」、「ルームキーはどうするのか」、「ロビーには誰もいないのか」など、疑問が多いであろう。これについて一つずつ解説していくこととする。
【四号営業ホテル】入場から支払い、ルームインまでの流れ
四号営業のホテルはホテル外観またはホームページ上に「18禁マーク」が付いています。このマークがついていないホテルは基本的には一般のホテルと同等の許可を得て運営、営業している。これについては後述する。さて、入場から説明していきたいと思う。基本的に多くのラブホテルは「割引クーポン」がある。入店時に提示する、またはルーム入場後の処理により割引が適用されるので、是非使う事をお勧めする。これは、ホテルのホームページまたは、「ハッピーホテル」、「カップルズ」などのラブホテル検索サイトに掲載されているので、スマートフォンの画面提示で適用される。
ホテルに入ると、基本的に大きなタッチパネルが出迎えてくれる。(古いホテルの場合は、写真の大きなパネルがあり、各部屋の写真の横にボタンがあり、押すことにより入室できる)タッチパネルには各部屋のイメージ写真があり、「どの部屋にする?」なんて会話も楽しい。各部屋の写真付近には、休憩利用の料金、宿泊利用の料金が掲示しており、その選択が出来るようになっている。休憩利用とは、デイユースとも言い、一般的に宿泊を伴わない日中の利用形態を指す。この休憩利用も3種類ある。一つは、基本休憩(3時間、4時間)である。この時間でのルーム利用が出来る。夕方から夜間、朝方の利用の場合はほぼ全て、「休憩利用」はこれである。概ね相場は¥4,800~7,000くらいであろう。(都市近郊)ただ、3時間程度の利用で5千円という相場はビギナーにとっては敷居が高いと感じる。そこで、二つのに紹介するのは「フリータイム」である。これは、先に紹介した基本休憩の値段で長期滞在できる、お得なプランである。カラオケみたいだな。と思った人も多いだろうが、大きく意味は変わらないので、そう思って頂いて構わない。このフリータイムはホテルによって異なるが大体は1部、2部(ホテルによっては3部もある場合もある)で構成されている。1部は大抵は早朝5:00~14:00、の内、最大〇時間、2部は午前中~20:00(くらいまで)の内〇時間など、最低保証時間が約束されている。また入室してから記載の退出時間までは滞在が可能である。この点、カラオケの様に待機ユーザーがいた場合、電話が掛かってきて「ご退出願います」といった事は一切無いのでご安心頂きたい。
【休憩利用の凡例】
【月~金・祝前日】
5:00~13:00の間で最大3時間ご利用で ¥4,400~¥6,900
【土・日・祝日・特日】
5:00~13:00の間で最大3時間ご利用で ¥4,700~¥7,500
【フリータイムの凡例】
【月~金・祝前日】
5:00~17:00の間で最大12時間ご利用で ¥5,500~¥7,900
11:00~16:00チェックインより6時間ご利用 ¥5,500~¥7,900
【土・日・祝日・特日】
5:00~17:00の間で最大12時間ご利用で ¥6,500~¥8,900
11:00~16:00チェックインより6時間ご利用 ¥6,500~¥8,900
◎上記の料金は全て架空であり実際のホテルの数値ではありませんが、相応の相場を平均して捻出した数値です。参考としてお考え下さい。
基本的にはフリータイム適用時間外を「基本休憩3時間」として打ち出しているホテルがほとんどである。日中はフリータイム、夕方以降は3時間制といった具合だ。
料金の大まかな説明を終えた所で、希望した部屋に実際に入る流れを説明していこうと思う。基本的に四号営業のホテルでは、希望の部屋を選択すると、タッチパネル横から部屋番号や退出時刻が記されたレシートが排出され、それを主に部屋へと進んでいく。ホテルによっては、登り専用、降り専用のエレベータがあり、他の来訪者と顔を合わないように工夫されているの面白い点でもある。
目的の部屋に着くと、ドア上部にランプがついており、「ここだよ!」と親切に知らせてくれる。(そうでないホテルも半数ある)部屋は既に開錠してあり、ドアノブを回せば入室できる。初めてのホテル利用の際は、男性がエスコートしてあげよう。部屋に入ると、オートロック式(電子鍵)である場合は閉まった瞬間にロックが掛かり、非常の場合を含めて、連絡なしまたは清算無しには開錠出来ない仕組みになっている。(非常時は窓から緊急脱出できる梯子等が法令で設置されている。)部屋に入ると、自動精算システムと言って自動精算機が設置してある。大抵は入室したらすぐにその機械に利用料金を支払う。(古いホテルの場合は、エアシューターと呼ばれる空気菅装置によって、お金をカプセルに入れ、ボタンを押すと空気圧で事務所に飛んでいく古典的なシステムを未だに採用している粋なホテルも存在する)大抵の場合はこの自動精算機にホテルが定める料金を支払えば、指定時間内のホテル利用が出来る。心行くまでご堪能頂きたい。
【旅館営業法(新法ホテル)】入場から支払い、ルームインまでの流れ
上記では、18歳以上対象の四号営業ホテルについて解説した。今回は、旅館営業法のホテルについて説明していく。
このホテルは基本的に一般的なホテルと同じ届け出によって成り立っているホテルである。どちらかと言えば、今や「ラブホテル」という定義は古く、このような新法営業といった形態に変わりつつあるのが現状である。では一体、上記で述べた「四号営業ホテル」と何が違うのかを解説していこうと思う。それは大きく言えば、「対人接客」をするのか、否か。という点が大きい。先に述べた四号営業ホテルは基本的に対人接客をしていない。全て入室から退出までをオートメーションで行ってる。しかし、今回は違う。ホテルの入室の時点で人間(従業員)が存在する。部屋を決めるパネルは今まで通りあるケースが多いが、その際の支払いはそこのフロントで清算する。また、ルームキーもそこで受け取る場合がほとんどだ。これは対人接客をする事で、「旅館営業法」として運営できるという利点を生かして営業している企業の側の策略ともいえる。(それ以外にも様々な策略がある)そんな企業側の事情はさておき、支払いについてだ。四号営業のように部屋にて清算を行わない分、入口のフロントにて清算をし、そこで鍵ないしはルームカードを受け取る。(フルフェイスの場所もあれば、顔が見えないフロントもある)カギを受け取ったのちの流れは、普通のホテル同様である。
次回は、ラブホテルの種類、部屋の効果的な使い方を徹底解説します。ご期待下さい。
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