#LCCT2022🥌北海道カーリングツアー〜妹背牛町カーリングホール

妹背牛〜気になる名前

妹背牛（もせうし）という名前は珍しい名前で、何年か前もミックスダブルスの大会で妹背牛協会というチームが出場していたので、以前から気になっていました。
今回北海道のカーリング施設を見学する旅を考えた時に、まずこの妹背牛町から始めようと考えていました。
実は北見市は「北見」という名前が名付けられる前は「野付牛」と呼んでいたそうです。
現在でも、北見工業大学に近くに「野付牛公園」という公園があります。
語源は共にアイヌ語でも意味は異なるようですが、両町とも🥌ホールがある点で「牛」繋がりの何かの縁かなと思ってしまいました。
牛は"cow"だから、”cowling” が変化して”curling” になったと言う説は本当かもしれないと、あまり英語が得意でない上尾生まれ？の尊敬するダジャレの神様「デーブ・スペクター」師匠にツイートしたくなりました😂

妹背牛町カーリングホール

さて今回の旅の主役🥌妹背牛町カーリングホール🥌は通年でなく冬季のみ11月から3月までの営業で、4シートのカーリングホールで町営の施設です。
今回はアイスがないので見学出来るか不明だったので、施設にメールを送って了解を取って見学をさせて頂きました。
下の写真は妹背牛町が発行している町のリーフレットの写真です。
以下これからのいくつかの写真はこのリーフレットを掲載させていただきます。

下の２枚の写真は妹背牛町カーリングホールのリーフレッットです。
２枚目には🥌に関するルールや観戦のポイントが簡潔にまとめられています。

妹背牛町はどんな町？

妹背牛町は北海道の中央部に位置する町で札幌と旭川の間にある町で、更に細かに説明すると深川市と滝川市に間にある町です。
石狩平野に広がる田畑が広がる風光明媚な町です。

今回はJRでの移動だったので、妹背牛町に行くには少し苦労しました。
JR妹背牛駅はありますが、朝晩に各駅停車の列車が数本停車する程度で札幌から移動すると一旦深川駅まで行って、そこからバスで移動ということになります。
JR深川駅にはレンタル自転車がありますが、営業時間が午前10時からということでスケジュール的合わないのでバスでの移動にしました。
但し、深川から妹背牛までは平坦な道ですが距離は少しあります。

妹背牛を訪れると、町営ながら体育館や野外運動場そして隣には町営の温泉施設も併設されていて、スポーツ環境が充実した環境の町だと感じました。

妹背牛町カーリングホールの中を潜入

現在は夏季仕様で子供向けの運動、遊具施設が設置されており、🥌ホールとしての見学には不向きな季節ですが、担当の中山さんにバックヤードや冷却装置等を見学させて頂きました。
この日はこの施設は休館日だったようで、利用する町民の方は居ませんでした。

エントランスにはトロフィーやこの🥌ホールで試合をしたチームと選手のサイン色紙が飾られています。
撮影時の写真に比べて解像度を少し落として掲載しているので分かりずらいかもしれませんが、上段のトロフィーの後ろにあるサイン色紙と写真を見ると皆さんがおなじみの方が映っています。
これを探すのも🥌ホール巡りの楽しみです。

🥌ファンの方なら誰でもそうであると思いますが、やはりどこの🥌ホールに行ってもロコ・ソラーレやチーム常呂中学時代のサイン（真ん中の色紙）を探してしまいますね。

私は平昌オリンピック以降のにわか🥌ファンなので、チーム大阪は知りませんでした。
左のチーム岩手の「美智子」と書いたサインは、先日の🥌日本選手権のチーム富士急でリードを務めた苫米地美智子選手のサインでしょうか？

下の写真少し見づらいですが、懐かしいチーム名、選手名のサインがありますね。
右のサイン色紙、ズームしていただくと、チーム長野「園部ともこ」と書かれていますが、先日の日本選手権、SC軽井沢クラブで出場していた西室淳子（旧姓：園部）選手の妹さんですかね。
軽井沢には園部さんという姓字の方多いのかもしれませんが、インスタLIVE等で活躍されている軽井沢の「園部日向子」選手兼解説員兼アナウンサー😂は親戚関係なのかな？なんて考えてしまいました。

担当者中山さんのお話

中山さんにはホール内の案内をしていただいた際、興味深いお話を聞かせていただきましたのでご紹介します。

妹背牛という小さな町で🥌ホールやスポーツ施設が充実しているのは、以前町にあった高校（今は廃校）がバレーボールの強豪校でその影響で町のスポーツ施設を充実させる結果になったそうです。
建設や維持費に関して、予算や財源がどうなっているかまでは聞くことはできませんでしたが、豊かな大地と水から生産されるお米とホクレンを始め農産物加工工場が幾つかある事から、この税収が町の施設をささえているのかな？と勝手に推察しています。

またこの施設は通年の🥌ホールではありませんが、一市町村で通年の🥌ホール、アイスを維持するには財源がなく、北見や常呂のように企業や財団の力を借りないと維持管理することは困難であるというお話でした。
大変含蓄のあるお話で、北京オリンピック以降🥌の普及には🥌専用施設が必要不可欠という意見が多々出ていますが、実際に建設できても維持管理を考えるとそんなに簡単な話ではないなと感じました。　

後ほど北見の新しい🥌ホールを見学に行った際のレポートでも触れますが、箱だけ作っても🥌ホールそして維持管理する人材⇒アイスメーカーもその確保が大変である事を北見🥌ホールの担当者は話されていました。
箱に象徴されるハード面だけでなく、人材を含めたソフト面の充実が🥌普及に不可欠であることを印象付けられた、今回の🥌ツアーの最初の見学訪問でした。

お時間が有る方は温泉施設とグルメをどうぞ

私はこの町の訪問は🥌ホール訪問だけだったので、町の滞在時間は１時間半程度でしたが、時間が有る方は温泉施設やパンプレットにあるようなグルメを堪能してください。

オプションツアーで深川⇒幌加内⇒名寄もあります

車でこの町からどうのようなルートで行くのかわかりませんが、隣町のJR深川駅からJRバスで幌加内行が便があり、幌加内から朱鞠内湖を通ってJR名寄駅に行く便があります。
第1回で紹介したJR周遊券でこのJRバスには乗車できますので、時間に余裕が有る方は🥌ホール見学の後、幌加内に移動して本場の蕎麦を堪能するのもオススメです。
7,8月頃、そば畑の白い花が一面咲くそうで、これが圧巻の風景だそうです。
下の写真は札幌グランドホテルロビー近くの道内観光スポットを紹介するコーナーのパネルの写真なので、コーナーの照明の加減であまりいい写真になっていませんが、これほど広いそば畑は北海道広しといえど、ここが一番と言われているそうです。
但しバスの本数は大変少ないので、時刻表の確認は不可欠です。

幌加内のそば畑が、妹背牛🥌ホールと名寄サンピラパーク🥌ホールを結んでくれるのかもしれません。
但し冬は幌加内、朱鞠内湖は🇯🇵で１，２を争う寒い場所なので、寒がりの方にはオススメできません。

早朝の倶知安から妹背牛へ⇒午後は稚内🥌ホールに向けてGO!

今回妹背牛を訪れたのは5月16日（月）の午前、私がこの旅をスタートして6日目です。
前日函館から倶知安に移動して宿泊。
この朝5時前、倶知安で見た朝日を迎えた男らしい羊蹄山（蝦夷富士）が優しく私を🥌ツアーに送り出してくれたような気がしました。

倶知安を始発列車で出発して小樽、札幌で列車を乗り継いでここまで来ました。
キャリーバッグを転がしながら、今回の🥌ツアーのメインイベントの１つ稚内行ゆきの途上で途中下車してここまできました。
倶知安からは列車はガラガラでしたが、余市からは平日7時前後ということもあり、小樽方面に向かう高校生で列車は混雑状態。
小樽で列車を乗り換えて見る車窓からの石狩湾は、札幌行でも反対の小樽行でもいつ見ても飽きない風景です。

最近この近海で「ニシン漁」が復活しているのも嬉しい出来事です。
なかにし礼さんの自伝小説「兄弟」のドラマ化で演じた ビートたけし×豊川悦司を想いだし、懐かしくもありドラマの中のたけしさんの演技について、つい想い出し😁をしてしまいました。

札幌駅は現在北海道新幹線駅工事のため定刻より数分おくれることがあると聞いていたので、時刻表では乗り換え時間が7,8分でしたから、ダッシュで旭川方面の特急宗谷に乗り換えです。

JR札幌駅を出発❗新千歳空港行の快速エアポートとどっちが早いか？

滝川を過ぎて深川に向かう途中の列車は広大に広がる水田沿いに走ります。田植えはこれからなのだろうか？と思いつつ、この田んぼで穫れるお米「ななつぼし」はマツコ・デラックスさんに食べられるのかと思うと、何かクッスと笑ってしまいました😂

JR深川駅に到着したが駅構内にコインロッカーがなかったので、キャリーバッグを抱えながらの妹背牛🥌ホール訪問でした。

これから旭川に行き、ラベンダー列車仕様の特急サロベツに乗って稚内に向かいます。

謝辞

最後に今回の妹背牛🥌ホール見学で、妹背牛町役場企画振興課の中山雄二様には大変お世話になりました。
この場を借りて、感謝の気持ちお伝えしたいと思います。

訪問・見学から随分日時が経ちましたが、今回このようなレポート書かせて頂きました。
お忙しい中、大変ありがとうございました。

コイズミオサム（ランダウこんしーど）
2022年6月10日　　札幌すすきのにて🥌