SBGのビジョンファンド2への17%の共同出資について (レイターステージ投資での戦略)
上記を読んでトピックが眼を引いたのでまとめる。
もともとSVF1(ソフトバンク・ビジョン・ファンド1)でも承認されていたスキームのようだが、今回SVF2で導入が決定したそうである。
内容としては、共同出資プログラムとは孫正義を中心とした経営陣等が2,7億ドル(17%)を出資する。詳細には、孫さんが投資のダウンサイドが被るが、アップサイドは経営陣で共有することになっているようである。
この説明に際して、孫さんは以下に言及している。
ベンチャーキャピタル(VC)の投資ファンドと言いますと、通常は20パーセントから30パーセントの成功報酬がマネジメント(経営陣)に入ります。
また、質疑応答では以下のようにも答えている。
ベンチャーキャピタルのファンドは、経営陣はリスクを1円も取らずに、20パーセントから30パーセントくらいのリターンだけをもらうというのが一般的です。しかし、私はそれはあまりよくないのではないかと思います。
レイターステージの投資に必要なものは?
有望な未上場会社の数は、限られている。
そして、それなりの売り上げが付いているスタートアップでは、金さえ注ぎ込めば成長できるとの言説もある。
金融緩和により、過去最高に金が余っている。
そのような状況で、投資家に求められるのは一緒にリスクを取ってくれる姿勢ではないかと感じる。
今後も投資会社として、信頼を勝ち得ると思われる
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