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ライブ撮影で大変な5つのこと。

ライブ撮影を中心に活動しています、カメラマンの藤子です。
最近各種アカウントのまとめを作りました。


さて、ライブ撮影は風景撮影や人物撮影に比べてここが大変だよ!ってポイントを5つ紹介します。

暗い

スマホできれいに撮れない最大の理由もこれ。昼の野外ライブなどを除いて、被写体が暗いです。そもそもライブハウスが基本暗い。
撮影機材に課金すればある程度は応戦できるようになりますが、そもそもカメラって暗いものを撮るのが苦手です。
そのうえ照明が不規則に光るわけですよ。しかも色付きで。どうしろと。
この環境前提にどうカメラの設定を作り込むか、というのがライブ撮影の面白いところであり、難しいところだったりします。

被写体が動きまわる

演者は当然動き回ります。
カメラって不規則に早く動くものが苦手なので、暗い場所で動く演者を撮るライブ撮影っていうのはもう最高に相性が悪いです。
あと当然お客さんも動きます。
構図に腕や頭やカメラアプリ立ち上げたスマホが入り込んでくるのは日常茶飯事ですね。

そもそも見えない

立ち位置が被ってて肉眼で見えない演者も、当然撮れません。狭いステージの箱だとドラマーやキーボードが犠牲になりがちです。
あとフロアの立ち位置によっては、ベースも手前のスピーカーや照明で身体が半分くらい隠れちゃう会場は結構あります。
ドラマーを撮りにステージ裏まで回るのはカメラスタッフあるあるですね。

思うように動けない

「見える位置まで動けばいいじゃん」と言われそうですが、あくまでもライブを楽しんでいるお客さんが最優先です。視界を遮るような移動の仕方や撮り方はできません。「いまA地点にいるけどB地点からめっちゃいい写真撮れそう!」ってなってもすぐ移動できるとは限らないわけです。
他のジャンル経験者のカメラマンがライブを撮るときに一番注意すべきところでもあります。

他ジャンル以上に機材課金ゲー

そもそもカメラ自体が課金要素の強いものではありますが、ライブ撮影は他のジャンル以上に機材課金が重要なジャンルです。暗所も動体も、新しい機材ほど撮りやすくなります。
そしてレンズ交換を省くためにカメラ2、3台を同時に担ぐのが基本になります。機材費いくらあっても足りません。

おわりに

いろいろ大変なことも多いですが、ライブ撮影は他のジャンルとは全然違う楽しさがあります。
機会があればぜひチャレンジしてみてください。
最近はこんな本も出てます。まさかのELLEGARDENのベーシスト高田メタルさん著。

⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン!


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