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それでも僕は夢月ロアさん復帰は朗報だと思うけど、世間は・・・

夢月ロアさん復帰。

来ましたね。遂に。
僕は、夢月ロアさんの復帰に賛成です。
朝日新聞の記事(下記リンク先)を読みました。涙で手が震えました。
僕的には手放しで涙を流して言いたい。「ロアちゃんおめでとう!」と。
でも、事情通としてはそれはできない。
なぜなら、世間の声の雲行きは怪しいからだ。世間のみなさまは、やはり、厳しい目で見ているぞ、と。
今回はそこに重点を置いて、夢月ロア(以下、敬称略)の復帰は社会通念上妥当なのかを考えたい。
具体的には

1.夢月ロアのツイート

2.朝日新聞や各種メディアの記事

3.担当弁護士について

の3点について考えたい。

1.夢月ロアのツイート

食い入るように読んじゃいましたよね。引退ではないかと、ドキドキしながら文末まで読んで安心!ロアちゃん復活だ!良かった!。僕はそう思った。 

でも、世間の皆様は違った。
夢月ロアは「デマを流された」と言っているけれでも、何がデマなのか?と。金魚坂めいろと喧嘩になって、ファンも目にするSNS上でも喧嘩をしていた。
これの何がデマなのか、と。事実じゃないか、と。世間の皆様はそう思っていると思う。実際、そのような疑問を持つ声もチラホラと。
「あれやられた。」「これやられた。」の非難の応酬の中で言われた1つを取り上げて、デマだと言っているのだろうか?。そうだとしても自業自得ではないか?。
感情的になれば誰だって相手の悪口を言うし、言われる。それが事実に基づいたものかどうかなんて考えながら言い争いはしない。金魚坂めいろも夢月ロアも、互いのファンを巻き込むほどに、感情的に争っていた。
互いが感情的になった喧嘩の中における発言1つを取り上げて、「私はデマを流された被害者です。」と言いたげな文章を書くのは、自分都合が過ぎるのではないか。世間の多くの人は、ここに強い違和感ないし深い疑問を抱くだろう。

2.朝日新聞や各種メディアの記事

僕はこの記事を読んだとき本当に泣きそうになった。辛かったねロアちゃん、可哀想に。
幼い頃に母と死別して1人で猫が救いだったなんて本当に辛かったんだね。復帰おめでとうと、僕はロアちゃんに伝えたい。

だが、世間は非情だ。奇しくも世間は大晦日前日。針で刺すような痛みを伴う寒風がロアちゃんを襲う。
まず、母親の死別と今回の騒動は関係ないだろと、知らんと。
次に、活動休止を余儀なくされて生活の基盤を失いかけたかのような書きっぷりが目につくけれども、そもそもいつ活動休止をしたのか、と。
活動休止の宣言はもちろんない。では、実態はどうか。
メンバーシップ(有料会員)は継続、ボイス販売も継続していたし、動画の広告も継続されていた。
つまり、充分な収入は得られていたと言える。(人気ライバーは毎月のメンバーシップ収入だけで世間の平均月収を遥かに上回る。夢月ロアはもちろん人気ライバーである。)
これで"余儀なくされた活動休止"なのか?
確かに、配信活動と動画投稿活動は止まっていた。
しかし、それは余儀なくされたものではなく、夢月ロア自身の判断によるものではないだろうか。
というのも、にじさんじライバーの中には、失言をして、それが悪意ある動画投稿者によって拡散された人は何人かいるが、それらみんな、適時適切に対応して、今では華々しく活躍をしている。
つまり、適時適切に対応すれば配信活動、動画投稿活動の継続は容易だったのである。
では、夢月ロアはどうか。
「私は悪くない。Twitterのフォローも私は外していない。」と言いたげに、金魚坂めいろとのDiscordのやりとりを写した画像を添付して、ツイートをしただけではないか。
活動休止を余儀なくされたというのは些か、脚色が強すぎるのではないのか?。そのように世間は厳しく見るだろう。実に嘆かわしいことだが。
なお、活動していないのに、しかもメンバーシップの特典を提供せずに、メンバーシップ料金を受け取り続けるのはおかしくないかと思うのも、また世間だろう。

3.担当弁護士について

夢月ロアちゃんは本当に心強い弁護士先生をつけたようで僕は安心している。

だが、世間様は疑問を投げる。弁護士に疑問を投げつける。
まず、「誰の」「何を」デマだと言っているのか?。
金魚坂めいろと夢月ロアがトラブル関係にあったのは事実で夢月ロアのSNSにもそれは残されている。
金魚坂めいろが夢月ロアとのやりとりの中で発言したことの1つをデマとして扱っているのか?。
それなら、プロパイダーに開示請求などしなくていいはずだ。
となると、金魚坂めいろではない人物であると考えられる。
鳴神裁だろうか。
そうであったとしても何についてのデマなのか。いじめの有無だろうか。
それなら、いじめられたと主張する金魚坂めいろの話しなくして、争点の妥当な解明は困難ではないか?。
何回も書くが、そもそも事の発端は両者の喧嘩ないしトラブルであり、それ以上のものでもなんでもない。
そして、活動を引退した金魚坂めいろには、現状、反論する機会すらない。
このような状況にも関わらず、「相手にいじめとデマを流されて私の人生ぐちゃぐちゃだ。」と主張し、各種メディアでその論調を展開する。
いじめのデマを流した加害者側の人間という強烈な悪印象を、反論の機会すらない相手に与えるこの状況、これは当時の夢月ロアが置かれた状況よりかなり酷ではないか?。
これは果たして社会正義に適う筋の通った弁護活動なのだろうか?。
Vtuberも人間、当たり前である。しかし、相手もまた人間である。
いじめにいじめで返すことになっているのではないか?、そのいじめ返しは社会に良い影響を残すのだろうか?。
『先輩という自身の立場も考えれば、直接話しがしたいとメッセージを何度も送ったのは、金魚坂めいろさんにとってプレッシャーになった。この点は私自身の配慮が足りなかった。しかし、いじめやパワハラという意図は一切ありません。今後は自身の立場と言動が与える影響に気をつけて活動をしたいと思います。また今回の件について関係のないライバー様、そのファンの皆様にご迷惑と不快な思いをさせてしまったこと申し訳ありませんでした。未熟な私ですがこれからも応援のほど、よろしくお願いします。』
という、説明と謝罪で十分ではないか。名誉や信頼はその後の真摯な活動の中で徐々に取り戻すのが妥当ではないか。裁判をやったところで何が得られるのか?。
社会正義実現のために達観した目を持つ世間はそう見るだろう。

最後に

本題とはあまり関係ないが、今回の問題は夢月ロアと金魚坂めいろが喧嘩状態にあったことが発端である。
この事実を拾わずに、「いじめと言われ人生がめちゃくちゃで自殺も考えた」と被害情報たっぷりにファンに情報を発信することは、過ちを繰り返しているのではないか?。
今回の事案において考慮しなくてはならないのは、どちらにも大勢のファンがいるというものである。いわば、コミュニティ同士の衝突、団体間の紛争といえることだ。
「首を吊れ」「死ね」などとメッセージが寄せられたと、夢月ロアはいう。
当たり前だが、その類のメッセージは金魚坂めいろにも届いているだろう。
では、そのようなメッセージが相互に送られる状況を作ったのは誰か。
他でもない、夢月ロアと金魚坂めいろ両名である。
ライバーという活動をしている以上、自身のファンがそのような過激な行動に出ることは想像に難しくないわけである。
そして、Twitterないしファンが見聞きする場所で相手を非難、相手の評価を貶める言動を仄めかしあったりしたのだから、相手のファンから過激なメッセージが届くのは至極当然だし、自分のファンが相手に過激なメッセージを届けるのも至極当然である。
そして1年近く経過した今、「いじめと言われ人生がめちゃくちゃで自殺も考えた」と被害情報たっぷりに自分のファンに向けて情報を発信する。
ファンは当然、金魚坂めいろ(だった人間)に「死ね」「首を吊れ」などの過激なメッセージを送るだろう。
繰り返しになっているのではないか?。
ファンが勝手にやったことだと言えばそうである。直接何かを指示したわけではないのだから、実態の把握は困難だろう。
しかし、今回の事案が、いわゆる昨今の誹謗中傷事件とは違う形態を含んでいるのは紛れもない事実であり、真実である。
もし、本当に、名誉を回復し配信及び動画投稿活動の再開を望むのであれば、自分がコントロールできもしない大衆を煽るような行動はやめて、当事者同士の決着に終始する。これが正義に適う正当なやり方ではないか?。良識に溢れた世間の人はそう思うだろう。

私は別に構わないと思う。指示はしていないし、指揮命令系統が存在する組織でもないのだから、勝手にやったことだで知らん顔をすれば良い。

また、弁護士は夢月ロアの名誉回復を、目的に一応は掲げている。
しかし、裁判によってトラブル関係にあることが知れ渡るというデメリットもある。加えて、にじさんじはエンターテイメントプロジェクトであるから、ネガティブな事象と相反する関係にある。
この事に鑑みれば、夢月ロアの名誉を回復するという目的の手段としては、紛争解決に実効的で、必要かつ相当な手段を採るのが妥当であろう。
にじさんじ全体で支えざるを得ない形(夢月ロアのツイートをリツイートするかどうかを踏み絵のようにして)にしたのは、にじさんじ全体に対してのポジティブイメージの低下を招くどころか、無関係な人たちも巻き込んではいないだろうか。
トラブルに無縁で視聴者に笑顔だけを届けたいライバーがいる。そのライバーは夢月ロアのツイートや裁判に関連するものをリツイートしたりはしないだろう。
でも、その行動を夢月ロアのファンないし煽動された人たちはどう捉えるだろうか。夢月ロアの訴えのみをたっぷり摂取した人たちはどう行動するか。
何故リツイートしないのか、敵なのかと責めるメッセージを送るだろう。
ライバーの活動に専念したい人たちに迷惑をかける、その視聴者にも不快な思いをさせる。
当時の状況で視聴者が知り得た範囲の事情を知っていたなら、少なくとも支持しなかった人たちもいるだろう。当人の自覚なく、裁判・喧嘩の道具にされてしまった人たちの存在は考えなかったのだろうか。
本当は、夢月ロアの名誉回復よりも、Vtuberに人格権があるかないかの画期的判決を得てやろうという功名心が先んじているのではないか?と、客観的に見ている世間は疑問抱く。
果たして夢月ロアの名誉を回復するという目的の手段として、過剰な被害の訴えを知らしめることは、紛争解決に実効的で、必要かつ相当な手段といえるのだろうか。

世間の大半が願うのは平和なにじさんじ、いつ見ても笑えてポジティブな気持ちになれるにじさんじだ。
ネガティブな情報を撒き散らされることに良い気持ちになるファンは少ないだろう。そして、にじさんじとにじさんじのファンは今回を含めて、2度も、トラブルに巻き込まれている。
このことについての言及はない。
これに加えて、これまで書いてきたことを考えると、今回のようなやり方での夢月ロアの復帰は社会通念上妥当と言えるのか。note冒頭のこの疑問に世間は以下のように答えるだろう。
夢月ロアの今回のやり方での復帰は社会通念上妥当とは思えない、と。

世間は厳しく冷たいがしかし、何はともあれ、私は改めて伝えたい。

復帰おめでとう。ハンバーガーレポ楽しみにしています。