【暇な大学生の学び】14 排除
だめだ。気が滅入るなあ。
世間も何かトゲトゲし始めてきた気がする。目立つ人を叩き、その裏の事情なんか調べようとすらしない。そんな人も時々見受けられる。
信じられない。
自分が思ってることを口に出すのは自由だ。
ただ、言葉は伝わる。相手がいるから言葉があるし、言葉は人と人をつなげるツールだ。
それなのに。言葉で分断され、バラバラになり、敵対関係がそこかしこで形成されつつある。
とあることで炎上している有名人。それについてそれぞれが思うことを書いて、ある人は援護し、ある人は批判している。
そこは個人が考えて書いたことだろう。
たまに人格全てを否定するようなトゲにまみれた言葉が人々の耳目を集めてクソみたいな気持ちになるけど。
できるかぎり客観的に見ようと思ってタイムラインを眺めている。
語弊はあるかもしれへんけど、僕は他人にそこまで興味がないし、積極的に関わろうとはしない。ただ、言い合いを見て心の闇が重なって行くだけ。
炎上やら社会問題やらの議論をリプ欄でしているのを見て違和感を感じる。泥仕合のようなリプ欄。ただただ暗くなる方向にしか行かない闇落ちのリプ欄。
非難非難で誰も何も言えなくなる。
一度の過失を叩きまくり、再起不能にさせる。
違うやん。大事なのはその後やん?
叩いて、排除する。それよりも。
叩いた相手をどう受け入れるかじゃないんかな。
こんな考えになるのは俺が他者に興味がないからですか?