秋の紫陽花
庭の紫陽花がドライフラワー化している。
梅雨に咲いてそのままの姿である。
本当は花と思われている部分はがくで、
紫陽花は真ん中の小さな中心部が花なのである。
今年は天候がよかったのか、
ものの見事に姿そのまんまで、紫陽花である。
そのうち形が崩れて、冬には枯れて茶色くなってしまうだろうけど、
まだ緑色のちゃんとした紫陽花。
その紫陽花のがくが、今年はピンクに色づいた。
咲いた紫陽花の花は水色だった気がするのだが。
そんな話を陶芸の友達に話したら、
「ちょうだい」と言われた。
紫陽花のドライフラワーでリースや色々作るからと。
「家の紫陽花は花は咲いても、そんな風にはならないのよね~」と。
紫陽花は剪定しないとどんどんデカくなるから、
そろそろ切らなくちゃあって思ってた。
少しだけ飾りはするけど、あとは捨ててしまうものだから、
使ってくれる人にあげようと、紫陽花は全部切った。
あっちの紫陽花はどうかな??って
家の裏の方にある紫陽花を見に行ったら、
イノシシが来て紫陽花を掘り起こし滅茶苦茶にしてた。
何がお目当てわからないけどイノシシは、
家のすぐそばまで来て、
夜にあっちこっち掘り起こしている。
キレイな満月でも、なんとか流星群が見れそうでも、
夜には玄関先でも出られなくなってる。
イノシシに遭遇したら怖いもの。
それでも今回、夜に掘り起こされた紫陽花は、
密集し過ぎていて植え替えを考えてた。
ちょうど庭のツゲの木が枯れて、
ぽっかり空いたとこがあったから
掘り起こされた紫陽花を植え付けた。
大きな紫陽花だったから、たぶんちゃんと根付くと思う。
季節的には植え替えはいい時期だし。
あれやこれ~と繋がっていって、
やることが増えて片づけて
私は一仕事終えた。