ニセアカシアの花

いつも通る空港付近の道沿いは今、ニセアカシアの花が満開である。たまに暑いと感じる気温となったこの頃、車の窓を開けて走れば、車内は花の匂いでいっぱいになる。

ニセアカシアの花、ご存知だろうか？白い藤の花って感じなのだが、蔓ではなく木。ここらへんは砂地で、他の木が育ちにくいのか、ニセアカシアの木だけ群生している。それがたわわに咲いて真っ白になっている。

私はたわわに咲く花が大好きだ。桜もそうだけど、景色の中に彩りを添える。しかも、いい香りまき散らして。ニセアカシアの風に吹かれるだけで、幸せな気分になれる。

そういえば、このニセアカシアの花、天ぷらにして食べたことがある。似さアカシアの花は薄い花びらなんで、結局衣の味なんだけど、天ぷらのサクサクとほんのり甘い蜜の味がした。
特別美味しいというわけではなかったので、毎年花は咲くが、食べたのは１回きりだったけど、見た目は悪くない。

この季節に、珍しいお客さまでもあれば料理してみてもいいけど、まだまだコロナ禍。食べることはなさそうだ。