スカートのリメイク2
ここのところ毎晩
若い頃の自作のスカートをほどいてる。
若い頃のスカートで
ウエストが細い。
今では絶対はけないスカートである。
奥の方にしまい込んでいたそのスカート達を
リメイクすることを思いついた。
私は既製品ではサイズがあわず、お直しが必ず必要で、
それならば最初から自分で作っちゃえ~って始めた洋裁だった。
洋裁初心者の洋服がイマイチ垢抜けないのは、
縫い代の取りすぎだと聞いたことがある。
私はずっと初心者だった。
なんとなく不安で裁てなかったのか、
そのうち太るだろうと予感してたのか、
私が若い頃に自分で作った洋服はすべて、
普通縫い代は1~1、5㎝なのに3㎝も取ってある。
お陰でほどいたスカートで、
見返しのみならず、色々作れそうである。
型紙当ててわかったのだが、
ロングのスカートでジャンスカが出来そうである。
丈は少し短めになるが、普段着ならその方がいい。
ほどいたロングスカート2枚で、
1枚のジャンスカが出来た。
1枚のロングスカート布で、
前身頃と後ろ見頃を取る。
似たような配色のロングスカートの布で、
サイドに足し布と前後の見返し布を取る。
冬用のジャンスカなのでゆったりめに
サイドに円錐形の別のスカートの布を足した。
その別のスカート布で見返しも取る。
見返しだけなら表布に合わなくても問題ない。
ウールのスカート布を見返しに使えば、
ぬくぬくのジャンスカが作れる。
今は昔と違って、表布だって何でもありだから嬉しい。
アンシンメトリーでも、パッチワーク風の継ぎはぎでも。
類似色だけでなく反対色でも。
例えば、ほどいたスカート布何枚かを使って
新しく何かを作ることができるのだ。
もう着れないスカートも始末できるし生まれ変わる。
いまのとこ私はジャンスカであるが、
取りあえず着ないスカートをほどいていかねばならない。
素材分けや色分けをしながら
ほどき作業を今年の冬は頑張ろうと思う。