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木製の器

私は陶芸をやっていて器を作っている。
息子も陶芸をやっていて、二人で作ってるものだから、我が家の食器棚はほぼほぼ手作りの器が占領している。

欲しい器は、色でも形でも大きさでも自分で作れなくはない。
もちろん思い通りの器が作れるわけではないけれど。

それなのにそれなのに、
木製の器が欲しくなるのは何故なんだろう。

木製は軽いけれど、食洗機も使えないし専門店でなければ種類も少ない(陶器に比べたらの話)。
それでいて取り扱いも色々あるし、お高い。

人って(私って)めんどくさいってしみじみ思う。
なんでだろ?

我が家の朝食はパンで、木のお皿を今は使っている。
以前使っていたパン皿はお日様の絵であった。
朝は燦々、今日の元気を貰うんだ、なんてね、そんなこと考えた。
色々ネット検索して、私が絵を描いた。
絵心はないくせに、
食パンがきれた時のおむすび用のお皿もついでに作ってみた。
我ながらちょっとかわいい。

どれも悪くはなかったのだけど、
なぜか飽きてしまったみたい。
それでもまた思い出して使い始めたりするのだろうか、お日様のお皿。
私の気分は私でもわからない。

今使ってる木製のお皿は、陶器みたいに欠けたりはしないけど、はげてきた気がする。
どうするか?
これはオイルを刷り込んだりしたらいいのかな?
なんて考えながら、そういうこと、
色々調べるのも面白そうである。

使い捨てではなく、
大事に使い込んで味を出していく。
日々使っている作った陶器の器たちも、
少しずつ色が変わっている気がする。
そういうことを楽しみながら、
暮らしていけたら、いいと思う。

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