【短歌】永遠の道
千重千々なる
(ちえちぢなる)
千百五秋の路
(ちひおあきのぢ)
散り散りに
(ちりぢりに)
散りぬる花は
(ちりぬるはなは)
塵となれども
(ちりとなれども)
幾重にも折り重なって交わった道は散り散りに(別れていく)。
散ってしまう花が、たとえ塵になったとしても(道は果てなく永遠にどこまでも続いている)。
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古典を勉強するために短歌作ってみっか!
ってノリで作っていく中で、語感を意識したものです。句頭に「ち」を使おうと躍起になって古文辞典引いてました。
ちりちりちりちり言ってますね。
「千百五秋」は、限りなく長い年月、永遠といった意味があるようです。
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