未婚者5割が「雇用の安定」を求めている
今朝の日経新聞の記事で大きく取り上げられていた結婚、出産に関して。
2020年度の婚姻数は12.3%減。約52万組。
出産数は約84万人。
1973年生まれの人が200万人位ですから半数以下に減っているんですね!!
日本は経済成長を遂げ、20年前に比べて便利になったのですが、それほど幸せ感や幸福を感じられなくなっているのかもしれませんね。
コロナ禍でも婚姻や出産が増える為に必要な支援
未婚者20代~40代の未婚男女1000人にアンケートをした結果
1 雇用の安定
2家庭と仕事の両立できる職場環境
3長時間労働の是正と働き方改革
以上の3点を求めています。
このアンケートを見るとお金が結婚と出産に深くかかわっているのを感じますね!!
お金!お金が無いから不安なのか。稼ぐ能力に不安なのか。
どちらにしても、若い人は将来が不安で不安でしょうがないです!
政治家のおじいちゃんには絶対分からない問題だろうな(泣)
多くの人は将来の不安から結婚しても子供が育て出来るか不安で思考停止状態なんですよ!
1000人の未婚男女のアンケートでは約44%が結婚願望を持っています。
約半数は結婚したいが、残りは結婚を希望していないとの事。
金銭的不安からくるものなのでしょう。
もともと、日本人は物事に慎重な考え方を持ち合わせている人種なので不安を抱えてしまう人が多い傾向にあると思います。
将来的な不安を覚えると一番考えるのが子育てに関する事だと思います。
日本の子育て支援はOECD諸国の平均2.3%を下回る1.8%です。(GDP比)
少子高齢化が進んでいる日本では政府が子育てにお金を回す余裕がありません。
(政府もお金が無いからどうしたらいいの!)
子供が幸せに育てられる国だと感じられないと、どこか明るい未来を描けないですよね。
今後よりいっそう増税が進み、多くの人は金銭的不安を抱えて生きていかなければなりません。
これはどうしたらいいのでしょうね??
長生きすれば、当然医療費は掛かりますしね。
そうすると予算に限りがあるので子育て世代にお金が回らない(泣)
私は不動産と結婚相談を運営しています。
私の立場から言わせて頂くと、やはり住居の部分が一番大きな負担になっているような気がするんですよね。
家って新築買ったら一生ローンを抱えて生きていかないといけないですよね。
マンション借りても便利な場所は狭いし、高いし⤵
私が住んでいる愛知県においても空家は増加してます。
この空家を子育て世代が支援を受けて安くで住めるようにしてあげるのはどうですかね。
最低限、住居費の補助は子供が義務教育の間は支援していただきたいなと感じます。
大手は、給料がいいので住宅手当が付きますが、中小企業に勤めている人のほとんどが住宅手当なんてないじゃないですか。
そうすると、住むところだけで手取り額の4割程取られたらそりゃ貯金どころの騒ぎではないですよね。
2点目は
男女においてはやはりコミュニケーション能力が低いと出会えるチャンスは減るし、結婚はおろか恋人も出来ません。
若い人は良い出会いを増やして、素敵なパートナーを得る事で幸せも増大して自己肯定感も上がります。
その為にも今の教育にコミュニケーション能力が向上する為の支援があったら今よりも出会いが増えて婚姻数を上げていけるのではないかと思います。
コミュニケーションでどれほど多くの人が毎日困っているか!
だって30%の男性が生涯未婚で終わる国ですよ!!
男女の会話もままならないまま、成人して働き出して、「はい、あなた今日から自由恋愛して恋人や結婚相手を見つけてください」と放り出されてもそう簡単にできませんよ。
授業にディスカッションなど、相手の意見を聞いたり話し合ったりの訓練を取り入れたりね。
後は男性が女性を思いやったり、女性が男性を理解できるように感情の表現を学んだりね。
コミュニケーション能力は絶対的に必要な能力だし、異性とちゃんと話せたりする能力はめちゃくちゃ役に立つからね。
小さなうちから学校以外でも学べる機会が増えたら素晴らしいなと思います。
まとめ
〇お金や仕事の不安から結婚したくても出来ない人が増加
〇支援を求めているが国は子育て世代に対して十分な支援が出来ていない
〇住居費やコミュニケーション能力向上の為に国が支援して欲しいと個人的には感じる。