見出し画像

にじさんじ甲子園2024-1「奮い立てよ夏」

今年もあるんだー!!
という感想がそのまま口が出てきた発表動画。

というわけで大きな盛り上がりの中終わったドラフト会議の結果と共に各監督のご紹介とパワプロ2024の栄冠ナインの注目点をざっくりと解説いたします。

今年は舞元さんの休止、パワプロ2024の発売が夏頃であるなどの点から開催が見送られても致し方ないと個人的には思っていたのですが、やはり開催は非常に嬉しく、テンションが上がっています。

にじさんじ高校(椎名唯華監督)

幸せな家族計画?

昨年史上初の二冠の獲得となり、去就が注目されていた椎名監督。今回は三度目の戴冠と前人未到の連覇を狙う。

優勝2回、準優勝1回、3位1回と大会毎にベンチマークのごとくトップクラスの成績を見せる彼女に今回も期待がかかる。

ドラフトは昨年夏からしばしば話題に上がるやししぃの成立から謎の浮気枠で指名に及んだ加賀美ハヤトの指名は花畑監督に負けるものの、やししぃの子であるりりむの2年連続指名、娘の彼氏(?)である卯月コウ、そしてでびる、黒井とペット枠2名と上位5名で家族構成を作ったのちに仲良しのコトカとファンであるレンゾットの指名となった。

バラエティに富んだ面々と初挑戦の秋田県で今回はどんなチームを作り上げるのでしょうか。

地域選択:秋田県

今回選択した秋田県は栄冠ナインではかなり総合面が高い地域だと言える。
転生選手の数は抑えつつもステータスの高い選手は複数人、そして高校数も少ないとかなり狙い目。

山田久志などのステータスの高い転生投手を複数擁しつつも、一番の目玉である落合博満は金特能「勝負師」、アベヒやパワヒと攻撃的な特能を持つので、野手としての転生枠もかなり期待できる。
OB投手が複数人追加されることやヤクルト石川などのキャリアハイとしてのob枠が転生として収録されれば全体として投手偏重の比率となる秋田を狙う価値はかなり大きい。

公式発表済みの落合のステータス。
左の基本ステータスは転生の際にはやや下がるものの、特能は据え置きのため、かなり頼もしい。

私立梨海高校(五十嵐梨花監督)

リベンジの炎はオレンジ色

昨年は9位に終わったものの健闘を見せた五十嵐監督。今年は高校名を変えリベンジを目指す。
今回もドラフトは独自路線を行き、被りなしの指名となった。昨年も上位指名をした本間ひまわりを1位指名に加え、2位指名に今年は笹木咲も指名してござやよの絆を生み出し、3位にはほぼサプライズとも言える周央サンゴ、4位には毎回重要なポジションを担うラトナプティに、5〜7位の男性陣は直近のにじGTAを思い出す組み合わせとなった。

ルーレット指名でも同期2人を含むJPライバーを多数獲得し、地域ドラフトでも3球団競合となった宮崎県をオリックス愛で取得と波に乗る。
直近でもリベンジ枠としての参加となった監督は成績が向上の傾向にある中、どこまでの躍進を目指せるか。

地域選択:宮崎県

昨年から言わずと知れた投手王国。しかも高校数も抑えめと人気になる理由が自ずとわかる。今年は目玉でもある山本由伸のメジャー移籍に伴うOB枠移動、OB枠の強化の波に乗りやや強力な投手が引きやすくなるか?
過去に本拠地とした監督はいたものの、いずれもゆかりの投手は出ていないため、自ずと期待がかかる。
狙い目となるのは山本の他に北別府(今作は金特能持ちに)、戸郷、黒木など。

レインボール高校(小野町春香監督)

古豪復活へ 

2021年、にじさんじ甲子園企画初の甲子園優勝を成し遂げたレインボール高校がこの度復活。直近二回の大会でサポートとして精力的な活躍をしてきた小野町監督が再び指揮を執る。
2年の期間を経た彼女の成長はいかに。

ドラフトでは被せを狙った社築の一位指名を椎名監督に阻まれたものの、2021年大会では順位決定戦で戦った樋口楓を指名。2位の月ノ美兎とあわせたかえみと、さらには4位指名での壱百満天原サロメの指名でですわバッテリーの復活かとも思われる。さらには3位のナリ、5位の神田、7位のフミと旧レインボールメンバー指名もあり、関係性の高いメンバーがルーレット指名でも見られるなどらしい結果に。

濃い面々が揃う中、地域ドラフトも大分一本釣りと盤石の構え。
確かな経験値が最新作にどこまで通用するか、期待したい。

地域選択:大分県

言わずと知れた狙い目県の一角。昭和の大投手稲尾を筆頭に、昨年、一昨年と本戦でも活躍した転生枠が投手野手両面で揃う。今作のOB追加で強力な捕手である城島などがいることも追い風。

金特能バズーカ送球など強肩強打を目指せる特能持ち。
キャッチャーCも地味に嬉しい。

帝国立ふれんず学園高校❤︎
(フレン・E・ルスタリオ監督)

男女比1:4

初参戦となったフレン監督。直近の栄冠ナインの配信も記憶に新しく、参加を喜ぶリスナーも多かったであろう。

ドラフトでは同期であるイブラヒムの指名はくじで阻まれたものの、付き合いの深い戌亥とこを指名後は戌亥の同期であるアンジュ、監督と因縁の深い星川、ユニットを組む鷹宮、何かと付き合いのある天宮、戌亥とユニット「Nornis」を組む町田、にじGTAでも親交のあった狂蘭メロコと当初の宣言通り好きなメンバーを取ることのできたドラフトだったと言えそう。

全員女性のドラフト指名の後、ルーレット指名でも女性多めではあったが長尾景ら男性陣の孤立は免れた形。
地域ドラフトでは競合した宮崎県を外したのち、さらに南の沖縄へと移動。この判断はどうなるか。

楽しんだもん勝ち、天衣無縫の心を志す監督たちの一度きりの夏が始まる。

地域選択:沖縄

OBよりも現役選手の収録されている人数が多い特殊な県。
さらに狙い目も転生プロに偏っているため、やや引きづらさを抱えるものの、投手枠を引ければ他県に劣らない優位性をもたらす。

ちなみに転生選手の確率はOB全体と現役プロ全体でまず二分され、その後それぞれの選手分で分けられるため、それぞれの偏りは目当ての選手の引きづらさに直結する可能性もある。

狙い目は現オリックスのエース宮城や西武で中継ぎから先発への転向後も目覚ましい活躍を続ける平良海馬、色々あったもののソフトバンクの主砲として活躍を続ける山川など。

英雄アカデミー
(エクス・アルビオ監督)

安定感ピカイチ

こちらも初参戦となった。栄冠ナイン配信の経験はあるものの、指名などはかなりの未知数とも思われていた。

ドラフトでは結果的に異世界声出し英雄アカデミーとも言われた今回の指名。

関わりの深いイブラヒムをフレン監督との競合を制して獲得。2位3位ににじGTAでもコンビを組んだローレンに、付き合いの長いアルス。
さらに4〜7位で同期グループであるヒーローチーム、オリエンスをまとめて獲得で声出し枠を確保。

その後のルーレットも驚異の引きを見せ、昨年の監督でもあるニュイなど、異世界・ファンタジー枠をピンポイントで抜くチーム編成運には主催も驚きを隠せず。

さらに地域ドラフトも椎名監督との競合となった鳥取県を獲得。抜群のスタートダッシュとなった印象。ここからさらに波に乗れるか。

地域選択:鳥取県

知る人ぞ知るほどではなくなったが、栄冠ナインを少しでも知る者にとってはトップクラスの狙い目と言われている。転生選手が投手確定となり、その一角が名投手である米田となることや高校数の少なさがトップクラスから最速で強くなることへの安定感に長けた印象のある県。
今回OB選手の追加はあったものの、転生選手の投手比率は相変わらず高いままのため、強いチームを作ることを目指しやすい印象。
あとは運がどこまでついてくるか…といった感じかもしれない。

私立願ヶ丘高校(叶監督)

願いと歴史を引き出せるか

今回初参戦となった叶監督。ゲームセンスや調査力、長時間配信への対応などは定評があり、栄冠向きとも言えるプレイヤーの印象であった。

ドラフトでは不破監督との競合を制して葛葉を1位指名、念願のクロノワール完成に加え、2位剣持、7位伏見での咎ノワールまで獲得した。さらに、3位に七次元生徒会で関わりのあるレオス、4位に最近葛葉の妹枠にハマりつつある栞葉、その栞葉と関わりある鏑木を5位、6位に魁星と異質ながらも確かな指名。

ルーレットでも全体的に爽やかそうな印象のある面々が揃い、地域ドラフトでも今回大きくランクアップの恩恵があった京都府を一本釣りと強かな立ち回りを見せる。

きつい中の確かな成長を目指す監督のビジョン、その先にある願いは花開くか。

地域選択:京都府

パワプロ2024で大きくその地位を上げた都道府県。その一角がこの京都である。
プロ野球の歴史の中でも歴代最強捕手と言われた野村克也の追加がやはり大きく、所持している金特能2つが相手打線を大きく抑えることのできる可能性を秘めており、本戦を見据えても正捕手に据えることができれば大きなアドバンテージとなる。

キャッチャーAの上位互換である球界の頭脳に加え、
ノムさんの代名詞とも言えるささやき戦術、
さらに歴代2位のホームラン数を再現する長打力。
どれをとっても中核になりうる。

もともと、衣笠祥雄や吉田義男、斉藤和巳といった有名どころではないものの強力なOB枠が多かったこともあり、やや他の狙い目の県などに比べて高校数が多いことに目を瞑ればかなり強力であると言えるであろう。

金特能である鉄人は栄冠には影響はなく、
赤特もやや痛いがそれでも栄冠では強い

銀河立超チャイカ高校

ぎゃらくしりつ、らしいです。

昨年は決勝のAbema観戦枠に登場。惜しくも敗れた社監督との印象的なやり取りもリスナーの心を打ち、自身も野球の面白さを理解できたことで今年は監督として参戦。(なのか?)

ドラフトでは妹としてもはや愛着のあるリゼの指名から始まり、他の監督の指名にぼやきつつも2位では椎名監督との競合を制して加賀美ハヤトを獲得。そのままSMC組の2人も指名、コロコロつながりのある石神や同期であるクレア、にじGTA内で250万で買われた関係の北小路などやや独自路線をいく形に。

ルーレットでも最後のニブイチでGTA内で関わりの多かったソフィアの獲得はできなかったものの、できたチームには満足げであり、地域ドラフトでは波乱をもたらしそうな岩手一本釣りとなんだかんだうまくいった形に。

実力も知識も全くの未知数だが、なぜか期待してしまうチームとなったこの高校の行方はいかに。

地域選択:岩手

昨年度は本戦優勝をもたらした、怪物の潜む県。
今作のアンバサダーを務め、現在もメジャートップクラスの成績を残す二刀流大谷は昨今の影響かやや投手能力が下がった可能性はあるものの、その打撃能力は健在。それに加えて令和の怪物佐々木、やや赤特は痛いもののステータスはやはり高い大リーガー菊池と投手層は厚い。反対に野手は大谷や元ヤクルトの畠山以外はやや貧弱のため、完全に投手狙いとなる。ただ一撃が当たればその衝撃は月までぶっ飛ぶほどとも言えるロマン砲枠と言える。

ギラギラホスト高校

向上心と闘争心は剥き出しに

今回初参戦ながら、野球と栄冠ナインの座学を詰め込み臨んだ不破監督。

エースとしての縁のあった高校の監督であった葛葉の1位指名は惜しくもできなかったものの、そのつながりで主催である舞元を指名。
その後の2位以降もホストとしての素養とぎらつきを備えた面々を続々と指名して中核を固める。

その後のルーレットでは早瀬の獲得以降方向性が変わったようにも見えつつも、わりとまとまりのあるメンバー構成に。

地域ドラフトは1巡目で宮崎県のくじを逃すものの、その後のハズレ1位で滋賀県を獲得。
ここら辺でも座学の片鱗が窺える。

目指すはNo. 1。ホストたちのひと夏の行方はいかに。

地域選択:滋賀県

実はあまり知られていないものの、転生投手枠が優秀な県の一つ。OBが少ないものの、筆頭である西崎が優秀なステータスを誇り、現役プロ枠でも楽天則本(OB枠にキャリアハイ時がいるかも)がいるなど、投手狙いにはもってこい。転生さえ引ければ優秀な投手を初年度に引き入れる確率はかなりあると言えそう。


今回パワプロ2024の発売が遅いこともあり、変更点への理解(新規登場コマンド、新規アイテム、スカウトや転生留学生など)や実際に栄冠をプレイしてみて印象もあるため、本育成はわりと先になりそうな印象だが、監督たちの育成配信もかなり楽しみである。

いいなと思ったら応援しよう!