
にじさんじ甲子園超まとめ+戦力分析-1:加賀美大附属編
はい、昨年のように随時更新とはいきませんでしたが、ずっと各監督の配信は追っておりました。
本当に昨年を超えるような育成配信になるとは思わなかったというのが正直な感想です。
いやおかしいんだよな、3年でできるチームじゃないでしょこれ。
選手の引き、初期状態だけで言えば、昨年を超えるインパクトではなかったですが、昨年以上の育成面での大きな進歩や公式戦成績の向上が大きく、すでに本戦はハイレベルな戦いが予想されます。
果たして今年の甲子園はどうなるのでしょうか。まずは全高校の育成配信が終わったAグループ、躍進を遂げた加賀美大附属です。
加賀美大附属(宮崎)

3年間の主な成績
1年目 : 夏甲子園出場・センバツ出場
3年目:夏甲子園優勝
まさに「シン・激打」ということを体現すべく生まれたチームであった。
転生選手や天才選手は3年間通じてなしだったものの、1年目から快進撃を続け、夏と春の甲子園出場を果たし、2年目は甲子園出場こそ叶わなかったが、1年目からの快進撃のアドバンテージを活かし、スカウト組選手とプロ選手の力で育成面で躍進。
集大成の3年目で夏甲子園進出、甲子園でも打撃力が火を吹きながら、投手や守備面でも躍動して格上校を倒し、決勝では最高レベルの相手に7−4で勝利し、3年縛りで夏甲子園優勝を成し遂げた。
(なお、3年縛りでの夏甲子園優勝は今年の加賀美大附属と神速のみ)
加賀美大附属の圧倒的な強さには野手の総合力の高さがある。打撃力においては言わずもがな、現3年生の野手4人(花畑,アイク,夜見,葉加瀬)全員が弾道4ミートAパワーA以上と攻撃力は随一。
そして守備面も不安がなく、これはスカウト組の2年生メンバー(クレア,モイラ,エリーラ,ライラ)が打撃面に加えて、走力や守備に長けたメンバーが揃い、センターラインと外野を固めているからである。これに加え、終盤には1,3塁には守備固めの選手(春崎、西園)もおり、攻撃から防御へと切り替えて試合を有利に進めることも可能である。3年間で経験値を積んだ彼らはまさしく名門校のメンバーそのものであり、他校の脅威であることは間違いない。
投手層も随一であり、先発エースのジユが甲子園でも総じて圧倒的な投球を続け、クローザーのでびるも終盤の攻撃の芽を摘み、リードを守り続けた。アイクのキャッチャーBのリード面もあり、磐石と言わざるを得ない。
予想打線、布陣とともにメンバーの紹介。
1番ライラ・アルストロエメリア(センター)
2年生ながら弾道4ミートAパワーB走力Bとハイレベル。しかも走塁Bもあるため、後続のヒットが浅くとも得点のチャンスがあるのが大きい。センターに彼女がいるのも心強く、守備面も強い。攻守ともに重要な存在。
2番アイク・イーヴランド(キャッチャー)
今大会も優秀な選手の多いキャッチャーの中でも随一の打撃力。
弾道4 ミートS パワーA アベレージヒッター、流し打ち、粘り打ちと長打力も巧打力も兼ね備えており、バッターボックスでは威圧感、出塁すれば撹乱と、敬遠もおいそれとできない強打者。それに合わせてキャッチャーBで投手層をバックアップする守りでも重要な扇の要。
3年通算12本50打点(打点数は過去最高)のパンチ力が本戦でどこまで火を吹くか。
3番夜見れな(ファースト)
弾道4ミートAパワーAに加えて対変化球、カット打ちなどの対応力がある打者。
初期は対左Gだったものの、プロのコーチングなどで対左はEまで上昇。
やや守備に不安があるものの、強力打線の一角を担う打撃の安定感が本戦でも発揮されるか。
4番花畑チャイカ(サード/ライト)
今年の彼は一味違う。弾道4ミートAパワーAもそうだが、アベレージヒッター、ハイボールヒッターなどの打撃特能を合わせ、安打やホームランを育成配信中から量産。決勝ではダメ押しの2点タイムリーで優勝を決定づけた。
守備面も躍進し、走力C肩力D守備力Cとまずまずに。
チャンスEなどまだ不安な面も残るが、今年は勝利の立役者となれるか。
5番モイラ(ショート)
2年生ながら異次元の成長を遂げた遊撃手。合宿と特訓、さらには最後の夏甲子園でメキメキと成長し、弾道3ほぼオールCのステータスに「流し打ち」「威圧感」「満塁男」「対左投手B」「チャンスA」と攻撃的に。もちろん走力Cや守備力Bと、ショートとしての守備面もしっかりとし、セカンドのクレアとともに「絶望と微笑みの二遊間」を形成する。
攻撃にも守備にも手を抜かない女神が盤石の試合運びを作るか。
6番エリーラ・ペンドラ(レフト)
2年生ながら恐ろしいほどに高いステータスを誇る外野手。走塁F送球Fなどの赤特が目立つが、弾道4ミートBパワーC走力Bアベレージヒッターと高い攻撃と出塁率を狙えるステータスに。それに加えて守備力もBと外野守備も安定。
昨年以上の外野の堅固さは加賀美大附属の勝利を高めてくれるのか、攻守に優れたこの打者にも期待がかかる。
7番葉加瀬冬雪(ライト)
恐怖の7番。なんでこのステータスの3年生が7番にいるのかというほどのヤバさ。
1年目から高打率を誇っていたが、成長とともにパワー系に変貌。その中でスランプもあったものの、もともとあったプルヒッターに加えて、2年目冬にパワーヒッター取得で完全に一発を狙うスタイルが完成。弾道4ミートAパワーAと合わせて抜群の長打力を誇る。
最後の夏にそのスタイルを完全にモノにしたのか、最後の夏だけで9本19打点を上げる。特に甲子園では6本のホームランを打ち、決勝では3打席連続のホームランで5打点を挙げて優勝に貢献。
全知全能、でも7番フリースインガーのスタイルが激打野球に下位打線のないということを証明する。
8番シスター・クレア(セカンド)
「絶望と微笑みの二遊間」守備担当(でも弾道3ミートCパワーD)。もともとチャンスGだったはずが、いつの間にかチャンスDにまで復活する躍進。走力B守備Bを誇り、守備職人もあるという安定感が昨年同様、加賀美監督の野球の守備を担う者の使命なのか。もちろん8番としての上位につなぐ打撃にも期待だ。
投手オ・ジユ
昨年はリリーフとしての活躍のみだった彼女が今度はエースとして君臨。1年目のセンバツで先発を担ってから大覚醒を遂げ、変化量の多いサークルチェンジを筆頭に三種の変化球をコントロールAで活かし、キレ○ 奪三振 緩急 リリース○と変化球にも優位に働く青特で相手打者をアウトにとっていくスタイル。
甲子園でも強豪校の打線にも臆せずに少ない失点で抑え続け、バッテリーを組むアイクのリードとスタミナSで粘り、打線の援護で勝利を手にしていく姿はまさにエース。
1年目4月☆81→3年目夏☆474と圧倒的な成長を遂げた。
後続のリリーフにも151kmノビC重い球のでびるなどが控えるため、簡単には打たれないだろうが、投手層の厚さと継投のタイミングで如何に抑えられるかが勝敗を分ける。