【考察?】白雪千夜の過去をまとめた【概説?】
はじめに
はじめまして、永島です。
本稿は、既存描写に基づき、白雪千夜の過去を3つの時期に分けて整理した内容です。
大まかに分ける3つの時期は以下の3つ。
Fascinateコミュ1話冒頭で千夜が独白した「幼い頃」。
SSR【ひとり、時は過ぎて】特訓エピソードでPに打ち明かした「あの頃」。
Fascinateコミュ3話で千夜がPと杏に説明した「12のとき」。
これら3つの時期を概説します。
この概説を踏まえた考察も用意するつもりでしたが長いので分けました。
別記事として後日に投稿できたらいいな~
(1月28日追記)
思ったより早く書けました。
ちとせと千夜ちゃんの居住暦の変遷を考察しています。
以下より本文。
「幼い頃」
最初に説明するのは千夜の「幼い頃」です。
概説する「幼い頃」「あの頃」「12のとき」の3つの時期の中、
「幼い頃」が現状で判明している千夜の過去の内で最も過去に属する時期と推察しています。
千夜の人生はこの時期から既に平穏を欠いている可能性があります。
以下の独白からその可能性が垣間見えます。
「幼い頃、私の夢は……」
「夢は、何だっただろう。」
「ずっと前から、夢を見なくなった。」
出典: イベントコミュ「Fascinate」『第1話 Tonight We Steal the Stars』
より
千夜にとって「幼い頃」は「夢を見なくなった」ほどの体験が存在します。
"夢を見たことがない"とは言っていません。
ある時を境に「夢を見なくなった」。
その「夢を見なくなった」時期に最も近いのが、この一連の独白で語られている時期、「幼い頃」です。
「ずっと前から、夢を見なくなった。」
「自分では終わらせることが許されない、
灰色の現実を塗り替えていく日々。」
これが「幼い頃」から今に至るまで続く白雪千夜の人生です。
「あの頃」
記事冒頭で書きましたが筆者は【ひとり、時は過ぎて】を引いてません。
台詞のテキストは引用しますが、この項で語る「あの頃」に関するスクショは無いです。
持ってないからな!!!!
持ってる人が提供してくれたら嬉しいな!!!!!!!!
Twitterのアカウント貼っておくね!!!!!!!!!!!!!!
「あの頃」とは、千夜が思い出した時期です。
20年2月末に初登場した限定SSR[ひとり、時は過ぎて]の特訓エピソードで語られました。
千夜が断片的に思い出した「あの頃」とは、どのような時期か。
以下は[ひとり、時は過ぎて]の特訓エピソードのテキストです。
「ふぅ……。人心地、つきました。」
「待っている間、冷たい静寂に包まれながら……」
「少し、思い出していました。」
「あの頃の私たちはまだ、ただの友だちで……」
「お嬢さまは銀世界に遊ぶ、無邪気な少女で……」
「私は……自分のことは、覚えていません。」
出典: アイドルコミュ 「[ひとり、時は過ぎて]白雪千夜の特訓エピソード」 より
千夜は「あの頃」を憶えていません。
しかし寒空を過ごす間に断片的ながらも少し思い出すことが出来ました。
なお、会話が進むと「あの頃」の時期が
「随分と、昔のこと」「もう遠い過去」とも打ち明けてくれています。
(かっこ閉じは原文ママですが……示すスクショが無い!)
千夜は現在17歳。
なお、黒埼家に迎えられたのは「12のとき」。
出典: イベントコミュ「Fascinate」『第3話 If the Stars Are Gods』 より
17歳が12歳当時を「昔」と例えるには近すぎるので、
[ひとり、時は過ぎて]で千夜が語る「昔」、すなわち「あの頃」の千夜の年齢は一桁かと思われます。
(あくまでも仮説です。)
「あの頃」を語る千夜の言葉から当時の千夜とちとせの関係性が見えます。
まず「あの頃の私たちは『まだ』」という言葉からは、
「あの頃」は今現在の二人の関係に変化する前だと分かります。
今現在の二人の関係は、言わずもがな、主と僕、主従関係ですね。
ですが「あの頃」は違います。
「あの頃」の千夜とちとせは「ただの友だち」です。
「あの頃」の二人に今現在の主従関係は無いことが明確に分かります。
「あの頃」は12歳以前の千夜とちとせの関係を示す時期なのです。
【ひとり、時は過ぎて】は大切に留めたい過去を描写したカードですね。
まあ筆者はお迎え出来てないんですけどね。
そもそも160連でSSRゼロってなんなの?
「12のとき」
「あの頃」の概説で少し触れましたが、
「12のとき」は千夜が黒埼家に迎え入れられた時期です。
そして千夜が「いろいろあって」「独りになった」時期でもあります。
出典: イベントコミュ「Fascinate」『第3話 If the Stars Are Gods』 より
杏に「どうして一緒に住んでるの?」と質問された際に明かしました。
出典: イベントコミュ「Fascinate」『第3話 If the Stars Are Gods』 より
「12のとき」まで千夜は独りではなかったようです。
しかし、「12のとき」で彼女は独りになってしまったようです。
また千夜は「12のとき」以降、黒埼家に使用人として雇われ、ちとせに仕え始めます。
出典: イベントコミュ「Fascinate」『第3話 If the Stars Are Gods』 より
「あの頃」は「ただの友だち」だった関係は「12のとき」に変貌しました。
次は"黒埼のおじさま"についてです。
誰そのおっさんと言わないでほしい。
"黒埼のおじさま"を語る理由は、彼が白雪千夜の「後見人」である事実から、黒埼家と「12のとき」の白雪千夜個人が関係も見えてきます。
「後見人」は実在する制度に基づいた立場の人間を指します。
明言こそされていませんが、彼はほぼ確実にちとせの父です。
後見人制度を述べると長いので、根拠を既に述べている別記事のリンクを貼っておきます。
気になった人は読んでね!
「いろいろあって」「独りになった」当時の千夜を家族同然に迎え入れた、その上、使用人として雇うなど、"おじさま"はかなり献身的なお方です。
出典: [Fascinate]白雪千夜「メッセージ」『ルーム』 より
他人への関心が特段薄い、この時期千夜でも"おじさま"とは柔和な距離感を保っていることが上の言葉から伺えます。
なお「いろいろあって」「独りになった」千夜が当時どのような体験をしたか作中で明言されていません。
千夜がどうして「独りになった」か未だ謎のままです。
千夜が「独りになった」原因として遜色ない体験をFascinateコミュ5話冒頭で独白していますが、いくら遜色ない体験だろうが、それが「独りになった」体験とは言及していません。
ただ、その体験を機に「独りになった」という方向の考察を筆者も日頃から進めています。
つまり仮説の域に留まっています。
その体験って何だよ! ぼかすな! と! 思った方々は!
Fascinate5話を読んでね!!
「12のとき」「いろいろあって」「独りになった」。
そうして黒埼家に迎え入れられた。
詳細は不明ですが、千夜の人生は12歳を機に大きく変わりました。
まとめ
「幼い頃」に白雪千夜は「夢を見なくなった。」
定かではないが、千夜は「幼い頃」前後から
「灰色の現実を塗り替えていく日々」を生き続けている。
「あの頃」の白雪千夜と黒埼ちとせは「ただの友だち」だった。
千夜曰く、「あの頃」は「随分と、昔のこと」で「もう遠い過去」。
また、「あの頃」前後の自身のことは「覚えていません」。
「12のとき」、白雪千夜は「いろいろあって」「独りになった」。
そんな千夜を、黒埼のおじさまが「家にこないか」と誘った。
それから千夜は黒埼家で暮らし始めた。
黒埼家では、千夜は「使用人として雇われている」。
と! まあこんな感じです!
別に公式で明言されてるわけじゃないです!
17歳が12歳を「幼い頃」と例えてる可能性も今後の展開次第であり得ます。
公式描写が『正義』だ。
あとがき
前回の記事が3月頭に投稿だったので、すっごい久々の投稿でした。
筆者は履修の言語化、集約化の結果として記事を投稿しています。
しかし、筆者の解釈がかなり固まったため履修のモチベが以前より落ちたこと、私生活が大きく変化したことも相まって、投稿できなくなりました。
考察ツイートと(万が一)絵が描き上がった場合は先ほども貼った以下のアカウントに載せてます。
これは現在開催中のイベント「君のステージ衣装、本当は…」の概説的なツイート。
文字数を抑えてるので堅苦しい……
たま~に、こういったツイートだったりを載せてます。
解釈が固まったの、めっちゃ良いことなんですけど、モチベの低下が結構こたえますね……
ひと月に1記事のペースが途切れて焦りが増し焦燥感に潰れました。
投稿頻度はめっきり下がりましたが、モチベ次第でいずれまた投稿します。
以下は過去の記事の宣伝!
(筆者の解釈を固めたやつもあるよ!)
過去記事リンク
黒埼ちとせと“Be The One”がベストマッーーチ!!! 【前編】
"Be The One"は仮面ライダー作品の主題歌です。
Fascinateコミュの回顧が本文なので、この歌を知らなくても読めます!
VelvetRoseとFascinateコミュの自分なりの見どころをネタバレしつつも核心を避けて詰め込んだ記事なので、履修・復習したいけどわかんね~って人も楽しめるはず!
おすすめ!
ちなみに2番目は書き途中で長らく最後の一節で止まってます。
2万字くらい。
VelvetRose登場2周年記念日・2月28日に投稿出来たらいいな……
白雪千夜のロワイヤル衣装は彼女を尊重した結果
モバマス時空の言及を始めた記事。
この解釈を機に自分のエンジンが掛かりました。
Fascinate公演はモバマス時空で開催されてない!と断定してます。
ただ、それは作中描写で両時空に明確な差異が存在するゆえです。
何それ?! と気になった人は読んでいただけると嬉しい。
『千夜ちゃんが真相に辿り着くまで』 前編
あとがきで述べた、筆者の解釈を固めた一連の記事です。
3編構成、3万3000字を越えているので長いですが読むと筆者が喜びます。
あと合わなかったらごめんね……解釈違いの人少なくないと思うから……
前編は千夜の幼少期から12歳まで時系列をまとめています。
中編以降は既存描写に一つ可能性を加え
● 「灰色の現実」に追い込んだ存在
● 「たいせつなもの」の正体
● 火事は"何時"起きたか
● 「僕」になった経緯
● 火事は"何故"起きたか
● 「長くない」の仮説
を自分なりの解釈で述べてます。
"白雪千夜、現実改変能力説"もあります! 妄想は楽しいね!
数は少ないですが、全ての記事が以下にまとまってます。
ここまで読んで頂いた方、ありがとうございます!!
記事冒頭で述べましたが、本稿を踏まえた考察を後日投稿できればなと!
焦燥感に負けず、己のモチベで頑張りたいので、ゆっくりペースですが……
頑張らないように頑張るぞ~
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