イベントコミュ[堕ちる果実]の回顧録です。最長4日間で読破する運びです。3日目。自分用の実況垢でつぶやいた内容をほぼそのまま載せてます。
当然ですがネタバレそのものなので注意!
途中途中で[堕ちる果実]以外のコミュやカードが挟まってますが当然読んだ後の後付けで貼ってます!
おれの頭の中で分かってても共有しないと知らない描写なので…一応。
本文は2500文字くらいです。
以下より本文!
繁華街
ユニット名候補ですかざず「ちーちゃんず」をお出しする方なので……
二人でユニットとしてデビューすることが決定し、ユニット名を決めようとした一幕の台詞。千夜ちゃんから候補名を引き出すために酷い名前に決まりかけていたが、自分をドラ子と名乗っているあたり元々のセンスだったかもしれないと改められた…
シーシャカフェ①
『Pに選ばせた』……
街中で見かけた金髪美人を数日間に渡り探し続けた結果所属に至った。
この所属経緯の一連を黒埼ちとせ当人は「私はあなたに選ばれた。選ばせた……かな?」と表している。偶然…なのだけど、ちとせは占いでPと出会うことだけは知っていたらしい。
(同コミュ、この一連の台詞の直前で明言。自分で読もう!)
『アイドル活動が千夜を託せるか見定めるため』……
見定めるため…という言葉自体は筆者がそう表してるだけ。ただ、ちとせが千夜を託すために奔走してるというのはコミュ読めば表し方はどうあれ読み解けるので、各々自分自身で読むか、以下の記事も参考ください。
何なら千夜のデビューまで漕ぎ着けたら自分は舞台から降りるつもりだったっぽい……
2人がアイドルとしてデビューするLIVE直前くらいのやり取り。
アイドル活動が千夜を託せる存在として己の眼で見定めた黒埼ちとせが一人舞台から降りようとしていた。Pの言葉で千夜と共にデビューすることが改めて決まったけど、ここで一歩でも間違えれば千夜共々事務所から去っていたかもしれない(これは筆者の妄想)。
(ちなみに[Fascinate]コミュ内でこれがデビューと明言されてるよ。)
人々を魅了する気満々だったし……
初期N,N+,Fascinateくらいの時期が特に顕著。そもそも自発的にアイドルになったわけじゃないし、支配者をちとせ自ら名乗ったりもしていた。
[堕ちる果実]コミュOPで志希が『ちとせも本質的に自分本位』と言っていた(そして筆者は否定的だった)が、言われてみればまぁデレステのお嬢さまも最初は聴衆を魅了する特別な存在みたいなキャラだったわ…
支配者をちとせ自ら名乗ったりもしていた……
イベントコミュ[Fascinate]第5話にてデビューLIVEを終えた黒埼ちとせ。
『私の心にも消えない魔法が灯った』という発言的にカード[Fascinate]黒埼ちとせ+は時系列的にその直後に位置するはず。『支配者』発言など、偉そうな黒埼ちとせを抜粋。
蘭子と飛鳥
自分が好きなものを純粋に好きでいたら世間と食い違ってることに気づいて『ああ自分は痛いヤツなんだ』と自覚し己から距離を置いたのがモバマス時空の飛鳥ちゃんも解釈してるけど……
モバマス時空のデビュー前後・ぷちデレラ関連のエピソードで綿密に語られている。その一部を抜粋。結果として世間に迎合されないのがモバだけど、デレステ時空だと原点からして進んで痛いヤツになってるんだよね…
デレステ時空だと原点からして進んで痛いヤツになってるんだよね………
補足の補足になっちゃったけどデレステの飛鳥を無根拠な主観で蔑んでるわけじゃなく『人格が違うから受け入れるのに時間が掛かる』と主張したい。
イベントコミュ[未完成の歴史]でデレステの飛鳥が「痛いやつ」になった原点が語られているが、成り立ちからしてモバマス時空と異なっている。
「痛いヤツ」と呼ばれることに本人も無自覚なのがモバマス時空で、本人が自発的にそうであろうと生きてるのがデレステ時空。
(見返すと、ひとのことをモブと呼称する側面とか傲慢で独善性が強いところがモブ子とそっくりというか、やはりライターの癖なんじゃないかな…)
シーシャカフェ②
『愛はいろいろな形がある』……
マジでPに愛を告白してきた。4枚目で突然打ち明けてきたので驚愕した。
曰く「恋愛だけが愛じゃない」そうで、後述の実況のように、やっぱり蘭子に対しては親愛の情だと思う。でもそんなの他人に伝わらないしなぁ…
感想
お嬢さまの人格にブレを感じたのちょっと複雑。ちょっと…? 留めろ…
ちとせと蘭子がお互いに愛を育んでいくことを誓ったけど、これ二人が純粋な人間だから成り立ってるだけで、二人の人間性・価値観を深く知らない人からすればびっくらぽんだし、ましてやモブ子ともなればああいう風に発狂してしまうのは当然なんだよね…
いやモブ子がこの場にいること自体本来おかしいんだけど…
あ~とにかく舞台装置として生を授かったモブ子が不憫でならない。
悪い大人にそそのかされて間接的に蘭子を傷つけて己を悔いると思ってたけど直接的に傷つける気しかないじゃん。もうだめだ。モブ子として生を受けた人間がかわいそう。更生の道が無いじゃん。
あとデレステの飛鳥ってPに出会わなかったらモブ子みたいになってた素質あるよな…って思った。ライターの癖と片付けられたら楽なんだけど、そんな可能性を感じさせるような描写が散見しすぎていて。形成しきっている。
デレステの飛鳥は他者と関わりがあるから過ちを犯したり踏み外しそうになった時は仲間やPが窘めたりするけど、もし独りだったら、デレステの飛鳥自身が語っているように「理解者と呼べる者」たちとの出会いが無かったら、いつまでも『自分はモブじゃない』『背景の雑踏じゃない』『自分こそが変わり者なんだ』って自己が肥大し続けたままだっただろうし…
モブ子に近いのはデレステの飛鳥なんじゃないかな…
…俺がモブ子に刺されそうなコメントだこれ
次稿・他記事リンク
●次項(第3話)
●ほかの記事、読んでほしい記事
↑こっちに過去の記事がまとまってます!
↑他の実況記事まとめ
↓特に読んでほしい熱がこもってるやつ抜粋
原作描写に基づいて千夜ちゃんの過去を概略してます。
白雪千夜ビギナー諸君! 読んで!
ネタ記事…ではない! もちろん描写に基づいて考察してます!
考察のスタンスが伝わり易い記事だと思う。読んで!
自分の解釈の根幹。全3編で3万文字弱。長い。
最後まで読んで解釈違い起こしたらごめんね。