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[Drastic Melody]白雪千夜 特訓前 メッセージ 【白雪千夜の過去について】


イベントコミュ「Drastic Melody」の回顧録です。
twitteでつぶやいたのをほぼそのまま載せたやつ。

当然ですがコミュ内容のネタバレそのものです。
ネタバレが気になる人は回れ右!

カードはコミュと違ってストーリー仕立てではないので、自分で主題を定めて、それに則って書き記します。
だから台詞全てを網羅できてないし、取りこぼしもある。主観の限界…

本稿は、このカードから読み取った【千夜の過去】の一部を綴りました。



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「追いかけるのは、いつも私の役割だった。…幼い頃の、遊戯の話です。」

【幼い頃】の思い出。【幼い頃】より千夜とちとせは繋がりがある。

なお、【幼い頃】という時期を千夜が口にしたのは今回が初めてではない。
Fascinate第5話の独白でも用いている。

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「幼い頃、私の夢は……」
「夢は、何だっただろう。」
「ずっと前から、夢を見なくなった。」

出典: イベントコミュ「Fascinate」『第1話 Tonight We Steal the Stars』
より

今回の、この台詞からは千夜がまだ夢を見ていた【幼い頃】が垣間見えた。

ちとせと千夜は【幼い頃】から親睦を深めていた。
そして【幼い頃】の千夜は、まだ夢を見ていた。

だが千夜は何かをきっかけに【幼い頃】は見ていた夢を忘れてしまった。
【夢を見なくなった】のだ。
(Fascinateのスクショの方)

まだ夢を見るほど希望に満ち溢れていた【幼い頃】と、
【夢を見なくなった】時期だろう、【幼い頃】と密接した時間軸【ずっと前】。

17歳が【12のとき】を【ずっと前】と形容するには近すぎる。

千夜が【夢を見なくなった】原因は【いろいろあって独りになった】【12のとき】ではない?
【夢を見なくなった】時期は全てを喪ったと思しき【12のとき】ではない?

結論。

白雪千夜が【夢を見なくなった】原因は白雪千夜が黒埼ちとせの僕になった時期【12のとき】前後ではない可能性がある。
→【夢を見なくなった】原因は黒埼ちとせと関連していないかも?



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「この程度の寒さなど、とうに慣れた…あの日々のほうが、よっぽど…」

【あの日々】は千夜が寒さを身に浴びてた日々。
【日々】? 連続している日常だったの?

白雪千夜は【12のとき】【いろいろあって独りになった】。
火事により独りになったならば【幼い頃】より白雪家と近しい黒埼ちとせは、黒埼家は、白雪家の焼失に間もなく気付くはず
さもなくば千夜は路頭に迷うから。
黒埼ちとせが白雪千夜を掬えないから。
千夜が闇に落ちてしまうから。

だが、そうなっていない。そうならなかった。

白雪千夜が黒埼家に迎え入れられたきっかけは、黒埼のおじさま(ほぼ確実に黒埼ちとせの父)が「うちに来ないか」と誘ってくれたから。

火事で全てを喪ったとおぼしき、かねてより親睦を深めていた12歳の白雪千夜が路頭に迷う様を黒埼ちとせが看過する状況は絶対に考えたくないし考えられない。

白雪千夜が全てを喪ったタイミングと黒埼のおじさまは千夜を黒埼家に迎え入れた日にラグや空白は存在しない次元に達してるとしか自分は思いたくない(思いたくないだけで在ったのかもしれないけど本当にそうだったらコンテンツにドン引きだよ)

また、ちとせが千夜を【私のものにした】時期も【いろいろあって独りになった】その時すぐと思われる。

【独りになった】と語る千夜。

【独りだと闇に落ちちゃいそうだったから】と打ち明けたちとせ。

【独り】の時期が重なるのが【12のとき】すなわち

つまり【あの日々】は【12のとき】以前の日々なのでは?
【いろいろあって独りになった】以前の日々では?

【いろいろあって独りになった】時から間もなく黒埼家に迎え入れられた(としか考えられない)のだから、これ以降に寒さを感じる日々があったのだとしたら、心の寒さを感じる日々を語ったことになる。

黒埼ちとせがいて、愛情を持って迎え入れてくれた黒埼家の日々を恨んでるかのようなセリフになってしまう。
ありえない。

もしくは、迎え入れられた黒埼邸は藁小屋で寒かったけど愛を感じていたから乗り越えましたとでも言うと思っているのかぁ?

しかしながら、ここまで言っといてなんだが【12のとき】以降の可能性も捨てられない。
黒埼家に迎え入れられただけで千夜の心の傷が完全に癒えるとは限らない。

ちとせは千夜を【私のもの】にした。それは千夜が【闇に落ちていっちゃいそうだった】から。
千夜は大好きなちとせちゃんがいる黒埼家に迎え入れられた。だが、だからといってといって心の傷はすぐに癒えたりしない。
黒埼ちとせの僕になることを望み、黒埼ちとせがそれを受け入れた日に至るまでの、喪失感の寒さに打ちひしがれていた日々の心情を語ったのかもしれない。
ただこれ、行間を行間で埋めた感がすごい。考察ではなく妄想って感じ。
心の寒さではなく本当に寒空で過ごしていた【日々】を語ってる言葉として読むのが王道だろう。

結論。

【あの日々】がどのような日々だったのか、可能性が2つ生まれた。

①千夜が【いろいろあって独りになった】【12のとき】当時の喪失感にまみれ過ごした日々を指し、心の寒さ語っている。

②【いろいろあって独りになった】【12のとき】以前のいつかで過ごしていた日々を指している。
語っているのは心の寒さではなく、寒空の下で過ごしていた日々。

個人的には②を選んでいる。

ひとつ、台詞を心の寒さと捉えるには根拠に欠ける。
もうひとつ、心の寒さではなく寒空で過ごしていた日々とした場合、【12のとき】から間もなく黒埼家に迎え入れられた可能性が極めて高く、消去法として起こり得るタイミングが【12のとき】以前しかない。

それと【夢を見なくなった】【幼い頃】以降、もしくはそれ以前から続いている日々の可能性を模索してきたので。
それが揺るがされるほどではなかった。


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またカードかもしれないし、EDかもしれない。

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