気になっていた"Oopegg"のギターを買ってみた
そもそもどう読むの?
この2~3年、目にしていたOopeggという日本のギター。
ビザールっぽい形状から敬遠していたし、価格も高いからほぼ眼中にはなかった。ブランド名がそもそも読めないのだが、どうやら「オーペグ」と読むらしい。
そんな折、ギター選びの参考にしている英国のAndertons MusicのYouTubeでこのギターを特集していたのだ(下記)。
FenderのJapanモデルなどは取り上げられたりするが、日本の新興ブランドが、このチャンネルでこんな風に取り上げられたのは多分初めてではないだろうか?
それもまた、驚いたことに、Captain(動画に長らく出演しているLee。この店の店長、もしくは社長?)がこのOopeggのギターを個人的に購入した動画もアップされていたのだ(下記)。こんな動画、このチャンネルで、過去に1回くらいしか見たことがない気がするのだ。
で、私も購入してみた!
いつものデジマート・パトロールをしていたところ、中古で手頃な価格のOopeggを発見!YouTubeでサウンドサンプルをさがしていると、あのヨッちゃんこと、野村義男さんが試奏動画に登場していた(下記)。
ピックアップ構成もどうやら同じだし、めんどくさがりの自分にはスイッチが多すぎなのは気になったが、「中古楽器は一期一会」の教えに則り、購入してみることにした。
で、到着後に撮影したのがこの写真。お恥ずかしいことに、ロゴとブランド名の認識がまだ甘く、ステッカーを上下反転にして撮影している・・・。
サウンドの感想
私の購入したOopegg Trailbreaker Mark-1は、エイジド加工されたハンドメイドのUS MagnetoDesign Labのピックアップを搭載し、P-90(ネック)・2-50SC(センター)・Custom Modern HBの組み合わせ。ヴィブラートユニットは安定感あるDescendant社製、ブリッジはチューニングの安定と滑らかなヴィブラートを両立するMastery M-2というスペック。
ネックPUのサウンドは、透明感のあるClean、そして歪ませたときの太いサウンド共に素晴らしく魅了された。一方で、ブリッジPUは歪ませたときのサウンドの分離感がなく、あまり使えるものではなかった。
センターPUはミニトグルによって、使わないとか、常時センターPUとかのセレクトになっており、それが覚えにくく、結局使用せず。また、PU横のスライドスィッチは説明書見ながら試しただけで二度と触らずに手放してしまった。
まあ、YouTubeで野村義男さんがおっしゃっていたように自分のサウンドがどこかにあるのは確かでそれはあったが、余計なサウンドが多すぎる。ハマる人にはハマるだろうが、私のようにタップも不要と思うようなめんどくさがりには、やはり縁遠いギターだった。
Andertons MusicのCaptainは、今もこのギターを楽しんでいるのかしら?
その後
フリマサイトでこの金額ならという方もおられ、その金額は手数料を除いても楽器店の買取価格より良かったのだが、私がこのギターのサウンドが万人受けするものではなさそうだという弱気な気持ちもあり、誠実そうなその方をがっかりさせたくなかったので、申し出をお断りし、楽器店に売却した。今どき、店頭でサウンドを確認して購入する方も減っているとは思うが、専門家である楽器店の方の目を通した方が良いかなぁと思ったのだった。
まとめ
私はアンプやエフェクターでよくやってしまうのだが、「合わないことを確認するために入手する」という間違いを、またこのギターでやってしまった。ただ、まあいつまでも気にしているより、早めに体験した方がその後も気を煩わせなくて済むからすっきりしたというのが実感だろうか・・・。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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