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アクアポート危機一髪!

 田植えが終わって稲もスクスクと育って来ましたが同時に草もスクスク育って来ました。毎日が草との戦いの日々です。そして空梅雨で雨がまったく降らず大豆が出芽していません。またまた暗雲が垂れ込め始めて来ました。そんな中、青森県に研修に行きました。

1、アクアポート危機一髪!

 なんとアクアポートを設置した田んぼに車が脱輪。連絡を受けて慌てて向かうとドンピシャでアクアポートを付けた位置に落ちていました。真っ青になって近くに行くと1cmの隙間でスレスレセーフでした。JAFも来たのでアクアポートにぶつけずに揚げれるか相談したら難しそう。そこで入水パイプから外せないかやってみることに。タイヤとコンクリート畦の隙間は、狭かったけどなんとか捩じって外すことに成功。落ちたドライバーもアクアポートも無事で一件落着でした。しかし市街地の水回り困難エリアでは、こんなことも起きるのかとビビりました。そして昨年、試験的に紙マルチ栽培田の畔に敷いてみた「畦マルチ」を全面的に敷くことにしました。これは、生分解性で時間が経つと土に戻る資材です。敷くのは、大変ですがその後の草刈りが不要。さらに一番の効果は、畦から侵入する厄介な草を防ぐことが出来ます。効果があることを祈っています。

アクアポートの田んぼに落車だったがギリギリセーフ・畦マルチを田んぼに敷いたけど四苦八苦・2024
https://youtu.be/XbGBzetv_uc

2、六ケ所村と恐山に行きました

 林さんちも今年は、いろんな草対策をしています。アイガモロボットによる自然栽培「林さんちの宇宙米」の田んぼの抑草。さらにここに田植え機に取り付ける除草機「楽とーる」での除草。楽とーるは、レンタルですが実は、別の除草機を1台購入済みです。昨年、実演してもらった「のるたんJJ」。除草効果は、望めそうですが農道を走れず田んぼで組み立てなければならないかなり使いづらい機械です。これを紙マルチ栽培田に投入する予定です。どれもこれもこれまで夏の炎天下での人力草取りを回避するための投資です。金額的には、高額で痛いですが熱中症で倒られてもらっては、一大事です。そしてその対極の草対策マシンをお隣さんが購入。両側に噴霧パイプを伸ばして幅15mを田んぼの中を走りながら除草剤を直上か撒く「ハイクリブーム」という作業機。これは、本当にデカくてまるで田んぼの上をジャンボ旅客機が飛んでるように見えます。今の時期は、どこの農家さんも草との戦いが激しさを増しています。

アイガモロボットの対極の巨大管理機での除草・結局人力での畦マルチ張りに大苦戦です・2024
https://youtu.be/zVjilW_wnbs

除草機「楽とーる」の実演会に参加・野々市小5年生のお米の授業&田植えオリエンテーション・2024
https://youtu.be/3DhoJk8SuUc

野々市小5年生お米の授業&ミニミニ田んぼ田植えオリエンテーション・フルバージョン・2024
https://youtu.be/E-T2kPPrtBk

 6月14、15日と青森県へ青年塾リーダーセミナーで行って来ました。初日は、六ケ所村の日本原燃の施設見学。濃縮ウランの工場、再処理施設、埋め立て施設と本当に巨大で複雑なシステムの塊に圧倒されました。当然のことながらセキュリティが凄くて2重3重のチェック箇所を通過してようやく中に入れました。我々が豊かな生活を享受している裏側にどれだけ多くの負の遺産を残しているかをまざまざと見せつけられた気がしました。2日目は、恐山に行きました。ところが地獄絵図のはずが緑に囲まれた景勝地の様相になっていました。10年ほど前の御嶽山噴火から噴煙が激減して周囲の山々に木が育って来たとのこと。それでもここに来る参拝者のお供え物や見渡す限りの石積みを観ると恐山は、大切な人に先立たれた者の心の拠り所になっているんだなと強く感じました。

青年塾リーダーセミナーで日本原燃を見学・恐山が緑に囲まれた地獄になっていた・2024
https://youtu.be/RTzXZltI2yM

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