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チーズのタルトの話
こちらは、15年ほど前のフランス留学の出来事を思い出しながらぽつぽつ綴っているnoteです。
最新の話題ではないのですが、今と比較してみたりしたら面白いかもしれません。
ここで発信する何かが、誰かの留学のお役に立ったらとても嬉しいです。
大学寮に住んでいた頃の話です。
ところで、私はあくまで語学留学をしていただけで、現地の大学に通っていたわけではありません。
今はわかりませんが、当時は『7月と8月は大学の夏季休暇で寮がすっからかんになるから、語学学校の生徒さんたちに部屋を貸し出しますよ!』という制度がありました。
寮は驚きの激安賃料だったので、私はこの制度を使わせてもらっていました。
この人は寮に残っている大学の生徒さんかな?という人もちょこちょこいました。(夜、酔っ払った感じの大声で部屋のドアをめちゃくちゃノックしてくる大学生っぽい人がいて、寮怖かった・・・)
そんな中、パートナーと様々な国を旅しているという日本人のお姉さんが同じ階に住んでいました。
寮に住んでいる日本人は、お姉さんと私だけだったと思います。
ある日、お姉さんと一緒に、お姉さんの友だち(フランス人)の家に遊びに行ったことがありました。
友だちさんの彼氏が漫画好きだったようで、フランス語版のワンピースがどえらい量、棚に積まれていたのを覚えています。
フランスでも大人気、ワンピース! 私は本誌派だったけど、ドレスローザ編の途中で止まっちゃってるや・・・、続き読もう・・・。
さてさて、、
そこで、友だちさんが作ってくれたタルトがめっちゃめちゃ美味しかったんです。
レシピはとても簡単でした。
型にタルト生地敷いて、フォークでブスブス穴を開け、チーズをのせて焼く。以上。
日本に帰国して作ってみたかったのですが、真似できない大きな理由がひとつありました。
何のチーズやったんやあれ・・・?
友だちさんは、チーズの塊(八朔くらいの大きさ)をナイフで手のひらくらいの大きさに切り分け、タルト生地にのせていました。
大きさなんか適当よ〜って言っていましたが、言っているとおり結構豪快に入れる入れる。
あまりに友だちさんの手際が良く見惚れちゃったのもありますが、美味しそう!としか考えていなかったアホな私は、チーズの種類をすっかり聞きそびれてしまいました。
赤めのオレンジ色でナイフでショワっと切れる程度の硬さで・・・・・・、チェダーチーズだったのかなあ・・・?
八朔サイズのチェダーチーズを日本のチーズ屋さんで見たことがないんですが、今度ネットでブロックってやつ買ってみようかなあ。
作ったら、ご報告します!
ちなみに私、チーズケーキは苦手なのです。
でも、そのタルトは塩っけがあり、チーズケーキとは全くの別物だったので食べることができました。お菓子というより、料理という感じでした。
美味しかったです^-^
では、今回はこの辺で。
またお会いしましょう。
À demain !