人間の脳は変わることに抵抗する

失恋した友人が転職をしようと奮闘している。
住む場所も変えて環境を一変してやりたい仕事に就けるようにがんばっている。

でも変わりたいのになんだか怖い。
行動したいのに怖いと思って踏みとどまってしまう。

そんな相談を受けて去年聞いた話を記憶の中から引っ張り出してきてお話してみました。

変わらないことが人間は楽だと思う

私もそうだけど今いる環境が幸せだったり、特に不満をいだいてない場合
ずっとこのままがいいなぁ
と思ったりしますよね。

これ脳の仕組みでこう思うようになってるんですって。

たしかに大変ですよね。
なにか新しいことを始めたい。
そうなった時に下調べして、現地に赴いて確認したり、協力者を探しに行ったり、そしてお金がかかる。
うまくいくかも分からないのに時間やお金を消費するんだったら今のままが楽だー！って。

特に失恋した友人は生まれてからずっと同じ家に住み、同じ会社に13年もいて、別れた彼とも10年付き合っていたのです。
変化が少なかった人生だから怖く感じるのも当然です。

でもこういう風に考えてしまうのを変えることはできるんです。

どんな成功者でもマイナス思考はよぎる

昨年人間の脳は変わることに抵抗するというお話をしてくださった方は今でこそ成功者ですが、始まりは借金を抱えた状態でのスタートだったそうです。

で、考え方や物の見方は変化して今みたいに豊かになれたけど、新しいことをやろうとするときにはやはり一瞬でも怖いと思うとお話をしてくれました。

ようはよぎったとしてもどれだけ早く切り替えができるかが大事だと教えてくれたのです。

自分の意志とは関係なくやってくる変化の波。
それに抗うことはできないのだからそこからどれだけ希望の光が見いだせるか、その考えに私はとっても共感したのです。

私の考え方の変え方

変わることに恐怖を感じるなら私はこの恐怖を襲ってきた時に、自分自身が成長するタイミングなのでは？と考えるようになりました。

今年はワークショップを開催するようになりましたが、未だに前日は緊張も人並みにしているし、なんだか分からない恐怖は襲ってきます。

あ、私また成長できるんだ

この一言で恐怖心が去るようになりました。

前回のときはこんな感想をもらったな。
前々回はこんなお話したな。

成功体験を積んできたことを思い出しながら、変わりたくないと抵抗している私の脳ですらなんだか愛おしく思えるようになったんです。

幸せな体験をしてきたから変わりたくないんだねって声をかけるようにしたら脳もだんだん柔らかくなってきて、日常の色々な出来事もすぐに切り替えができるように。

これが1番の収穫だったと思います。

昨晩私にも大きな変化の波がやってきたのでこれも追々書けたらと思います…。
どのような結果になるのかそれが形になったらまたいずれ。