一緒に連れてって。
「話をしても良いですか」
会社の人がそんなこと言うわけです。
話しましょう。
休み時間ということもありますが、
話をするのは楽しいです。
なので話しましょう。
あなたのことも知りたいし、
僕のことも伝えたい。
会話。
それが会話。
さあ、語りましょう若い人ってこと。
「朝起きたらお母さんが洗濯物を干しなさいって言うんです。あ、違う違う。昨日の朝の10時なんです。あ、違う違う。昨日は休みだったので、いつもより遅く起きたんです。あ、違う。いつも休みはもう少し早く起きてました。それで洗濯物を干しなさいって言われて干したんですが、あ、違う違う。いつもはそんなことしないんですが、お母さんが肩が痛いと言うので、あ、違う、先週から痛いらしくて…。」
…。
話が足踏みしてること山の如しだと思った。
もう心を閉じて生きていこうと思う。
世代間の溝がまさかこんなに深いとは思いませんでした。
思えば遠くに来たのだなと。