33歳、独身、無職

このステータスになる日がくるなんて、思ってもみなかった。人生って本当にわからないな。

厳密には有給休暇中なので、無職ではないのだけど
次が決まってない状態で、退職を決めました。

私はとにかくネガティブ思考で、保険に保険をかけまくって生きていきたいし、環境の変化が苦手で、一生同じ場所で同じ人たちと生きていきたいタイプの人間だと思っていたのに
9年も働いて、人間関係に悩むことはほぼない、社会一般的に見たら超ホワイトな会社を辞めた。

理由も、人に言うのが恥ずかしいくらいホワホワしたものだし
この9年間で私が何かを成し遂げたわけでも、バリバリに能力向上できたわけでもないのに
辞めるのもったいなかったな、と後悔する日が来るんじゃないかと
今も正直とても怖い。

でも自分の中の違和感や、「変わりたい」という気持ちに嘘をつけなかったのも事実で
上司に退職の意向を伝えてから、
「辞めるの止めようかな…」と同じくらい
「辞めるって決めて良かったな」と思っていたのも確かで。
今の私は世間や誰かの「勿体無いことしたね」や「そんなんでやばくない?」の声に怯えているんだと思う。
実際にそんなことを言う人は誰1人としていないのに、自分の中で否定の声を作りあげてる。

次を探しながら仕事を続けることを提案してくれた人も、世の中の大半の人はそうしているんだろうことも頭ではわかるけど、
私の場合はまず退路を絶たねば、一生あそこから抜け出せない理由を見つけて
結果ずっとうじうじしてるんじゃないか、とも思っていて。
辞める、続ける、辞めてから職探し、続けながら職探し、
どの道を選んでも、その結果を自分で納得して受け入れなければいけない。

私の場合は、これがベストだといつか思えるように
しばらくは自分の葛藤も飼い慣らしながら、
受け入れられるように生きる。