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<星読み>2019年8月30日乙女座新月~命の使いみちが分からなくても~

2019年8月30日19:35ごろに乙女座新月。

今回の新月は、なんと言っても個人天体の5天体すべて(太陽・月・水星・金星・火星)が乙女座に滞在しているのが最大の特徴。また、天王星は牡牛座、土星・冥王星は山羊座に滞在していて、西洋占星術で活用する太陽系10天体のうち8天体が土エレメントのサインに滞在というスーパー土土(つちつち)な新月なんですね。

ちなみに、新月が終わって2日後に月が乙女座を去ってからも他の7天体は土エレメントにとどまるので、スーパー土土新月はスーパー土土ウィークに。(何だよその呼び名、というつっこみはさておき)スーパー土土ウィークは、次の満月前日である9月13日まで続きます。

そして、土エレメントに滞在していない天体は海王星木星の2つ。海王星は魚座、木星は射手座とそれぞれの支配サインにあり、いずれも柔軟宮。この2つの天体は緊密なスクエアを取っています。

というわけで、今回の新月配置、余っている天体がない。どの天体も関係しあって無駄がない感じ。この天体を使い切る無駄のなさみたいなものがもう乙女座テイストで、この配置が乙女座新月というのも面白いですね。

さて、乙女座で重なる太陽と月は、天王星とぴったりトライン。
太陽=水星/金星、月=水星/金星、火星=水星/金星、と
水星と金星のミッドポイントに太陽、月、火星がある状態。

進んで人と関わり、コミュニケーションを取ることで、欲求が満たされ、行動するエネルギーが生まれ、自らの立ち位置が明確にすることができるとき。

また、今回のは金星=土星/天王星、火星=太陽/月という、恋愛面で古いパターンを打破する、新しい段階に移行する、意欲的にどんどん進展する、みたいな感じのミッドポイントも見受けられます。乙女座に天体が集まっているけれども、火星と金星が合なこともあり、ちょっとツヤっぽい感じもありますね。

パートナーシップを一段階進めたり、新しい出会いを意図するのにも適しているとき。その際には、自らの望みやゴールを具体的にイメージし、具体的にプランニング、行動していくと実現度がより高まるはず。

また、動きの速い個人天体がすべて乙女座、しかも6ハウスに集中しているため、みちっとエネルギーが詰まって充実している感じ。

今回の新月では、沖縄から北海道まで、どこの地点で生成したホロスコープでも、乙女座にある5つの個人天体が6ハウスの中にきっちり入っている(3度前ルール適用してます)。地方によって天体の滞在するハウスが変わるときもあるので、これだけしっかり乙女座に詰まっているとちょっと感心しちゃうな。

6ハウスも乙女座の管轄なので、乙女座×乙女座=乙女座テイストの2乗。「使命に向かってチャキチャキ動く働き者」の配置ですね。

このエネルギーをじゃんじゃん使うために、頭で考えるだけでなく、身体も動かしてどんどん行動していかないと、逆にエネルギー過多となり悶々としそうな雰囲気です。

今回の新月から受けるインスピレーションフレーズは
命の使いみちが分からなくても」。

とりあえず、今、目の前にある仕事や取り組むべきことに、真摯に取り組んでみよう

エネルギーを出し惜しみせず、誠心誠意やってみよう。もしやりがいを感じなかったり、つまらないと思っていたとしても、一旦真剣にやってみよう。

自分がしていることに楽しみを見出すには、かけるエネルギーをケチらないのがコツ。今自分が持っているすべてのリソースを使って、目の前のことに打ち込んでみよう。今つまらないと感じていることも、真剣にやってみたら、超楽しいことに変わるかもしれない。

もし、今何に取り組んだらいいか、何がしたいのかわからなかったら、部屋の片づけや掃除でもいい。とにかくどんな小さなことでもいいから、「今」「目の前に」ある懸案を1つ1つ身体を動かして片づけていこう

自分の命の使いみちが分かっているなら、それは素敵なこと。そして、今分かっていなくても大丈夫。「いざというときのために」とパワーを温存しておく必要もない。むしろ、あなたの中から毎日湧き上がってくるエネルギーを出し惜しみしていたらもったいない。

(もし今、エネルギーを使うのがあまりにももったいないと感じる環境にいるなら、そこからそっと抜け出す計画を立てて、着々と実行しよう。)

エネルギーを何にどう使うか、ではなく、日々しっかり使い切っているか、の方が大事。日々、ケチらず、面倒くさがらず、自分のエネルギーを自分のために、周囲の人のために、世界のために、目一杯使おう

そうしたら、自分でも気づかないうちに、ものすごい充実した日々を送ることができるようになっているはず。




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