2022年10月運行天体アスペクト表と2023年3月の天体配置、水瓶座冥王星期について
わりと長めのアスペクトがいくつもあるのが印象的な2022年10月の運行天体のアスペクト表です。
2022年10月の天体配置から心がけたいこと
個人的に気になっているのが魚座海王星と双子座火星のスクエア。魚座と双子座はどちらも柔軟宮であること、コミュニケーションや情報を司る風エレメントの双子座火星が海王星に干渉されることから、不確定な情報が飛び交いやすいときだと感じます。スクエアが形成されている期間はとりわけデマやプロパガンダ、誤情報、流言飛語に踊らされぬよう気をつけて過ごしたいものです(10/12にパーチルスクエア、11月末までオーブ3度以内で形成)。
2022年10月現在、政治と宗教の癒着が顕在化したり円安が進行したりと、2008年冥王星が山羊座に移動して以降続いてきたこれまでの社会システムの揺らぎがここへきて更に拡大してきている雰囲気です。
この10月は、社会の先行きが不透明になっている不安から不確実な情報を信じて行動してしまう、状況を悲観しすぎて心身に不調が出る(魚座海王星と双子座火星スクエアの良くない表れ方)…というようなことをなるべく避けるべく、それぞれの反対サインの要素―
乙女座要素:目の前の生活と身体感覚を大事に生活する
射手座要素:悲観しすぎず希望と信念を育みながら過ごす
を意識して過ごしてみられるのも良いのかなと思います。
占星術師のほともこさん、アウェアネスナビゲーターの原田優子さんとやっている「月のサイクルで自分とつながるコミュニティ」の配信内で双子座火星期間(~2023年3月)について気をつけたいこと、双子座の性質とは?などをテーマにお話した内容がYoutubeにアップされています。よろしければご覧ください。
2023年3月の天体配置といえば…
動画内でもお話していますが、魚座海王星と双子座火星のスクエアは2023年3月にも形成されます。3月には土星も魚座に移動しているし、太陽、水星も魚座にある時期で魚座&柔軟宮祭り。情報の錯そう感は今月より強いかもしれません。2023年3月もやはり乙女座要素、射手座要素を意識して過ごすのが良いのではと思います。
2023年3月と聞いてピンと来る占星術クラスタの方、多いかもしれませんね。そう、2023年3月には、土星が魚座に移動するのに加え、冥王星が山羊座から水瓶座へ1回目の移動をするんですねー。
なので2023年3月は結構天体配置的には変化の大きいときです。今社会情勢的にちょっと不安定な状態ですが、2023年3月以降、それらがひと段落するのか、あるいはこれまでの社会体制の瓦解へと進んでいくのか。
(ちなみに冥王星は一旦水瓶座に移動したあとに逆行して山羊座に戻るのを2回ほど繰り返したあとに水瓶座へ長期滞在します。
具体的な滞在時期は
2023年3月23日~6月11日
2024年1月21日~年9月2日
2024年11月20日~2043年3月9日
2043年9月1日~2044年1月19日
です。)
過去の水瓶座冥王星期をざっくり見てみる
過去2回の水瓶座冥王星期をざっくり振り返ってみますと
1532~1553年:
大航海時代・アメリカ大陸の発見・インカ帝国滅亡/イエズス会の設立、他国への布教を試みる/コペルニクスが地動説を発表
1777~1798年:
ハーシェル天王星を発見/アメリカ合衆国の独立/フランス革命
こんな感じです。共通して見られるのは「今ここにはない新たな可能性を求めるための行動」「あるべきよりよい体制を追求するための行動」かなと思います。
具体的には宇宙に関する新概念の提唱や発見、政治体制の転換が起こっていますね。今回の水瓶座冥王星期(2023~2044年)も宇宙関係で今までには考えられなかったような発見や発展が起こるのかもと思いますし、国の体制が変わっていくことも考えられます(暴力を伴わないかたちでの体制転換を切に望みますが)。
そんなわけで、変化が起こっても不安になりすぎないように心づもりをしながら過ごしていくのが良いんだろうなと思います。
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