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地味にめちゃくちゃ難しい……(PENTAX 04 TOY LENS WIDE)

 PENTAX Qのレンズでも、04 TOY LENS WIDEは難しい。
 前回お話した07 MOUNT SHIELD LENSなんかは、見るからに癖玉で、癖玉のつもりで極端に振って使えば、というやり方がわりと素直に出てくるんですけど、04 TOY LENS WIDEはなんか、地味に難しい。

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 いい感じのレトロなクリニック、そこにAuto110モード(昔のフィルムのポケットカメラ風の写りになる)にした04 TOY LENS WIDEは似合うかな、と思ったら、これ。
 ライカ判換算33mmの程々の広角レンズをつけたカメラ持って、大阪の街中を歩いてて撮りたくなるのは、どうしても建物が入った、こんなにひん曲がったら苦しいものばかり。
 街と相性が悪いんじゃなかろうか……。

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 花とか植物だけとかで画面を構成するなら、まあ歪曲はそれほど気にならなくなる……んだけど、そういうシーンが街中じゃ少ない。
 とはいえ、03 TOY LENS WIDEの歪曲を補正してしまうと、わりと普通に写るレンズになっちゃう感じもなくはない。

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 フェンス越しの花とかフェンスを越えてきてる花なんか、都市部の緑化って感じで好きなんですけど、このわずかに入ったフェンスが盛大にひん曲がるといっぺんにブサイクになるんですよ……。
 PENTAX Digital Camera Utility 5で手動補正はできるので、ディストーション補正の「補正バランス」を-30~35くらいで大体まっすぐな感じになります。大体。

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 直す前はこんなん。補正とともにかなり切り取られちゃうな。

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 谷町九丁目に用事があるのに、中央線で谷町四丁目まで来たら、谷町線への乗り換えが反対側。なんで大阪市営地下鉄はいつも乗ったところと乗り換え口が反対なんだろう……。
 そして「一駅歩いてスナップするか」と思って駅を出ちゃったら、あいだの谷町六丁目駅を失念、二駅歩く羽目に。それで2キロ。なにやってんでしょう。

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 どのへんだったかな、意外とアップダウンがある、というか急勾配というくらいの斜面。

 でもって谷町九丁目にたどり着き、買いたかったコーヒー豆を確保。
 アントニオコーヒービーンズっていういいお店があってね。お気に入りのキューバクリスタルマウンテンと、今日はケニアレッドマウンテン深煎を。

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 フェンスの向こうにいたネコ。まだ小さいかな。
 フェンス挟むと人間が手出しできないことくらいはわかるみたいで、広角レンズ近づけても特に気にせずこの体勢を崩しませんでしたね。

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 これだけ03 TOY LENS TELEPHOTOに変えちゃいましたが。やっぱこっち使いやすいな……。

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