服部緑地ぶらり (K-70 / smc PENTAX-A 35-70mmF4)
私は大阪府南部生まれで、今も大阪市南部住まいの、南に魂を引かれた古い泉州人なので、公園にいくといっても天王寺公園や長居公園が馴染みなんですが、たまには気分を変えて北摂の服部緑地に行ってきました。北へ行こうランララン。
都市緑化植物園
というのも、地図見てたら植物園があるのを思い出したんですよね。
前は天王寺公園にもあって好きだったんですけど潰されてしまって。代わりにできたの商業施設。
温室あるのが嬉しい。いつ行っても見れるし、ウツボカズラとか熱帯系の変なの育ててるし。これはヒョウタンウツボカズラなる栽培品種とのこと。
これはウコンサンゴバナかな?
水芭蕉……かと思ったけど結構背が高かったし、オランダカイウというやつなのかな。うーん?
ランの類かなあ。わからなかった。
アンスリウム。赤くなるペースが違ってた。
温室を出てぶらぶら。外も色々あるけれど、やっぱりもうちょっと秋らしくなった時期のほうがよかったかな。開花情報が手書きなのがいい。
コスモスにショウリョウバッタが居座ってた。
日本民家集落博物館
でもって、服部緑地には古民家を収集・復元・展示してるなかなか特異なエリアがある。さすがに頻繁に展示が変わったりはしないけれど、たまに行くとやっぱり見応えあっていいな。
なお今日の写真はちょっとレトロ感を出せないかな、と、80年代前半のオールドレンズsmc PENTAX-A 35-70mmF4に、スカイライトフィルター(紫外線や短波長のブルーを一部カットして、晴天下の青被りを補正する。微弱な効果なんで、昔は保護フィルター代わりにつけたりしてました)をあえてつけていきました。
カスタムイメージもFLATをベースに、ちょっとレトロっぽくならないかといじってます。まだパラメータは研究中。
宮崎の椎葉村の民家。ちょっと角度が悪いんですが、部屋をずらっと一列に連ねて細長くする竿家造りという形態。
かなり山深い土地で、今でも棚田で知られるようなところらしいので、そういうところなら斜面を切り下げた細長い土地に細長く建てるほうがやりやすいのはわかる気がする。この民家も奥側は窓もなくて、そっちが崖に面してたっぽい。
十津川村の民家。妻側と軒先に縦長の板を並べてあるのが特徴で、台風の雨風を避けるための造りだそう。ここを下手にやると谷風が吹き上がってきて屋根を飛ばされると。
手前についてる小屋がトイレなんだけど、刀掛けがつけられてあって、幕末の郷士がいつ襲われても対応できるように用心してたのがわかる、とのこと。さすがの十津川郷士だ。
これは南部の曲家といわれる盛岡の民家で、母屋と馬屋を接続しちゃって上から見るとL型になってる。馬屋つきの民家は他にもあるんだけど、さすが南部馬の産地だけあって3頭入れられるでかい馬屋。
あと屋根のてっぺんに花を植えてて、春先には咲くそうな。
他にもいろいろあって、かなり丁寧な解説もつけられてる面白いところ。
突然のバードウォッチング
公園内を歩いてると、コココンと木を叩くような音がする。ん、と思って見上げると、近くを小鳥が飛び交ってたので、慌ててレンズを望遠に付け替えて追いかける。
まあキツツキの音で気付いたというのに、最初に撮れてたのメジロだったけれど。
キツツキ、ちゃんとコゲラもいましたよ。しかしよくこんなのピント合ったなあ。他のもっと合いそうなカットで外してたり迷ったりしてたのに。
コゲラ二匹連れ。
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