ChatGPT 4.0を使って漫画を描いてみた体験


こんにちは、皆さん。
今回は、少し変わった方法で漫画を作成する体験談を共有したいと思います。

それは、ChatGPT 4.0を使って、ストーリーからキャラクター設定、そして絵までを生成するという試みです。

通常の漫画制作とは異なる新しいアプローチであり、AIがどこまでクリエイティブなプロセスを支援できるかを試しました。

1. アイデアの発想とプロット作り

漫画制作の最初のステップは、ストーリーのアイデアとプロット作りです。私は日頃から豊富なアイデアを持っているのですが、今回はChatGPT 4.0に頼り、共作という形でアイデアを広げていきました。

ChatGPTに「未来の世界で特殊能力を持つ子どもたちが共に成長していく物語」をリクエストしてみると、驚くほど詳細なプロットを提案してくれました。例えば、未来都市でのテクノロジーが進化した背景や、子どもたちが抱える個々の悩みまでが細かく設定されていて、これを元に物語の骨組みを作り上げることができました。

2. キャラクター設定とデザイン

次に、キャラクターの設定デザインです。キャラクターの個性や背景をChatGPTに伝え、それを基に性格や見た目を提案してもらいました。AIは、キャラクターの物語との関連性を理解して、どんな性格や外見が合うかを考えながら返答してくれます。

例えば、冷静沈着なリーダー役の女の子は、クールな表情と黒髪のショートカット、サイバーパンク風の衣装がぴったりと提示されました。この段階では、まるでプロの漫画家とブレインストーミングしているような感覚がありました。

3. 絵の作成

絵の部分は、実際にAIがどこまでできるか興味深い点でした。私は、DALL·E 3という画像生成AIを使用してキャラクターやシーンのイラストを作成しました。テキストでの指示を元に、思い描いたキャラクターや背景を絵にしてくれます。

ここで驚いたのは、AIが非常に細かなディテールまで反映できることです。もちろん、すべてが完璧ではないため、手動で修正する部分もありましたが、ラフスケッチとしては非常に優秀で、時短に大いに役立ちました。

4. AIとのコラボレーションの可能性

この体験を通して感じたのは、AIはクリエイティブなプロセスを大幅にサポートできるということです。特にストーリー作りやキャラクターデザインの面で、アイデアを膨らませたり、独自の視点を加えることで、より深い物語が作れます。

もちろん、漫画制作には技術的な部分も多いですが、AIのアシストによって、発想力や物語の構築がさらに効率的に進められる可能性があります。AIとの共作は新しいクリエイティブの形であり、未来の漫画制作において、ますます活用されていくでしょう。

5. 今後の展望

私自身、この方法を使ってさらに多くの作品を制作しようと考えています。特に、アイデアに詰まったときや、短期間で多くの作品を作りたいときには、AIが強力なパートナーとなるでしょう。今後、技術がさらに進化すれば、AIだけで完全な漫画を作成する日も近いかもしれません。


もしこの記事が興味深いと感じたら、次回は「実際に作成した漫画のプロセス」をさらに深掘りして紹介します。ぜひお楽しみに!


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