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日記と感想:三拍子の娘(1,2巻)

三拍子の娘
著者:町田メロメ、出版:eBookJapan Plus

最近全然note更新できてないよ~本は読んでるのに~という気持ちが雪だるま式に大きくなって、それでもなかなか手を付けられなかったので、漫画の感想で気持ちをリセット。そんな感じ。

自分がどう思ったとか、そういうのって、ほんとは読み終えた余韻が終わりそうな、そういうタイミングが一番フレッシュで、一番鮮明なのは、分かっているけど、なかなかできない。

仕事が忙しかったり、睡眠が不足したり、飲みすぎたりすると、自律神経の乱れをひしひしと感じる。Youtubeを見る時間が増え、ダラダラし、横になると寝てしまう。せめて第五人格やモンハンとか、能動的に操作が必要なゲームをすればいいのに、受動的な享楽に落ち着いてしまう。

調子がいいと、ピアノや読書といった能動的なアクションに取り組めるが、そうでないとYoutubeの海に溺れてしまう。noteや日記も、全然かけなくなってしまう。これが自分の自律神経のバロメータ。笑 Amazonの配送だって、調子いいときは本日配送してくれるけど、そうでないときは来週になったりするもんね。

フランス出張を含め、楽しかった美味しいもの食べまくる月間も終わりに差し掛かり、クレジットカードの使いすぎに頭を悩ませているものの、生活習慣をそろそろ正していかないとな、と思い馳せている今日このごろ。スマホを触る時間を減らすためにも、PCでnoteを書いています。(以上日記)

とりあえずあらすじ~

私たち、親に捨てられちゃったけど、結構楽しく暮らしてます。流されやすい長女・すみ、自由気ままな次女・とら、優等生だが謎多き三女・ふじの折原三姉妹。決して完璧な3人じゃないけど、私たちには私たちのリズムがある。ワルツのように軽やかに、日々の暮らしはこんなにも、強く、楽しく、愛おしい。

自分は漫画はそこそこ色々読む方だと思うけれど、特に日常系は好きなジャンルの一つ。こういう生活っていいよね、とか、日常に対してこんな素敵な視点をもてるのか!ということが多い作品、もしくは言葉選びが神ってる漫画が特にお気に入り。なので『ちーちゃんはちょっと足りない』で名を馳せている(?)阿部共実の『潮が舞い子が舞い』(別冊少年チャンピオン&マンガクロスwebでクロス連載しているから単行本で見てる)なんかはすごい好きな話なのです。

そこで本作、三拍子の娘。めちゃくちゃ良い・・・!
音楽好きでとても楽観的な長女、動植物が好きでコミュ力の鬼の次女、仏像好きで聡明な三女。三人の織りなす日常を鮮やかに描き出す、そんな感じ。
シンプルなんだけど、ちょっとノスタルジックなセピア色の線で描かれる三姉妹の日常生活。三人にとっての日常だけど、読んでる自分にとっては発見の連続。とても良い。(語彙力)長女が締切に追われているときにドヴォルザークの『新世界より』を聴きながら、ドヴォルザークと一緒に車窓を眺める話や、進路相談にて仏像マニアが随所に出てしまう三女の話が特にお気に入り。

日常系のいいところは、根幹を流れるストーリーが緩やかに流れるものの、個々の話は気兼ねなく読めること。一方で、キャラクターたちの生活を覗き見して、自分もこういう風に暮らしたいな、と思わせてくれるような漫画は、自分の気持ちのリセットにちょうどよい。夢追いかけて海賊王を目指すのもいいけれど、毎週ドキドキするのはちょっと大変なので、ときには自分は日常の延長線上に生きている、そういう風におもわせてくれる漫画もいいよね。

それでは!


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